25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

オバマケア

2017年01月24日 | 社会・経済・政治

 国民年金、厚生年金、健康保険。これはありがたい保険だと思う。アメリカではやっと健康保険(オバマケア)ができた。これは高い医療費負担となるすべての人にとってとっても安心できる制度だ。アメリカ共和党はこの制度を廃止したい。しかしトランプ大統領はしたくない。だから「オバマケアの見直し」とだけ言ったのみである。プアホワイトから、健康保険を有り難がる層からの支持が多いからだ。

 日本は医療保険制度があるから、人々は、自分での健康管理を怠る傾向はあるように思う。病院に気楽に行ける。老後の仕事のようにいく人もいる。自由主義を謳う共和党は「自分のことは自分で責任とってやれよ。怠け者にやる金なんてないぜ」と言っているようである。

 しかし、人間社会には必ず社会的弱者がでる

いつ誰だってどうなるかわからないというのが人生である。ある時、事故にあう。ある時重大な病気が起こる。ある時、会社が倒産し、職を失う。

 安心して医療が受けられることに甘えていてはいけない。そうでないと医療費負担は政府だけでなく、病気が少ない若い人の医療費負担まで圧迫する。現在の70代行、80代の過度にな薬信仰をときどき冷ややかに見るときがある。それはその世代がペッと路上に痰を吐いていたのと同じような振る舞いに感じる。一人一人のマナーによって医療費削減も可能はずである。この当たり前の制度を歴代内閣は維持してきた。維持には国民側も努めねばならないと思う。

 健康保険料が上がり、仮に50年病院に行ったことがない、という人などは、文句のひとつどころか、返還してくれと、言い出しかねないと思うが日本列島人は内にはおとなしいからそんなことにはならないのだろう。

 


 

 


 



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