25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

山尾志桜里のあわれ

2017年09月07日 | 社会・経済・政治

 東大の法学部、元検察官であれ、慶応大学、弁護士であれ、メスとオスにはかわりなく、ヒトはその点では万人同じで、メス、オスから免れるものではない。

 そして肩書きが優秀なものほど、メスオス下半身問題をヒトは面白がる。

 民進党は出鼻を挫かれ、新党首は誠に運が悪かった。昔のマスコミは不倫問題などネタにしなかったもので、田中角栄のおめかけさん問題でもだれも攻撃することはなかった。今テレビ番組やニュースを作っている人たちでも、清廉潔白な人というのはどのくらいいるものだろう。みな、自分はさておき、と考えているのだろうか。不倫するのだったら予め離婚しておけ、と言っているようなものでもある。 

  一方で、離婚は世間体が悪く、絶望的状況に開きなおり、地獄のような夫婦関係、氷ではさまったような夫婦関係を死ぬまで続ける人もいる。

 こんな人から見れば、山尾志桜里の高級ホテルでのデートは羨ましいを通り越して、妬ましく、憎々しく見えることだろう。

 エロスを含む感情は現在のマスコミが作りだす政治家のイメージでは致命的だろう。幹事長になることを二人で祝いかったことだろう。意見も聞きたかったのだろう。下半身問題でも堂々と記者会見して、本当のことです、何が悪い? 誰が見た? とでも言い返したらいいのに、と思うが、その兆しはない。このままでいけば離党ということなのだろう。

 下現代は「半身は秘密のなかの厳粛な秘め事」なのだ。

 



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