25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

北がミサイルを射てば

2017年03月06日 | 社会・経済・政治

   北朝鮮がミサイルを日本海に射つと、そのたびに日本は右傾化していくように思える。右の極右は復古主義で、明治憲法への回帰である。今時そんなものがあるものか、と思っていたら、それが徐々に幅をきかせているのである。

   いよいよ自民党は憲法改正へ発議する、と昨日の党大会で安部首相が大声で檄をとばしていたから、この三年くらいの間で実行に移すのかもしれない。

   僕は自衛隊を災害救助隊と自衛隊に分けて、自衛隊の方は専守自衛だだけでよいと思う。憲法改正案にもいろいろあって、改正論者がすべて自民党案ではないことは自明のことだ。

   憲法は国民を縛るものではなく、権力を縛るものである。まずこの大原則の確認が必要である。

   政治家の暴走を防ぐためのものなのだ。アメリカからの押し付けられたものだというレベルの話などではないのである。まずこの論議が広く行わなければならない。

  論議では押し黙り、陰でゴニョゴニョする日本列島人の悪癖は戦後の70数年後にどう変わっていふのだろうか。「A  LIFE  」のようなドラマが未だに存在するのだから、内に感情を押し込んだ末に、突然歪曲に吐き出す、という結論になりかねない。その点では「ドクターX」の方が湿っぽくなく、ドラマとしてすっきりしている。

  どうなるのか日本国憲法。どうでるのかトランプ大統領と習近平。顔色を伺うことはやめて堂々と仲良くやってほしい。ミサイルが飛んできたら引き返してしまう装置はできないものか。武器を無化する方法を誰か考えださないものか。リアルに考えてみたことはあるのだろうか。こんな研究こそ自衛隊の仕事でもある。

 

 



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