25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

猫、犬のことなど

2018年03月29日 | 日記
 人間は武器を作り、コンピューターを作り、霊長類の長を誇っているように思えるが、娘の夫にしろ、息子にしろ、絶えず働いている。働くというには生活の基本の糧を得ることだ。収入が多ければ、それなりの贅沢なこともできる。
 時々、実は世界を支配しているのは猫と犬ではないかと思うことがある。さしずめ鎖で繋がれない猫はその長ではないかと。彼らは働かなくても、人様が食事をくれる。栄養のバランスも考えてくれ、病気になれば病院にも連れて行ってくれる。これほどよい生活は人様にはできないだろうから、猫がこの世の支配者の長といっても過言ではなかろう。次が犬だ。いつの間にかヒトは猫と犬を可愛がるものとして扱ってしまった。
 ヒトがそれで喜んでいるから、猫、犬にとっては大成功というわけである。

 桜が散って、山が若葉で膨らむ季節がそこまできている。一番よい季節だ。尾鷲の人工林には辟易するが、一部、曽根から二木島、磯崎に至る道路からは原生林の山が見える。特に樹木の多さで驚くのは神話で神武天皇が上陸したと言い伝えられる楯ゲ崎である。ぐるりと崎の端まで1時間弱だろうか。親切にも樹木に名札がある。何度も行っても、樹木の名を覚えられない。
 さすがここには猫、犬はいない。野鳥がいる。鹿や猪、猿などもいるのだろう。ドングリ類は豊富のように思える。鹿や猪は生きるに大変だ。
 
 孫たちが東京に帰って、今日は静かである。食べ過ぎた十日間だった。こどもの成長は著しく、特に幼稚園に入って二年経つと、社会的生活の教育を受けるわけで、多くの同じ年のものと接するのだから成長が加速するように思える。孫娘は四月から小学生で、一ヶ月は五年生の男子生徒が登校に付いてくれるということで、今日はその男子生徒が挨拶に親子共々くるらしい。へえ、てなもんで、学校もそうなっているのか、と感心してしまう。東京の一学校の一学年の生徒数は少ない。孫娘はそれでも大規模校にいくことにしたのだが、それでも一学年2学級である。尾鷲小学校の半分程度ではないか。またここは公立の小中一貫校でもある。
 孫たちは21世紀の終わりまではいきる可能性がある。途中、シンギュラリティー(技術の特異点)も経験することだろう。21世紀末で日本の人口は5000万人~6000万人くらいである。
 


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