25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

小説の応募

2016年01月08日 | 日記

  今日は1月末の「現代文学新人賞」と3月末締切の「文藝賞」にそれぞれの作品を応募した。

 これで、「文学界新人賞」と「群像新人賞」にもすでにだしたので、4作品を一応読んでもらえることになる。 昨年の9月から決心をして書き始めて、8作品となる。

 小説としてどのレベルなのかわからない。自分のこととは実に自分でわからいものだし、それが他人の編集者のこころを動かすものなのかもわからない。

 もう5ケ月も過ぎると、ビジネスのことは考えなくなる。これまでの仕事のアンテナも低くなる。

 そして頭の中は次にどんなことを書こうかと、いつも思うようになっている。幾つかの問題にも気がつき始めている。悪人を描くことができないこごだ。あるいは正義の顔をしてじつは悪をなしているひとの心理面が描けないこごだ。漱石も一切悪人を描かなかったから、まあ、いいか、とも思うのだが、現代ではその描きかたも必要になって、くるのではないかと思ったりもする。漱石が小説を書いたのは、わずか10年間であった。そのことを考えると、まだまだやれるわい、とも思う。

 だから10年はとにかく続けるつもりだ。

今日はひとりでひっそり祝杯しよう。



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