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目には目を!

2019-08-13 22:11:44 | <俚諺> エーゴのことわざ、名言

お盆に全くふさわしくないタイトルですみません。

 

でも、ホワイト国云々に対するお隣カンコクの対応を見ていると、

「おい、日本、やったな!なら、こっちもやるぞ!」みたいな感じで、それで思い出したのが、

「目には目を、歯には歯を」と言う古代メソポタミア文明のハムラビ法典の一節です。

 

中学だったか高校だったか名前だけ覚えたハムラビ法典、Hammurabi's Code。282の法律からなるもので石柱に書かれていたんですね。

 

さて、その一節は、"An eye for an eye, and a tooth for a tooth." まあ、日本語の訳そのままです。

 

で、この言葉って、一般には報復の法律みたいに考えられていますが、実はもうちょっと公平さを重視したために作られた法律だったそうです。

この法典は今でいう刑法にあたるようですが、古代バビロンの時代の刑罰は現代のそれと比べるとかなり変わっているようです。当時には階級制度がありましたからね。

 

例えば、エリートクラスの人間が下のクラスのものに悲惨な罪を犯した場合は、罰金を払えばすみますが、立場が逆になった場合は、さらに厳しい罰が科せられたそうです。

 

そして、この目と歯、実際に目と歯について述べられています。

「あるものが他人の目を潰したら、潰した人間も目を失わなければならない。」

「同じ位の者が、他人の歯を折ってしまったら、やった者も同じように歯を折らないとならない。」

 

家族や結婚、農業から家畜、年貢のことまで書かれていたこの法典、「親をぶつ子供は、その手を切り落とされる」とか「愛人または娼婦の子供が、養父または養母に対して『あなたは私の父(母)親ではない』と言うと舌を抜かれる」など、積み木くずし(古っ!)とは無縁の法律もあったようですよ。

 

まあ、それにしてもカンコクの場合は子供じみた仕返しって感じがしますし、私個人的にはカンコクのものを買いたくない人なので、別にそれでもいいよ~ってとこなんですけどね。


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