『出会い』
地球上にいる人々達や初めて見る物なんか
すべてにおいて意味があるものだと思う。
いい出会いもあればよくない出会いもある
よい出会いがあるからこそ悲しい別れもある
私出会っちゃったのよ…
【スロット】に!
平井(友人)によるパチンコデビュー戦で勝利を収め、その後3連勝をし完全にパチンコの虜になった私は
調子にのってパチンコ屋さんの扉を叩き続け3連勝後、負け続け、パチンコの恐さを教わる。
【パチンコって負けるんだね】
と知り、勝った分は綺麗にパチンコ屋さんに返却していた。
そして一時、扉を叩かなくなる。
いや、叩けなくなったのである
お金がなくなったのだ
そうこうしてるうちに時間は流れ大学生になった。
私には2歳年上の兄がいる
2歳年上の兄と同じ大学に進んだ私は、2人暮らしをすればいいものの1人暮らしをしたい!というわがままを貫きとうして念願の1人暮らしを始める
慣れない1人暮らしに悪戦苦闘しながら最初の数ヶ月は大学の授業や1人暮らしでパチンコの事はすっかり忘れていた。
部活ではバスケ部に入部し毎日学校・部活の繰り返しであった
他県ではあるものの同じ県、同じ大学に進んだ兄弟は兄の家にある1台の洗濯機を共同で使っていた。
そんなある日
いつものように洗濯しに行こうと兄の家に行ったが鍵が閉まってるので連絡をした
トゥルルートゥルルー
ガチャ
『もしもし、洗濯したいんやけど鍵閉まってる!!』
【あぁ!すまん。鍵閉めて出たわ!】
電話に出た兄の後ろが、なにやらものすごくうるさい音がなっている。
【今、打ってるから鍵取りに来て!】
と電話が切れる。
何…?
打ってる…?
パチンコか!!!!
まぁ鍵がないと洗濯もできないし、とりあえず指定された店に行くか。
と半ば仕方なしに向かう。
その時にはまだ理性はあった。
一度はハマってしまったパチンコだったけれど調子にのって行き続けた結果やられまくって恐怖を受けたので再びあの恐怖を味わうくらいなら、とパチンコ屋に入っても二度とやらないと決めていたからである。
行って鍵もらって洗濯!
と自分の中のプランは出来上がっていた。
しかし
ギャンブルって奴は
そう簡単に
私を
帰してくれなかったのである…
指定された店に着き兄を捜すがいない。
当時の私は、パチンコといえば『海物語』しか打った事がなかったのでパチンコ屋にいるといえば『海物語』にいると思っていた。
現在もそうであるがパチンコ屋さんは大きくわけて
玉で遊ぶパチンコ
コインで遊ぶスロット
この2種類がある。
(パチンコ専門店、スロット専門店というのもあるが)
純粋だった私は捜せども捜せども兄がいなかったので兄にメールを送ってみる!
すると
【スロットコーナーにいる】
と返信が来た。
スロットコーナー???
なんだそれ?と思いながら店内を見てみる
よ~く見渡してみると店内は広く確かにパチンココーナーの奥のほうにパチンコではない別のコーナーがあることに気づく。
『あ、あっちね』
と、そっちに歩きはじめる。
今考えると、何気なく歩いていったあの行動がなかったら私はギャンブルという道から完全に足を洗えたはずである
『いないから帰る』
と返信をしていれば…
そして私の夢にまで見た大学生活は
『バスケ』と『スロット』の2つで成り立っていったのである…。
続く。
地球上にいる人々達や初めて見る物なんか
すべてにおいて意味があるものだと思う。
いい出会いもあればよくない出会いもある
よい出会いがあるからこそ悲しい別れもある
私出会っちゃったのよ…
【スロット】に!
平井(友人)によるパチンコデビュー戦で勝利を収め、その後3連勝をし完全にパチンコの虜になった私は
調子にのってパチンコ屋さんの扉を叩き続け3連勝後、負け続け、パチンコの恐さを教わる。
【パチンコって負けるんだね】
と知り、勝った分は綺麗にパチンコ屋さんに返却していた。
そして一時、扉を叩かなくなる。
いや、叩けなくなったのである
お金がなくなったのだ
そうこうしてるうちに時間は流れ大学生になった。
私には2歳年上の兄がいる
2歳年上の兄と同じ大学に進んだ私は、2人暮らしをすればいいものの1人暮らしをしたい!というわがままを貫きとうして念願の1人暮らしを始める
慣れない1人暮らしに悪戦苦闘しながら最初の数ヶ月は大学の授業や1人暮らしでパチンコの事はすっかり忘れていた。
部活ではバスケ部に入部し毎日学校・部活の繰り返しであった
他県ではあるものの同じ県、同じ大学に進んだ兄弟は兄の家にある1台の洗濯機を共同で使っていた。
そんなある日
いつものように洗濯しに行こうと兄の家に行ったが鍵が閉まってるので連絡をした
トゥルルートゥルルー
ガチャ
『もしもし、洗濯したいんやけど鍵閉まってる!!』
【あぁ!すまん。鍵閉めて出たわ!】
電話に出た兄の後ろが、なにやらものすごくうるさい音がなっている。
【今、打ってるから鍵取りに来て!】
と電話が切れる。
何…?
打ってる…?
パチンコか!!!!
まぁ鍵がないと洗濯もできないし、とりあえず指定された店に行くか。
と半ば仕方なしに向かう。
その時にはまだ理性はあった。
一度はハマってしまったパチンコだったけれど調子にのって行き続けた結果やられまくって恐怖を受けたので再びあの恐怖を味わうくらいなら、とパチンコ屋に入っても二度とやらないと決めていたからである。
行って鍵もらって洗濯!
と自分の中のプランは出来上がっていた。
しかし
ギャンブルって奴は
そう簡単に
私を
帰してくれなかったのである…
指定された店に着き兄を捜すがいない。
当時の私は、パチンコといえば『海物語』しか打った事がなかったのでパチンコ屋にいるといえば『海物語』にいると思っていた。
現在もそうであるがパチンコ屋さんは大きくわけて
玉で遊ぶパチンコ
コインで遊ぶスロット
この2種類がある。
(パチンコ専門店、スロット専門店というのもあるが)
純粋だった私は捜せども捜せども兄がいなかったので兄にメールを送ってみる!
すると
【スロットコーナーにいる】
と返信が来た。
スロットコーナー???
なんだそれ?と思いながら店内を見てみる
よ~く見渡してみると店内は広く確かにパチンココーナーの奥のほうにパチンコではない別のコーナーがあることに気づく。
『あ、あっちね』
と、そっちに歩きはじめる。
今考えると、何気なく歩いていったあの行動がなかったら私はギャンブルという道から完全に足を洗えたはずである
『いないから帰る』
と返信をしていれば…
そして私の夢にまで見た大学生活は
『バスケ』と『スロット』の2つで成り立っていったのである…。
続く。