実際に少し前の時代の服に新鮮さを感じたことのある人はいるでしょう。ファッションと言うものの性質から、ファッションは、時代ごとに巡り巡ってゆくとも言われています。レディースファッションはもはやファッション雑誌ぬきにしては語れません。今ある服を活用しながら、新たにどのようなものを買足したらよいかすぐわかるのも、レディースファッション雑誌を読むメリットだと言えるでしょう。その服というのが、千鳥柄に大きな白いボタンのコートで、落札した当時は千鳥柄がかわいいと思ったものの、大きなボタンが気になった上に着ている人が少ないため、しばらくクローゼットに保管していたのですが、5~6年後には千鳥柄の服が増えて、個性的なボタンがかわいい、と言われるようになっていたというのです。
日本のファッションは主にアメリカなどから入ってくることが多いので、アメリカで流行ったものをとりいれれば間違いはないのですが、日本でそのファッションが消化されるときに日本独自のスパイスが加えられることも多いものです。しかし、ファッションの仕掛け人となるのは、レディースファッション雑誌であることも忘れてはならないでしょう。流行のファッションというものは、どの時代にもあるものです。書いてある服を揃えれば、それを着まわして毎日新鮮なファッションを楽しめるので大変参考になります。レディースファッション雑誌を参考にしてファッションを決める人は多いでしょう。
以前オークションで落札した昔の服が、今役に立っている、という話も聞きます。流行のファッションを毎年季節ごとに買いそろえることはできないので、いかに今自分の持っているアイテムと組み合わせるかがカギだと言えます。雑誌によっては、1週間でいくつかのアイテムを着まわす、というコーディネイトを提案していて、どんな服を買ったらよいか分からない、という人に向いています。このように、レディースファッションは時代にそって移り変わるものなので、次の流行を予測することも不可能ではありません。
私たちがレディースファッション雑誌をお手本にしてコーディネイトしたいと思うのは、流行の服をうまくアピールしているからでもあります。このように、流行のファッションを着こなすには工夫が必要なのです。雑誌ができあがるまでに、元となるファションに、モデルさんや編集者の美的センスが盛り込まれて新しいものとなります。そんなスパイスを加える役割を担っているのがレディースファッション雑誌なのです。