毎月あるというその頻度と、出血だけでも悩ましいのに、生理痛まであれば煩わしいと思っている方も多いでしょう。この生理にともなって様々な異変が体内では起こっていて、不快な痛みを伴う場合もあり、これを生理痛といいます。その生理のメカニズムについて、もう少し詳しくみていくことにしましょう。子宮で待っていた卵子と、受精した場合に着床するために準備された子宮の内膜を体外へ排出するわけなのですが、内膜を排出するためには子宮からはがす必要があります。ご存知だとは思いますが、生理はただ無意味に毎月出血を繰り返しているだけではなく、妊娠・出産のために体をきちんと整えてくれている現象なのです。
受精のために準備されたこれらの子宮内のものが、はがされて体外へ排出される際に出血をします。女性なら、誰でも一度は悩む生理の問題。出血とともに体外へでていくものが、月経血として体外へ排出されるわけで、これを生理といいます。生理の日数は、だいたい3~7日程度で、2~3日目をピークに出血量がもっとも多くなり、7日目頃には終るのが通常とされています。その卵巣から、卵子が排出され、ゆっくり子宮へと移動します。
女性の体には卵巣というものがあり、その卵巣は卵子をつくる役割をしています。もちろん個人差はありますが、女性の体は、一般的には28日周期でこれを繰り返していて、体調やストレスによって日数の差があるものの、2~3日程度の誤差であれば問題はありません。これが8日以上だらだらと続く場合や、出血量が極端に少なく2日程度で終ってしまうような生理の場合は注意が必要とされています。これを排卵といい、排卵が行われると同時に子宮は子宮自身の内膜を厚くしていき、いつ受精してもよいように妊娠のための準備を始めます。毎月きちんと妊娠・出産のための準備を体が行っていて、妊娠が成立しないときにおこる排出現象ということです。
大きくわけて、低温期と高温期に二極化していて、これにより基礎体温計を用いて自分の排卵時期を推測することが可能とされています。やがて子宮へ辿り着いた卵子は、一定の期間の間受精を待ちます。また、この一連の生理現象の期間中には、女性の体内はホルモンの働きによって体温の変化があります。この間に、受精が行われると妊娠が成立するわけですが、成立しなかった場合にはこれらの準備は全ていらないものとされ、今度は体外へ排出されようとします。
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