goo blog サービス終了のお知らせ 

アラコー(around後期高齢者)の春秋

みっちゃん(昭和をともに生きた女たち)へのこひぶみ

ミンクのクッション

2012年12月30日 | 衣食住
今から30年以上前でしょうか、世の中は岩戸景気だか高原景気だかで浮かれていました。でも庶民(私)は十年一日のごとく、スーパーの特売を追っかける暮らしをしていました。その頃からでしょうか、女子大生がビィトンのバッグを持ち毛皮のコートをきていたのは。親ばかでしょうね、この種のオシャレは中年にこそ比較的似つかわしいものですが。

流行はやがて中年のおばさんまで波及して、、、だいたい流行というものはおばあちゃんが若者の真似をし始めると終息するものですが、みつちゃん、あなたは毛皮のコートを持っていますか?今となっては愚かさの象徴でしかないミンクのコート(あまり高価なものではありませんが)を、私は今もすてられず持っています。いまどき、フェイクファーならともかく毛皮のコートなど着られたものではありません。わかっちゃいるけど棄てられない

最近知り合いの家でミンクのクッションを見かけました。成金趣味のなれの果て、でも棄てるよりはまし(かな?)と思うところが根っからの貧民、愚かな買い物に自戒の意味を込めて我が家にもミンクのクッションが使われることになりました

文字入力

2012年12月28日 | パソコン遊び
みっちゃん
今日スポーツクラブは今年最後の営業なので、この忙しいのにと思いつつ行ってきました。悲しいことに卓球中に足がもつれて転倒、下敷きになった左腕が捻挫したらしく、使いものになりませんこのブログも右手だけで書いていますが、そっとしていると痛くないので骨折ではないでしょう。今夜遅く姪の子供とその子供6人が泊りにくることになっています。格別なことはしませんが、朝ごはんは向いの子ドモ二人を入れて10人、一気に家族(?)は5倍になります。買い物は大型のスーパーの袋に3個、年寄り二人のあまり面白くないはずだけど、立ち寄って泊ろうと言ってくれるのは嬉しいことですから、つい頑張ってしまいますその荷物を運ぶ段階ではそれほど痛く無かったので、やはり捻挫でしょうね。

枕が長くなりました。今日の話題はパソコンです。みっちゃん、あなたはスカイドライブを使っていますか?いわゆるクラウドと言ってファイルをマイクロソフトなど専門サービスを使って預かってもらいます。スカイドライブのほか、ドロップボックス、グーグルドライブ、ヤフーボックスなど無料で多彩なサービスがあります。パソコンからアップロードするだけ、インターネットを通してどこに居てもファイルを見たり、書き換えたりできます。複数の人と共有すれば、一つのファイルを複数の人が書きこんだり訂正したりして完成することができます。特に、東日本大震災のように大災害でパソコンをなくしても、大切なデータはいつでもインターネットから取り戻す(ダウンロード)こともできます。サービス業者はバックアップに万全を期していますから、まずデータが無くなることはありません。

私のファイルは無くなっても笑って済ませますが、スマホ時代大容量の保管庫があることは心強い限りです。さて、本題、昨日スマホからスカイドライブにログインしようとしました。ご存じかもそれませんが、スカイドライブのIDには個人のメールアドレスを使います。例えば tyoutyo@fly.co.jpというIDだとします。スマホの文字入力ではこの中で( . )ドットが入力できないのです。これはおそらくスマホの入力設定を間違ったに違いない!あなたもそう思うでしょう?いろいろ試したけどお手上げ、結局近くのDocomoショップへ走りました。(こういう時はマメなのです)

いろいろ調べていただいて結論、スカイドライブのアンドロイドアプリは日本語入力に対応していないので、日本語入力不可の設定をしなさいとのこと、なるほどプロはエライでもドットは入力できても他の文字(アルファベットも)が全く入力出来ないことが判明むしろドットだけ手書き入力した方がましでしょう?ところがこのて手書き入力も結構曲者、ドットにならずピリオドになったり、ハオフォンになったり、コンマだったり、ストレス上がりっぱなしそこで、思いつきました。スカイドライブのショートカットを作っておいてアプリの代わりに使う、それならパソコンと同じようにログイン出来る筈、、、私ってエライ自画自賛してDocomoから帰りました。

ところが、スカイドライブ自体スマホ(因みにギャラクシーノート)ではドットが入力できない。なんじゃこりゃみっちゃん私はその内ドットもコンマも自由自在手書き名人になっているかも

忘年会

2012年12月27日 | 四季のうつろい
相変わらず「まなび」の話題はパス。みっちゃん、あなたは忘年会を何回しましたか?たぶん遊びの数だけあったと思います。東北で被災された方々には申し訳ありませんが、徳島では私を含めてほとんどの人は東日本大震災のことは政治に丸投げして、クリスマスだ忘年会だとやや浮かれた通常の年の暮れを迎えています。

私はここ数日家の掃除に追われています。掃除で一番悩まされるのは台所、風呂など水回りとか換気扇・エアコンでしょうか。年齢を考え我が家ではオール電化にしています。IHヒーターというのはガスレンジに比べてはるかに掃除がしやすいですね。それでもレンジとテーブルの接着面の僅かな隙間にびっしり油汚れがついてしまいます。昨年だったかこのわずかな隙間のゴミを掻きだすのに期限切れのカードが役に立つと聞きました。カードはかなりしっかりしていて、しかも厚さも丁度良い、出るわ!でるわ!消しゴムのかすのようなゴミ、もしお掃除に困っていたら試されるといいですよ。

例年思うのですが、出したものを出したところへしまうと食器棚も引き出しもそれほど乱雑になることはないのに、よくもこんなに汚くしたとわれながら情けなくなります。それでも一応引き出しを収め、戸棚の戸を閉めると一見きれいですから始末が悪い。我が家は「一見きれい、よく見りゃ汚い」状態が年の暮れには極限に達しています。電子レンジもデロンギの天火もほぼ使いっぱなしなので、汚れを落とすのがたいへん。使えば毎回きれいにしておけば良いものを、、、わかっちゃいるけど止められない。自業自得の地獄の日々でしたが、ほぼ見通しがついたので、今夜は夫と忘年会に出かけました。

忘年会と言っても外食に出るだけですが、格好をつけて西洋料理のフルコースにしました。値段は言わないでおきましょう、例によって格安、健康で過ごせたことに感謝のディナーです。にも拘らず2人ともお酒を飲まないので、お料理が運ばれるやいなや、ひたすらバクバク、バクバク、恋人同士のような会話はもちろんなし、それでも何もないことの幸せをしみじみと感じました。外に出ると冬の冷たい月が煌々と(たぶん満月?)来年もこの面白くもおかしくもない、幸せな忘年会ができますように、、、、お月さまにお願いしました。




「おみいさん」と言う食べ物

2012年12月26日 | 衣食住
みっちゃん
徳島の郷土料理、料理とはいえないかも知れないけど、「おみいさん」と呼ばれる食べ物があるのをご存じですか?正式には「味噌入れ」ともいわれます。材料も作り方も至ってシンプル、大根葉(おねばと呼ばれる間引き菜がベスト)とサトイモを柔らかく煮てご飯を入れて、要するに味噌ぞうすいと言えば分かりますか?ぞうすいともおじやとも違うのは、水けがなくなるまで煮込んで、練った壁のような食べ物です。これを私たちは「おみいさん」と言い慣れています。その昔、10月の刈り入れ時は間引き大根もサトイモも最盛期であることから農家は「おみいさん」をたっぷり作っておいて、昼食にもおやつにも食べたと聞いています。

今年もいよいよ押し詰まって農繁期ならぬ家事繁忙期、我が家の昼食はこの「おみいさん」と焼き芋にしました。まるで終戦記念日メニューですが、食べながら夫と話したのは、母親から出汁の煮干しを食べるように常に強制されたことでした。強制と言えば悪く聞こえますが、私たちの少年少女期というのは最悪の食糧事情の下、子供たちを骨のしっかりした一人前の大人に育てたいという母親の切なる願いがこもっていたのでしょう、出汁が出てしまって口触りの悪い食べ物とも思えない食べ物が、今にして思えば母の優しさと切なさを思い出す食べ物になっています(もっとも今は食べていませんが)。あの頃は、おみいさんにも味噌汁にも煮物にもだしの煮干しは取り出さず、そのまま残っていて食べさせられました。「いやだったなあ!」と夫は長嘆息しますが、そのお陰かどうか骨折をすることもなく、母親よりも長生きをしています。

ところで、最近の大根の種まきは種を2粒ずつ、一定間隔にくっつけられたテープを畑にほそ長く広げて行くんですってね。なぜ2粒かというと、大根も競争させないと育たないそうです。したがってむかしのように間引き大根が大量に出るわけではなく、産直市で売られている間引き大根は専用に作られたものだということです。知ってました?

徳島でも「おみいさん」を知らない若者がほとんどになりました。大根葉もごま油で炒めたり全く違った食べ方をするようになっています。でも私はときどき(1年に1・2回)「おみいさん」を作ります。夫の作ったあまりできのよくない大根の葉を捨てるのに忍びないのと、濃い出汁でじっくり煮込むととても美味しくなるからです。いつか40歳代で亡くなった母親に天国で会ったとき、73歳(80歳?90歳?百歳?)の娘はなんと言ったらいいでしょうね。「おかあちゃん、やっぱりあの煮干しは不味かったよ~?」

サンタさんは居る?

2012年12月24日 | 四季のうつろい
クリスマス・イヴの前夜の昨夜は2歳から可愛がっている向いの少年*太(小学5年生)が、親友のウツギを連れて我が家に泊りにきました。子供も孫もいない私たちにとってそれはサンタさんが届けてくれた贈り物のような一夜でした。二人とも別の部屋に寝るのはまだ心細いらしく、夫のベッドのかたわらに布団を二組ならべると、まるで部屋全体が押入れになったみたい、足の踏み場もありません。

夏だと早起きなのに、なぜか今朝は8時まで寝るのだと言っておきだしません。そしてでてきた話題「サンタさんは実在するか?」
一人が言います。「父さんや母さんがサンタさんになにをお願いするのか聞きすぎる。あやしい。父さんがサンタさんに違いない。去年のプレゼントには「**タウン}のレシートが入っていたし、、、」

もう一人が言う、「サンタさんは確かにいる。公認されたのが世界に0000人、父さんがサンタというのは噂にすぎない」
みっちゃん、どう思う?小学校5年生だよ、幼稚過ぎるのか純真なのか。都会の子供でなくてもそろそろぐれてもおかしくないし、いじめで生きるの死ぬのと騒ぐ年頃なのに。もっと昔だと口減らしに丁稚奉公にだって出ていた歳でしょう?でも私は彼らをとても可愛いと思います。

そんなこんなで、寒さは寒し(なにしろ徳島では氷が張りました)、サンタさんも来るという今日は大掃除は小休止、せめてブログのテンプレートを正月版の衣替えして、真言宗の私たちは、隣家のクリスマスデコレーションのライトアップを見ながら、もちろんクリスマスケーキもなし、サバスキの夕食で満足してねることにしましょうか?明日も寒そう!