三江線、おいらも乗りたい

昨日から一泊で同窓会に行って来た母が、帰って来た。

同窓会…というか、中学校の同級生など8人で、鉄道旅行。
出雲市から木次線トロッコ列車に乗って三次まで行き、一泊。
そして三次からもうすぐ廃止の三江線に乗り、江津から出雲市に戻る…という、
どう見ても、鉄道マニアしか利用しないようなコース。
すげえや！　みんな後期高齢者だぞ！　大丈夫かや？

どれだけ疲れて帰るのか？　と、心配してたのだが、行きもゆったり、ゆっくりで、
いっとおしゃべりが楽しめたらしい。　なかなか宴会の席ではしゃべれないしねえ。

それよりもおべたのは三江線の方。　2両編成らしいのだが、凄まじい乗客だったらしい。
夏休み最後の日曜日ってのもあってか、マニアが大挙押し掛けて乗車。
ウチの母のグループは座れたらしいが、ずっと立ちっぱなしの人もいたらしい。
それに、更にすごいのが窓の外。　いたるところに「撮り鉄」。
沿線の住民の方々も手を振る。　乗客も振り返す。　凄い状態だったようだ。
毎日こうなら、三江線も廃止にならないだろうになあ～！

予想に反し、母は大喜びで帰って来た。　良かった良かった。

話を聞いてて、本気で思った。　おいらも乗りてえ～!

でもなあ。　1日では乗って帰れないし、そんなヒマない。　一人で行ってもつまらんしなあ。
三次までバスで行って前泊。　翌朝からひたすら鉄道乗車…。　家族が許さんだろうなあ。

誕生日は自分を祝うのではなく、自分を産み育ててくれた、親に感謝する日。
そう思えば、昨日は最高の誕生日だったんだなあ…　と、自分に言い聞かせるのでありました…。