えむひみのブログ Mk-Ⅱ

『口だけ郵趣家』の独り言です

小林誠先生の講演会

2011-11-27 21:12:15 | 日記
 今日は出雲科学館で行われたノーベル物理学賞受賞の小林誠先生の講演会に、長男と二人で行ってきました。
学校で薦められ、「行きたい」と即返事した長男。ひと月前に入場整理券が配布された初日に貰いに行き、今日の日を待っていました。
 
 10時の開場前に到着しましたが長蛇の列。驚きました。講演会場のホールも満員状態。さすがですね。
 
 肝心の講演会ですが、「小学5年生以上対象」とあったのですが…。残念ながら正直内容が難しすぎて小学生にはまず理解できないと思いました。子供も「全然分からなかった」と一言。仕方ないよ。
私も必死になって聴いていたのですが、正直半分分からないままでした。
 まあ、ノーベル賞をもらえるような学問の内容を小学生が理解できるのなら、うちの子供がノーベル賞をもらえます。この内容なら対象を高校生(or大学生・一般)以上にしても良かったのでは?と感じました。
 
 講演の後、先生に質問をする時間では子供を含め、沢山の挙手がありました。しかし実質15分ほどの時間で発言者も限られ、消化不良のままお開き。残念でした。
 
 このブログ、小林先生はもちろん出雲科学館の関係者の方は絶対に見ていないと思うけど、ノーベル賞を受賞されるような先生の話を聴く機会なんてそうそうあるもんじゃない。小学生に案内をするのであれば、研究の内容の解説をされるよりも、専門の物理学を学ぼうと思われた動機や、ノーベル賞受賞の際のエピソード、これから学ぼうとする若い世代に対するメッセージを伺いたかったし、質問の時間ももっと沢山とって頂きたかったと思います。またとないであろうせっかくのチャンスがもったいない!そう思わずにはいられませんでした。
 
 長男にとっては希望して参加した分、期待はずれに終わってしまったと思いますが、私の息子ながらこういう機会に自分から参加したいと言ってくれたのは正直嬉しかったし、たいしたものだと思います。将来中学・高校などで物理を学ぶ機会があれば、今日の事を少しでも思い出してくれたら嬉しいなあと思った私です。
 
 余談ですが、長男は科学館の中に常設展示されている科学実験の器具に関心があったようで、講演会の後なかなか帰ろうとしませんでした。「はじめて来た!」と言うのですが、前に1度来てるのになあ~。…と思ったのですが、以前この科学館に行ったのは愛知万博の後だったから、もう6年前の話!それじゃあもう忘れてるのかな。もっともこれからは学校の授業などで来ることもあるのだろうけど。
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