emitanの心にうつりゆくもの

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HERO 第10話

2014-09-17 19:54:20 | 2014夏ドラマ
第10話 「最終章突入 暴かれる真実の代償…城西支部最後の事件」

東京地検次席検事・牛丸豊(角野卓造)の元を特捜部検事・江上達夫(勝村政信)が訪れ、特捜部が追っている現職国交省大臣・橋場正太郎とヌカダ建設の贈収賄事件のサポートとして検事・久利生公平(木村拓哉)に来てほしいと話す。
久利生は城西支部から部長検事・川尻健三郎(松重豊)から特捜部へ応援に行くよう伝えられるが、事務官・麻木千佳(北川景子)の方が大喜びする。
特捜部に行った久利生と麻木だったが、ヌカダ建設から押収した伝票や書類から事件に関係にありそうなものをひたすら調べる(ブツ読み)ように言われる。
そんな中、江上が胃潰瘍で入院してしまったため、江上が担当していた建設会社運転手・桂川(矢柴俊博)から供述調書にサインをさせるようにと、久利生は副部長・押坂(手塚とおる)から命じられる。
それは、ヌカダ建設が橋場大臣の秘書に現金を渡した時に桂川が運転していたというものであったが、桂川はその日は休日で運転をしていないと言い張る。
桂川から「悪い奴を捕まえるためだったら、真実を捻じ曲げていいんですか?それでも検察は正しいと言えるんですか?」と言われた久利生と麻木は、押坂に納得してもらうために、桂川が日比谷にいたことを証明するものを捜す。
日比谷にいたタクシーに搭載されたビデオ映像に桂川が映っているのを見つけた久利生は、押坂にそれを見せるが、押坂がから「そんなどうでもいいことで捜査を止める気か?」と言われ、怒った麻木は「自分に都合のいい材料だけを集めて、そんなのルール違反じゃないですか!真実を追求して犯罪者を罰するのが検事の仕事でしょ!」と押坂に怒鳴ってしまい、押坂が「誰が運転してたかなんて、ゴミみたいなちっちゃなピースなんだよ!」と怒ると、久利生は「でもそこが埋まらなかったら、パズル完成しませんよ」と言い返したため、押坂に「お前は首だ!」と言われてしまう。
橋場大臣とヌカダ建設社長・額田太一は山梨県で中学生時代に同級生で、その当時の関係を知るであろう人物としてOB検事・国分秀雄(井上順)の名前が上がるが、国分が捜査に協力はできないと行ってきたため、国分と面識がある牛丸が直接会って依頼をするが、断られる。
その頃城西支部では、検事・田村雅史(杉本哲太)が殺人事件で送致された南雲尊之(加藤虎ノ助)の取り調べをしていたが、南雲は黙秘を続け、弁護人には大手事務所弁護士・松平一臣(羽場裕一)がつくことになった。
松平は田村に電話に掛けて「どうせ起訴するおつもりなんでしょ?真実は裁判で明らかになりますね」と話すため、田村と担当事務官・遠藤賢司(八嶋智人)は事件には別の裏があるのではないかと考える。
南雲は日本画家・南雲泰山の息子で、泰山は政財界に人脈があり、兄弟たちは大企業の役員、大学教授、政治家に嫁いだりしており、南雲は画廊を経営していた。
遠藤は、事件が起きた府中市周辺で数年おきに同じようにナイフで背中から人が刺される未解決事件が起きていることを発見し、いくつかの事件で南雲が捜査線上に浮かんでいたことが分かったため、いずれも南雲の犯行ではないかと考える。
田村は更に、平成11年10月にまで遡って調べ、この時は同じような手口だったものの男・大友真一が逮捕されて一貫して否認したものの懲役刑が確定となったが、その直後に大友はくも膜下出血で死亡したことが分かり、担当検事は国分だった。
城西支部では、一連の6事件の手口が似ていることから、平成11年の件も実は南雲がしてのではないか、大友は冤罪だったのではないかと考え始めるが、南雲を今回の件で起訴すると過去の冤罪が世間に分かってしまうかもしれないとして、川尻は一晩考える時間が欲しいと話す。
翌朝、検事と事務官たちが昨日話し合いに使ったボードを見て暗い表情をしていると、久利生と麻木が出勤し、久利生は特捜部を首になったと報告する。
事務官・末次隆之(小日向文世)が「久利生さん、今僕らは大変な状況にあるんですよ!城西支部が孤立ちゃうかもしれないって時に、どうしてそういうことしちゃうかな?」と怒るなど、みんなが口々に怒るのを聞いた麻木は「久利生さんは間違っていません!私たちの仕事は、特捜部の顔色を窺う事じゃないでしょ?嘘の調書にどうしてサインをさせられるんですか!?久利生さんは検事として正しい事をしたと思っています!」と話す。
そして久利生が「嫌われたらマズいんだろうなとか、周りの人と上手くやらなきゃなっていうのは、俺の中にも一応ありますよ。でも、事件に関わっている人にしてみたら、そういうの全然関係なくないですか?いや、事件の当事者は、人生懸ってるんですよ?下手したら命懸っているし。嘘つけないでしょ、俺たち検察なんだから!やっぱり事件には真正面に向き合っていかないとダメでしょ」と話す。
すると田村は川尻に「南雲を起訴していいですか?裁判であの事件が冤罪だったと証明してしまう事になれば、我々は検察全体を敵に回して孤立してしまうかもしれませんが」と尋ね、川尻は「起訴しよう。とことん真実を追い求めるのが我々の仕事だ」と言い放って・・・


というような内容でした。

今回は2週に渡っての話で、次回(最終回)へ続く!だったのですね。
久利生が扱っていた件と田村が扱っていた事件は、いずれも「罪のない人に対しての起訴」についての話で、久利生の言葉(というより、久利生の影響を受けた麻木の強い言葉)が引き金となって、冤罪問題について挑んでいく!ということで・・・
まぁ観ている私としては「それが当たり前じゃないの!?」と思ったりもするのですが、現実社会でも冤罪について判明しても内部で隠蔽することがあるのかな??
・・・って「隠蔽」って言葉を書いたら、1月期のドラマ「隠蔽捜査」を思い出し、「おぉ!その主人公の竜崎(杉本さん)がここにいるではないか!!」と急に思い出した、相変わらず「隠蔽捜査」を引きずっている私なのでした

府中市周辺で似たような事件が何件も起こっているのなら、府中市管轄の警察署内で先に話題になるべきではないかとも思うけど
まぁ検察側のお話なので・・・ね
あとは、本当に過去の事件についても南雲が濃厚なのかについて、もっと調べる場面が必要だったのではないか?とも思うけど・・・

・・・それは置いておいて
犯罪者をそのまま普通の世の中で生活させる(いわゆる「野放しにする」)のは絶対にダメだと思うので、城西支部がどう上層部を説得して問題に挑んでいくのか、来週に注目したいと思います!

終盤の久利生の言葉
「嫌われたらマズいんだろうなとか、周りの人と上手くやらなきゃなっていうのは、俺の中にも一応ありますよ」
・・・そういう考えは、一応持っていたのね(笑)


まだ話が完結していないので、私の感想も今回は短めで失礼します

_____________

そうそう、ドラマ本体とは関係がないのですが・・・

先日最終回だった「おやじの背中」。
「HERO」にメイン出演している方が多く出ていてビックリしました。
ただそれだけですけど(笑)
(話自体は・・・なんか演出の面について、テンポが悪かったような気がしました。
小日向さんと主演の方を入れ替えた方が合っていたかも!?なんて思ったり

あと、今日発表された「ナースのお仕事SP」が10月末に2夜連続放送される件について。
「HERO」は13年ぶりの連ドラ放送だったけど、これはまぁ良かったかな~という印象を持っているのですが、
「ナースのお仕事」も連ドラ終了から12年を経て、今回再結成という事で・・・
なんとか連ドラの時と同じような面白さを維持していてほしいなぁ!と願っているところです。
最近過去ドラマの焼き直しを乱発しているフジテレビですが、必ずしも全部が全部成功しているとは言えないですからね・・・。
主要キャストは変わらないようなので、大丈夫かな?
と言いつつ、10数年前にそんなに熱心には観ていなかったので、「面白ければそれでいい」と単純に思ってはいるのですけどね
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