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emitanの心にうつりゆくもの

日常のこと、テレビドラマのことなどを中心に・・・

HERO 第6話

2014-08-19 16:23:55 | 2014夏ドラマ
第6話 「遠藤事務官逮捕!惨劇の合コン」

東京地検城西支部の事務官・遠藤賢司(八嶋智人)が、合コンをしていた店のトイレで血の付いたナイフを持っていたところを、殺人未遂の容疑で逮捕される。
遠藤は容疑を否認するが送検されて、特捜部が取調べを行う事になる。
城西支部に特捜部の検事・首藤礼二(石黒賢)、事務官・神田川(渋川清彦)らがやってきて、遠藤の持ち物を押収し、「検事」という肩書が書かれた遠藤の名刺が見つかる。
被害者は民政党の大物代議士・神崎重郎の秘書・早田稔(橋洋)で、右太ももを刺されて入院しており、検事・久利生公平(木村拓哉)と事務官・麻木千佳(北川景子)は自分たちの捜査のついでに早田が入院した病院へ行って話を聞こうとするが、病院には多数の特捜部職員がいて面会を断られ、病室に近づくことすらできない。
それを聞いた部長検事・川尻健三郎(松重豊)は、次席検事・牛丸豊(角野卓造)の元へ行き、神崎に黒い噂が流れているからその捜査の関連で特捜部の捜査となっているのか等の探りを入れるが、牛丸は詳しくは語ってくれない。
城西支部の検事や事務官たちは、遠藤が逮捕された店で店員たちに聞き込みを行うが、いい証言を引き出すことができない。
久利生は城西署へ行き、刑事・大木(春海四方)に取調べの時の話を聞くと、大木に「おかしくないですか、検事さん?俺たちはもっとしっかり捜査するつもりだったんですよ。そりゃ、そうでしょう。被疑者は検察事務官なんだから、慎重にもなりますよ。でも、いいから早く送検しろと言ってきたのは、お宅らの仲間でしょ?特捜部ですよ。捜査は自分たちでやるからと言っておきながら、やっている気配なし。どうなってるのかと思ったらお宅が来て、取り調べの内容を教えろ?訳が分かりませんよ!俺たちは怪しい奴を捕まえればそれでいいなんて思ってませんからね。アンタたちが、もっと粘って真犯人を探せって言えば、俺たちはやるんだよ!」と言われる。
久利生が「うちらだってちゃんと捜査してもらいたいですよ!ホントの事知りたいですし」と話すと、大木も「おかしな話だな…」と特捜部の動きに疑念を抱き、遠藤が逮捕された時に赤い服の男にトイレで突き飛ばされたと話していたことを教える。
特捜部に赤い服の男を探している動きがないことから、赤い服の男が神崎の黒い噂に絡んでいて、その黒い噂の捜査を進めるために遠藤を勾留したままにして次の動きを待っているのではないかと久利生たちは考え、久利生たちで赤い服の男について情報を集め始める。
情報はつかめなかったが、事件当日に遠藤が事務官・井出秀二(正名僕蔵)に送った合コンの写真に赤い服の男が写っており、久利生が刑事・大木に写真を見せると、赤い服の男は暴力団組員の男・橋爪であることが分かり、久利生が「人捜しは、うちらには手に負えないんで、お願いします」と頼むと、大木は「最初っからそう言ってくれりゃあいいんだよ」と言って橋爪を捜し出して逮捕する。
遠藤は不起訴、釈放となるが、首藤と神田川が事情をほとんど語らずに帰ろうとするため、久利生は「いくら事務官だって、何の説明もなしに被疑者扱いされたら納得できないですよね?取りあえず謝った方がいいんじゃないですか、遠藤さんに」と話すと、神田川は「それはできません。首藤検事は、法に触れたことをやった訳じゃないからです。検事は、特捜部の捜査方針に沿って、遠藤さんの取り調べを進行した。そして、ある時点を持って無実と判断し、釈放した。それだけの事です。ここでは担当検事の判断基準に、第三者が口を挟むんですか?」と話す。
それを聞いた検事・田村雅史(杉本哲太)は「挟みません。検事は独任官庁です、被疑者の処分は全て担当検事の判断です。でも、久利生が言ってるのは、そういう事じゃないと思うんです。法には触れてないかもしれないけど、やっぱり無実の人間を拘束しちゃってたんです。謝るのが当たり前だろうって事ですよ」と話し、川尻は「これは人としての在り方の問題だ」と話す。
すると首藤は「我々は少々傲慢だったかもしれないな。申し訳なかった、遠藤君。この通りだ」と言って頭を下げ、神田川にも頭を下げさせると、遠藤は「真犯人、捕まって良かったですね」と声を掛けて・・・


というような内容でした。

悪い話ではなかったけど、今までよりも内容が少し薄かったような・・・。
城西支部のみんなが、バラバラに見えてもだんだん一致団結していって、真実を追求する(仲間の窮地を救う)べく頑張るという姿はいいのですが、なんだかベタな展開過ぎて・・・。
テレビドラマではなくて、場面変りがあまりない舞台のようだったというか・・・舞台でも、もう少しスケールが大きいものはたくさんあるような・・・。
複数の事件を並行して描く手法はあまり好きではないので、今回の話一つで1時間にするなら、もう少しひねりが欲しかったな~と思ってしまいました

特捜部にペコペコしたり、以前に事件被害者に杓子定規な対応をしていた田村検事が、特捜部の人間に「謝るのが当たり前だろ」と言った流れは、良かったです

あとは、ベタな展開とはいえ、ちょいちょい笑ってしまいましたけどね

川尻部長が
「ダメだダメだダメだ!これは特捜部の事件だ。いくら仲間が窮地に陥っているとはいえ、首を突っ込んではイカン!赤い服の男なんか探しに行くんじゃないぞ!いいな、君たち。私がドアを閉めた途端に、出掛けちゃったりなんかしたら、絶対に許さんからね!」
と言った時に、
芸人さんだったら、これって「行け!」っていうフリだよな?と思っていたら、
案の定みんな一斉にいなくなっていましたし(笑)

みんなでピザを食べていたり、ハンバーガーを食べている時に限って、遠藤が取り調べでやってきたりとか
下にICカード受付機があるとはいえ、警備員さんも一緒にドアが閉められた部長室でピザを食べるのはまずいのでは?とは思いましたが(何のための警備員?)

特捜部の事務官・神田川を演じていた渋川清彦さんが、1時間前のドラマ「ペテロの葬列」で先日まで元ホームレス&殺人事件の元被疑者の役をしていたので、今回ガラッと変わった役に少し戸惑いました

そろそろ「久利生がバッサリ事件を解決!」というような、観ている人の心が実にスカッと晴れるような展開が、また観たいと思った昨日今日でした
←web拍手です。
※これまでの感想
 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話
※公式HP(こちら
____________

「おやじの背中 第6話」の感想は書きません。
うーーーん、こちらもベタすぎたというか、普通というか・・・。
尾野真千子さんの使い方が勿体なかったなぁというか・・・。
これならまだ第2話の、役所さんと満島さんの「イカレタ父娘」の話の方が、ドラマチックで面白かったなぁ~と思ってしまいました
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