emitanの心にうつりゆくもの

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監獄のお姫さま 最終話

2017-12-21 16:27:20 | 2017秋ドラマ
最終話(第10話) 「おばさん達の最後の勇気とお節介でっせ」

変にひねっていなくて、感動する最終回で、とても良かったです!!
そして、のぶりんカッコ良かった\(^o^)/
ちょっと危ない所もあったけどw、“のぶりん”こと検事・長谷川信彦 (塚本高史)がバカじゃなくて良かったです(笑)

「どんなに若くて可愛い子も、いずれはオバサンになる。
 でも、可愛いおばさんは、もうオバサンにならない。
 彼女たちは姫を救おうとしている。
 でも、俺の姫はババカヨだ。
 いや、どのオバサンも、みんな誰かの姫なんだよ」
のぶりん、名言でした


やっぱり“爆笑ヨーグルト姫”こと江戸川しのぶ(夏帆)は冤罪だったのですね
そして、板橋吾郎(伊勢谷友介)が実行犯だったとは
プリンスは、「しのぶ」という名前を名字という風に受け取ったのかな?

SDカードが、消去されずに6年間も保管しているなんて、コスパや管理が雑で良かったというか何というか・・・。
それだけは少し気になりましたが、まぁいいでしょう
オバサマたちは、SDカードの動画の存在を知ってから逃亡したのですね。
吾郎から、誘拐&拉致について被害届を出さないと言われたのもあって・・・

吾郎は、徹底的にクズでしたね
でも、最後まで裏切らずにクズで、それをキチンと演じていた伊勢谷さん、お疲れ様した!
そして、Tシャツから見える●首を何回もネタにされたり、法廷でYシャツのボタンを無駄に開けてセクシーさを出したり、最終回まで楽しませていただき(爆)、ありがとうございました!


吾郎に被害届を出されて、逮捕&拘留されたオバサマ達。
拘留場で涙する“先生”こと刑務官・若井ふたば(満島ひかり)に、とてもジーンとしました。
それを励ますかのように、ババカヨが「えどっこヨーグルト」の歌を歌い始め、みんなで大合唱♪
みんなが笑顔になる歌って、ありますよね。
私はドリフターズの「いい湯だな♪」が、いまだに時々頭の中を流れます(笑)


吾郎=チビ社長というのは、何となく そうなのかな?と思っていました。
父親が、江戸川乳業に勤務していたけど、リストラされていたのですね。

ナイフの鞘を海に捨てたと、思わず口が滑った吾郎。
二股をしていた云々がなくても、元々姫が社長になることになっていて、吾郎が社長になる可能性は低かったのですね。
姫と結婚することによって社長になれるチャンスを伺っていたけど、二股がバレて社長になるのが絶望的になり、吾郎は姫を蹴落とす必要があった・・・
それで冤罪をなすりつけるなんて
そのためには自分で自分の背中をナイフで刺すことまでして、横山ユキ(雛形あきこ)を殺して、
ユキは生け贄で、自分は優れた人間だと
こういうヤツの言葉を聞くと、吐きそうになります


そんな吾郎に、姫がかけた言葉が、とても素晴らしかったです。
「どうでした?社長になった気分は。満たされましたか?
 かわいそう。誰の事も自分の事も愛せない。悲しい。悲しい人だ。
 6年間、無駄に過ごしたとは思っていません。
 当たり前だと思っていたことが身にしみました。人の善意とか優しさとか弱さとか、あとお節介とか。
 だって信じられる?知らないオバサンだよ?赤の他人の。
 刑務所に入らなかったら絶対出会わない犯罪者のオバサンが恨みを晴らしてくれるなんて、怪しいじゃん。
 でも信じてみた。信じるしかなかった。人を信じたおかげで、私は今ここにいます。
 経験値だいぶ上がりました。でも、やっぱり辛かった。虚しかった。寂しかった。
 何で私?何で私だけ?
 (すまなかったと謝る五郎に対して)謝らないで、こんなところで。こんな形で!そんなに簡単に謝って終わりにしないでよ!
 私たちが経験した苦しみ、あなたは知らないでしょう。
 あなたがこれから経験する苦しみ、私たちは知っています。
 しっかり罪を償ってください」
6年前には たぶんまだ言えなかった言葉だろうけど、6年の理不尽な時を経て、知ることも多かったようですね。
きっと姫は良い社長になれるはず!!


黙って退廷する姫を観て「あれっ?」って思ったのですが、親指を立てて笑顔でグーサインした瞬間に、私の涙腺も崩壊しました
ここでいいタイミングで主題歌が流れて♪、
先生も優しい笑顔になっていて、私の涙は止まらなくなりましたよ

みんなが手を出して「更生したぞー!」と大声で掛け声を出したのも良かった\(^o^)/
更生=復讐。
「更生(復讐)するぞー!」だったのが、「更生(復讐)したぞー!」に変わったことに、テレビを観ながら拍手してしまいました!!


「爆笑ヨーグルト事件」から「微笑チビ社長事件」に名称変更したのですねw


姫の冤罪が晴らされ、オバサマ達それぞれが新たな人生を歩み始めて、堂々と娑婆の世界で生活しているのを観ることが出来たのも良かったです!
“姐御”こと足立明美(森下愛子)は極道ですが
ついでに、「若えの」は組長!
のぶりんは、またまたタキシードを着てプロポーズ!
いつになったら報われるのかな~?
先生は、所長・護摩はじめ(池田成志)の計らいで、民間人の支援員に。
前職とは給料から何からが違うと思うけど、先生がまた刑務所で仕事することになって良かったです!!


板橋晴海(乙葉)をママだと思い込んでいる勇介(前田虎徹)
刑務所の門前で、姫の事をいぶかしがる勇介に、“ババカヨ”こと馬場カヨ(小泉今日子)が「お姫さまよ」と紹介
姫が勇介を抱きしめることが出来て良かった!!
そのうち分かる!きっと時が解決しますよね!
しばらくは姫と晴海の二人がママでいいのでは?
晴海も、それを望んでいるように思います。
かつて吾郎が歌っていた「えどっこヨーグルト」の歌で 姫と勇介と晴海が一つになれるなんて、とても皮肉だけど素敵でした
オバサマ達も、みんな大合唱で一緒に歌っていましたね♪
この歌が、こんなに泣ける歌だとは初回の時は思いませんでしたw

そして、姫が五代目社長になり!
そしてそして、DVDの告知後に流れた、えどっこヨーグルトのCM(風)が とても良かったです!!
ここでも泣いて喜んでしまいました


スッキリしたラストになり、本当に良かったです!
オバサマたちが本当に楽しそうで、でも痛々しく見えたり、もどかしく見えたり・・・とても自然で、素晴らしかったです!!
そして、脇役に至るまで みんな少しずつ個性があって、
クドカンさん脚本は時々滑ってついていけなくなる時があるけど、本作はそういうことがなくて、
とてもとても楽しく観ることが出来ました!
主題歌も元気があって、40歳の安室ちゃんが歌っているというのも、とてもナイスなチョイスでした

またオバサマたちのドタバタを観たいな~。
ババカヨと息子・公太郎(神尾楓珠)の「その後」も知りたいし、
のぶりんとか、若えのとか、護摩所長とか、高山刑務官とかも、まだまだ気になります!

笑って泣けるドラマをありがとうございました!!
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