Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

言えなかった言葉、言わなかった言葉・・・そのココロは?

2008-09-06 08:20:36 | 表現すること
朝のうちは曇っていても、昨日のようにお昼頃には水色の空が広がって

今日も暑くなるのでしょうか?

土曜日の朝は…鳥のさえずる声が、小さく耳に響いています。



昨日は、あれから月初めにやっている
「はじめのい~っぽ!」の会場予約と「ボランティア」関連の小さな仕事をしに出かけました。

(お知らせの印刷などの細かなことを片づけて、ボランティアセンターの方とお話して…)

区役所に回って、子ども家庭支援センターのO先生に、お声をかけて

「これまでに、いろいろな方と集まってお話ししている中で

先生に苦情を申し上げると言うのではなくて、以前「そらいろの種」でもありましたように

『学校や先生との上手な付き合い方』についてのヒントを、O先生から伺えたら…
とてもありがたいと想っております。

ぜひお時間を作ってお話いただけますよう、よろしくお願いいたします。」と申し上げました。

なかなか、すぐに「ウン」とは言って頂けそうにもない気配ですけれど…
めげずに、もう少し足を運んでお願いしてみようと想っています。

(今度は、誰かを誘って一緒にいこうかしら…なんて、思案中デス!

保健師さんのSさんは、乳児健診中だったのでしょうかお会いできませんでした。)

それから、ひとつ先の駅に直結しているストアの本屋さんへ

予約している『母の友』10月号を取りに行って
ついでに「シートン動物記の愛犬ビンゴ」を見つけて買ってきました。

『母の友』の中で、毎回(3ヶ月に一回の企画ですけれど)
とても楽しみにしているのが『中村柾子の絵本講座(7)絵本が子どもにもたらすもの 』です。

そして、今月号の「もっと聞きたい本音のはなし」の保育園の保育者編は

「同じ母親として、耳が痛いような…」「その状況もわかるような…」
かなり複雑な気持で、読みました。


そして家に帰って、本を読んだり片付け仕事をしながらも、今朝目が覚めてからも…

おそらく、遡ってみればこの何年かの間を通して…

私の中で、ずっと「気にかかっていること」があって、
結局、そこにつながっているんだろうなぁということに気がつきました。


いま私の手元にあるのは、先ほどの記事の司会もなさっていた
大日向雅美先生のお書きになった「子育てと出会うとき」というご本です。

近くの幼稚園の講演会で、大日向先生のお話を伺ったのは…

kirikouが、まだ幼稚園の年少さんくらいの頃のはずで

(たぶん、私の手術前後に)一時保育をお願いした保育所ネストの企画だったと思います。

本の発行は、1999年。

「終りに」の言葉の中にあるように、担当編集者の方から
「子育ての喜びを伝えるような本にしたい」とのご希望があったそうです。


カヴァーの裏の言葉を引用いたしますと…

『[女性は子を産めば、母性愛に満ちた母親になるのか?]

 育児はすばらしい経験であり、多くの喜びと発見を分かち合う営みだが、なぜ母親だけが犠牲になり、生活の全てを子育てに捧げねばならないのか。子どもがかわいく思えないときもある。社会で働く夫に比べて、自分だけ取り残され、子育てに束縛されていらいらするときもある。しかし、母性への幻想が女性の桎梏となり行き場のない不全感、閉塞感に苛まれ、自分を見失いそうになる人が増えている。本書は六千人の聞き取り調査をはじめ積年の母性研究の成果から、子育ての実態と母親の苛立ちに迫り、母子と社会とのつながりのネットワークや、男と女が仕事と家庭を、対等に担う新たな子育てを模索する試みである。』(引用ここまで)


(一昨日の星槎大学のシンポジウムの際にもお会いした)野口佳子先生の
スクーリング『社会と子育て』を、3年前に受けた際にもう一度読み直して
結局レポートを書くには至らなかったんですけれど。

(マダマダ、自分の中で整理がついていない
「胸の中に、ストンと落ちていない」課題だということなんでしょうね…)


自分の中から思わず出てきた「母親を捨てる」という言葉は…

ブログをお読みになっている方にとっては、
「きっと、強くってイヤァな…感じの言葉」の響きに想われただろうなぁ…と
あれから、ずっと気にかかっておりました。

(言ってみれば「母親の役割を、ちょっと脇に置いておいて」程度の意味なんですけれど…
深読みをすると、キリがありませんし。)

おそらく、その言葉には、私自身のいろいろな思いや
これまでのいろいろな気持が混在していると想いますし

お聴きになった方々それぞれの中でも、いろいろなことが思い浮かぶのではないでしょうか?


言い訳をしているように、お感じかもしれませんけれど…

とりあえず、コチラではなるべく「自分の中から出てきた本音をお話すること」

「こうすべきだ」とか「こうあるべきだ」とか言うようなモノに縛られないで
自分の中に浮かんできた何かを、できればお話してみたいなぁ…と想っています。

それでも、言えない言葉、言わないでいる言葉…がたくさんあるかも知れません。



さて・・・タイトルの『言えなかった言葉、言わなかった言葉…』は

昨日の朝ドラの「瞳」を観ていて、お父さんとのシーンの中で
ヒロインが何か言おうとした言葉をふっと止めたように見えて、思いつきました。


そのココロは?なんてことを、想像しながら今日の続きを観ようと思っています。


それにしても、この何年かの朝の連続テレビ小説を見ていても想いますけれど

家族のかたちも捉え方も、ほんとうに様々になりましたね~!


皆様も、たまにはゆっくり、ホッと一息いれながら

お健やかな佳き一日をお過ごしくださいネ!!



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