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Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

冬休み明け・・・

2007-01-10 13:03:31 | Weblog
昨日から冬休みも明けて

2学期制ということもあって、初日から通常の授業が始まりました。

さかのぼってお話いたしますと
1月の第2月曜日が「成人の日」ということで、
今年は3連休が、冬休みの締めくくりになりましたね。

その最後の休日に、私の妹の家族が遊びに来ましたので
kirikouも、4つ歳上の従姉とも久ぶりに会えて、また大いに楽しく過ごしました。

従姉も、中学一年生になるので、すっかり背も伸びて、ついに妹を越えてしまい
一人っ子のノンビリタイプですが、そろそろ「反抗期」に突入しているようです。

けれどkirikouとは、小さい頃から一緒に遊んでいることもあって
お互いアレコレしながら、kirikouも従姉の言うことをよく聞いていて
一緒にゲームをしたりしながら、なかなか上手に遊んでいます。

もっぱらの話題は…というと、前の日に観てきた映画「ブリーチ」のことで
従姉も、ちょうどケーブルテレビで再放送を観ているところで
ナンダカンダとふたりで盛り上がっていました。

いまどきの子どもたちの興味や関心についても
あまり、こちらの価値観などを基準にせずに、
よく観てみることも、ある意味では、とても大切なことのように思われます。

さらには、そう思って観てみると興味深いこと、気になることも
いろいろと浮かび上がってくるような気もいたします。


さて、映画を観た感想については、kirikouから特に言葉では、はっきり聞いていません。

夫は、やはり途中は寝ていたようですけれど

「言っていることは、お父さんもよくわかったよ。なかなかいい映画だったよ~。」とのことでした。

私も、いろいろと想うところはありましたが、kirikouに伝えたのは…

「風がすぎていくとき、そこに何かを感じることがあるんだね~。」

「最後の、エンディングの絵が良かったね~!!

『千の夜をこえて』の歌が流れて、泣いちゃったね~」というような

理屈では言い表せないような、なんとも捉えどころのない表現しかできませんでした…

kirikouはというと、見ている最中に、どうも私が泣きそうになるのが気になるらしく

どういうわけか「ここぞ!」というときに、私の顔を覗き込んだり

私のほっぺたに、手をくっつけてきて、ナミダのあとを確かめてみたり…

彼なりに、映画を媒介にして何かを感じているような…
こちらとの、なんらかの関係性の糸が、そこに生じているような…

映画を観ながらも、ふと、そんな気がいたしました。


さて、夕方、妹たちが帰ってから、残っていた書初めの「学年と名前」を仕上げました。

こちらは、夫の担当ということで、下書き練習をしてから
本番の半紙3枚分を、どうにかこうにか…山あり谷あり、フウフウ言いながら…

それでも、最後まであきらめずに完成させました!!

とにかく、ほんとうにアッチへ行ったりコッチへ戻ったりしながらも
宿題も全部仕上げて、冬休みを無事に過ごすことができました。

そして…初日は、バッチリ7時に目覚ましで自分で起きてきて
支度も順調に済ませて、ご飯も食べて、元気に登校して行きました!

(私のほうは、午前中に歯医者さんに行ってから
借りていた本を返却しに図書館へ出かけたり、本屋さんをのぞいたりして…
また、そのあたりのお話も、あらためてさせていただきますね。)


昨日は、給食がなかったので、ふたりで家でお昼ごはんを食べました。

そのあと(休みの間は、従兄やお父さんを相手にアバレテいましたが)

どうしても、チャンバラがしたくてしょうがないらしく

「お母さんも、新聞紙で剣を作って、一緒にやろうよ~!」と、あまりにしつこくせがむので

「やってもいいけど、痛いのは嫌だからね~怪我しないように、やろうね~」

ということになりました。

kirikouのほうは、「一護の斬月」を筆頭に「氷輪丸」やら「弥勒丸」とか何とか言って
何本も用意してあります。

「だったら、お母さんは『ルキアの袖白雪(そでのしらゆき)』にするよ~」と言って

時間稼ぎをしながら、新聞紙を丸めてテープでとめて、結局付き合うことになりました。


『男の子というもの』は、そんな遊びがしたい時期というものが
必ずといっていいほど、あるものなのでしょうか?

これを通過しないと、次へいけないような…
ここで、このままとどまるということはないのでしょうか?と気にかかりながら…

(当然、そんな遊びなど見向きもしないお子さんもいらっしゃると思います。

一人ひとりの好き嫌いの違いというのも、とっても面白いところですし
反対に、同じようなことに興味を惹かれるお仲間が必ずいるもので…)


それにしても、kirkouは、まったくの無手勝流で大きく振り回してくるので
当ると、メチャクチャ痛いんです…

こちらが、相手に合わせているうちに、kirikouは、もうハァハァしてしまって

もちろん手加減しながらですけど、ときどき私が「籠手」のあたりに入れると…

「チョッと、タンマ~!」ということになりました。

それでも、あきらめずに「もう一回、やろうよ~~!!」と言ってくるんです。


実は…  ほんの一年ほどでしたが、私は高校の時に剣道部に入っていて
大学でも、チョコっとだけ、クラブ活動で剣道をやっていたことがあるんです。

段や級などは、取っていませんので、たいしたことはありませんが
竹刀を振ったり、足さばきくらいは、少々心得があるようなないような…


剣道は…「礼節を重んじて」体力的にも精神的にも
とても、キビシイということは、多少なりとも知っておりますし

なんといっても、痛いし臭いし…(正直な感想で、申し訳ありませんけど)
でも、やっていて良かったなぁ~と、今でも思っております。

(それにしても、なんでやろうと想ったのか?が、どうしても思い出せないんですけど…

と言いながら、買い物へ出かけて歩きながら、ふと思い出したことがあって…
もしかして、いつだったか「俺は男だ」というTVドラマが流行っていたことがありましたよね…)

お話が、懐かしい想い出モードに入ってしまい、またまた、ずいぶんと飛んでしましました…

とにかく、この時間までと決めて、思いっきりやって何とか切り上げて
今度は、kirikouの歯の検診に出かけました。

(歯医者さんのお話やその関連のことも、今度あらためてお話するつもりです。)

この「ブリーチごっこ」は当分の間、続くのやら…

やるにしても、痛くない「スポーツチャンバラ」でしたっけ(?)の
剣(?)を買ってきたほうが、よさそうですね~。


こんな風にして、冬休みも明けて
2日目の今朝は、また寝坊気味の「ギリギリモード」になりながらも
危ういところで、何とか持ち直して(切り替えが、すこし上手にできるようになったのか?)

おかげさまで、元気に、走って登校して行きました!!

今日からほんとうに「ありがたくって、おいしい給食」も始まります。

私も、アレコレとバタバタしつつ、とりあえず「通常モード」に戻ります。

「やりたいこと」「やらなくてはいけないこと」

さらには「気になること」「書いてみたいこと」も山ほどあります。

今朝も、再放送でしたけど中高年向けの「ブログ入門」のTV番組もやっていましたね~

さて、これから先に、どんなことが待っているのでしょうか…

それが、どんなことであれ、畏れず、できれば自然体で受けて

思い切って、自分のやり方で「一歩を踏み出せるように」

日頃から、少しずつ準備をしていきたいなぁと、いまは想っています。

私のこんなささやかなお話ですが

皆さまにも、ノンビリとごゆっくりとで構いませんので

お付き合いいただけましたら、ほんとうにうれしいです!!


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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
あの頃 (RAM)
2007-01-11 00:50:22
「俺は男だ」が放送されると、剣道部の人気が確かに上がりましたね^^
「アタックNO.1」の時は、バレー部が満員御礼。
あとテニスとか、スポーツものが流行ると、皆がその部に入ろうとして・・・。
私は柔道部と街の道場に通っていました(柔道一直線ではなく、講道館の事を本で読んだからでした)
返信する
おはようございます! (風待人)
2007-01-11 07:29:10
RAM さま

ホント!そうでしたね~!!

あの頃の記憶が・・・よみがえってきました~

私もカナリのテレビっ子だったんです!

RAMさまは、柔道ですか?

考えてみるとあえて「俺は男だ」って言うような風潮が
あの頃には、もうあったということでしょうか?

「時代」というものがナニモノかも、よくわかりませんけど

そのときそのときの、何かを動かすエネルギーのようなものが
何かあるような・・・そんな気もするんですけれど。

朝から??のお話になってしまいましたね~!

「おんな」という言葉の意味も様々な色付けがされている・・・
ことに、最近気づいたノンビリ屋の私でした~

コメント、いただいてホントウにありがとうございます!!
返信する
経験あり! (庵の軒下)
2007-01-12 16:31:03
 あははは!チャンバラいいなぁ、経験ありですよ!但し僕の場合は本物の木を削ってやりましたね。随分痛かったことをよく覚えています。そんな経験をして人の痛みを感じて行くように思われます。

 kirikou君の映画途中でのお母さんに対するしぐさは実にいいですねぇ。彼もきっとその場面場面で、何かをきっと感じていることでしょう。感性が豊かな人かも知れませんね。

 通常通りの生活に戻って、ほっとされたでしょう。頑張ってくださいね!
                               (軒下)

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本物の木を削って・・・ (風待人)
2007-01-12 19:53:21
庵の軒下 さま

そうでいらしたんですか!!本格的ですね~

いまの子は、たぶんナイフで「鉛筆を削る」というようなことも
小さい頃にすることがほとんどないですし

遊びの道具を、自分たちで作る・・・と言うようなことも
あえて、オトナが介入するようなカタチでないと
なかなか、することがない(できない?)環境にあるのでしょうか?

手先は、どちらかというと器用ではありませんが
気が向くと、工作は好きですね~

kirikouは、どういうわけでしょうか
棒きれを拾う、ただの石やタイルの破片のような
彼にとっての宝物を集める・・・というような行動を
(私が、やめてと言っても、さらにつよく言わなかったからか?)

つい最近までも、大好きですし、なぜか高いところに登りたがる・・・
ところがあって、木登りも得意です。

一見すると・・・ある意味では、昔ながらの子どもに近いような気もします。

子どもたちが、走り回って遊べる環境も
できれば、もっとあるといいのになぁ~と想っています。

おかげさまで、学校が始まってホッとしているところです!

コメントいただいて、ありがとうございます!!
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