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Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

「輝く目をした子どもたちを育てよう」・・・寄り道編

2008-12-18 16:58:44 | 子育て
何らかの空気中の成分の関係なのでしょうか?

富士山のシルエットも、深いオレンジ色の中に浮かび上がって

今の今、まさに暮れていこうとする空の輝きを、到底言葉では表せずに…
ただただ、見入るばかりの私です。


時刻は、ちょうど5時。

お友達の家に遊びに行っているkirikouもそろそろ帰る頃。

帰り道で空を眺めていたら、いいんですけれど…
とウワサをしていると、見たいテレビに合わせて走って帰ってきたようですね。

先ほどはブログを書いてから、学校に寄ってちょっと用事を済ませて
市民活動センターに行って、お話の流れや資料のことなどをお話してきました。


私にとっては、荷が重く感じる部分も確かにありますけれど
少しでも皆様に知っていただく機会になれば良いなぁと想っております。

その後、今期最後の「朗読の講座」に向かって
宮沢賢治作「銀河鉄道の夜」の朗読をいたしました。

一年に渡って、加瀬次男先生から初級編中級編と
基礎的なことから、大切な「読みの演出」のポイントなどを
ほんとうに丁寧に教えていただきました。

アタマでわかっても、実際に「話すように、登場人物になりきって伝える」ということの
ムズカシサは、知れば知るほど深まってまいりましたが

それはそれで、ハードルが高ければ高いだけ「遣り甲斐や愉しさ」も膨らみます。

最終日は、先生を囲んで皆さんとお茶を飲んで、おしゃべりをすることになっていますが
私だけ「また来期も、出来たらお会いしましょう!」とご挨拶をして
お先に失礼いたしました。

帰って来ると、ちょうど「風のガーデン」の第10回の再放送の
録画予約が終わったところでした。

ずっと観たいと想っていたんですけれど、夜10時のドラマは
録画をし忘れたりして、なかなか観ることができませんでしたけれど

ちょうどkirikouが遊びに行って、家にいませんでしたので
ひとりでゆっくりと、感慨にふけりつつ…観ることができました。

いよいよ、今夜が最終回とのこと。


脚本家というのは、人の心のひだの在りようを
ほんとうに、知り尽くしていらっしゃるのでしょうか?


この場面の、この状況で、このセリフを聴いたら…
人は、普段は抑えている感情のふたが外れて
ついつい涙があふれてしまう…であろうということを

きちんと意識して、書いていらっしゃるのでしょうか?

それとも受け手である、こちら側の事情によるものなのでしょうか?

私自身が、作り手側の作業やそもそも「人の心理」というものが、興味はあるものの
おそらく、詳しく分かっていないので、ほんとうに不思議でなりません。


少しお話は遡りますけれど…平田オリザさん作のお芝居についてお話いたしますと

今回の「サンタクロース会議アダルト編」は、心底から笑えて…
さらにスパイスもたっぷり入った「大人向けのカレー」みたいな、愉しいお芝居になっていましたが

前回の「冒険王」では、最後のシーンから暗くなるかならないところで…

涙が止めどなくあふれてきて、会場係の劇団員の方(?)に思わず

「こんなことってあるのでしょうか?こんなに、泣けて泣けて…

なにやら不可解で…これといった理由がすぐに言葉に出来ないんですけれど…」
と訳のわからないことを、しゃべってしまいました。


その日は、帰りの井の頭線や東横線の車中でも、本を読みながらも
何かにつけて、またまた泣けて泣けて…恥ずかしいやら、ほんとうに困ってしまいました。


ということで、同じ空間を共有する中で
はっきりとした何かとはいえないモノ同士が共鳴するかのごとく

思わず心が震えてしまったり、不意に心が動いてしまうことってあるんですね…


生きていれば、嬉しいことや愉しいことばかりではありません。

ウマクいかないことや…分かり合えないことも、時にはあるかもしれません。

けれど、意見がかみ合わなくって「平行線を行くしかない」ように思える時も

決して、『お互いに理解しようとする努力や関わろうとすることを諦めないで!

元気を出して、何度でもトライしよう!!』と想っています。


どんな時も、元気と余裕と味方になってくれるサポーターがいてくれれば

『ハードルは高ければ高いだけ』やる気も、モリモリ湧いてきます!!


皆様、よく分かってくださっている方もまだまだご理解いただけていない方々も

お気持もホッコリとあたたかな夜を、お迎えくださいね…



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