3月3日(土)夜7時30分から、NHKで「日本の、これから いじめ」という
討論番組が放送されるそうです。
これまでにも、さまざまなテーマを取り上げていて、私も
「人口減少社会」「医療安心できますか?」「ネット社会」などの放送を観ました。
番組の中で扱われる問題(課題)の難しさや複雑な事情もあると思います。
ただ、私自身のことを考えた場合
「お話し合い」や「討論」という形式が、どのような形で進んでいくものなのか?
きちんとした、ある一定の方向性を持って進めていくものなのか?
その方向性を、探したり、見つけていくためのものなのか?
ただ、いろんな意見を出し合っていくだけのものなのか?
そのお話し合いの進め方自体(ルールのようなもの)に、
まだはっきりとしないものがあったり…などなど
という場面を、身近で見聞きしたり、実際に体験することがあります。
ということで、番組に対する期待は大きいのですけれど
100点満点を望むのではなく、より良いものを作り出していくプロセスとして
とても、興味深く関心を持って観ることにしています。
先日のkirikouの授業参観では、グループ学習の授業で
「昔のくらし」について調べて、ひとつにまとめるという課題でした。
これから、学年が上がるにしたがって
その調べてまとめたものを使って、発表したり
さらに子どもたち同志で、意見を出して話し合っていくという課題に
発展していくことが予想されます。
保護者の目から見ても、これからの子どもたちには、得意不得意はあるにせよ
自分の意見や考えや気持ちなどを、みんなの前で発表していく機会もふえていくし
求められていくように思います。
小さい頃から、普段の生活の中で、そんなやり取りを意識していくことも大切かしら~
と思います。
とはいえ、お子さま一人ひとりの様子を観ながら、無理強いはよくないと思います。
kirikouの場合も、少しずつ、楽しく何かを伝えていけるようにできたらいいなぁと思っています。
もうひとつ、発信することも大切でしょうが
意外に難しいのが「人のお話を聞くこと」「耳を傾けること」であるということを
私自身も、つよく感じています。
kirikouの話も、こちらに話しかけてくるときは、忙しかったり
何かをしながらだったりで、真正面を向いてきちんと聞けていないこともあります。
ついついこちらの思い込みで、さきさきに言葉を予想してしまったりして
肝心のkirikouの話を、充分に聞けていないことも…ありがちです。
自分自身の反省も含めて、
大村はま先生の「教室を生き生きと」のなかの
「話し合いを成功させるために」や「思いやりのある聞き手を育てる」についての
お話を、いつか皆さまにご紹介できるようにしたいと想っています。
ということで、お話を「日本の、これから いじめどうすればなくせますか?」に戻しますが
番組HPに
「いじめをなくすために何ができると思いますか?
あなたの考えを聞かせてください。」という【おとな向けアンケート】と
小・中・高生のみなさんへ
「いま身近にあるいじめのこと。先生に言いたいこと。
みなさんの声を聞かせてください。」という【こども向けページとアンケート】が掲載されていました。
だいぶ前に、私も「いじめ」に関連した記事を書きかけたままになっていて
実は、気になりながらも、続きがそのままになっていました。
まだ、まとまったことをお話できないままでおります。
その中間報告のつもりで、まだまだきちんとした意見というには程遠いものですが
このアンケートに書いたものを、こちらにメモ代わりに貼り付けておくことにしました。
もっと、考えたり、調べたりして、深めていかなければいけない事柄で
そもそも、難しいことが絡み合っていることが、見えてくるほどに
かえって、言葉を失くしそうになります。
今のところ、一保護者としての意見(のようなもの?)ですし
私もkirikouも、
自分たちの中で深刻ないじめと感じるような、いじめに遭っていないので
(些細な…これぐらいはガマンできる範囲…だと思っていることもあって)
いざ、自分がほんとうにつらくて耐えられないような酷いいじめに遭ったら…
また、考え方が変わるかもしれません。
きっと立場や置かれた状況によって、意見もずいぶんと変わってくると思います。
そのことを踏まえた上で、皆さまのご意見をいただけると、とてもありがたいです。
きっと、違うご意見をいただくことで、
またさらに考えをすすめていくきっかけになると想っております。
どうぞ、よろしくお願いいたします!!
(では、以下に設問と私の書いたものを貼り付けます…
アンケートっていうのも、設問次第でいろいろと変わるような気もしますけれど…)
Q1 あなたの身近にいる子ども(小・中・高校生)に、いじめはありますか?
3)わからない
実際に見ているわけではないので、答えにくいです。
また、なにをもって「いじめ」とするのか、
そのあたりを番組の中でも整理してからお話を進めていただきたいと
思っています。
何かをひとくくりにして、お話を進めていくやり方には疑問を感じますので。
Q2 いじめがあったときに、学校の教師は、適切に対処すると思いますか?
3)適切に対処する教師は少ない
個々の事例で、まったくケースバイケースなので、
この設問では答えにくいです…
印象としてお話しいたしますが、
教師から見えているケースと見えていないケースがあります。
また、適切に対処していただけることがモチロン望ましいけれど
教師の方のみのお力で解決する問題なら、
「いじめの問題」がこれほど深刻になるとは思えません。
よって、教師の方々だけに、対応を求めることは…
現状では無理だと感じています。
Q3 いじめがあったときに、子どもの保護者は、適切に対処すると思いますか?
2)ほとんどの保護者は適切に対処する
(注 と送信しましたが…チョッと違ったと、いまは感じています)
こちらも、同様に「保護者としては…そうありたいと考えている。」
という意味での 2)という回答です。
が、しかし保護者としてできることには、カナリ大きな制限や限界もあるので、
各関係者の方々のご協力は、不可欠だと思います。
Q4 「今のいじめは、昔のいじめと違う」という意見がありますが
あなたは、どう思いますか?
何がどのように違うのか、なぜ違っているのかなど
お考えを具体的にお書きください。
環境要因が、あまりにも変化しているので、比較は難しいとは思います。
現状に即した見方をした上で、言えることがあるとすれば…
環境からの影響は、多大であるので、
当然「いじめ」というもの(何をさすかがあいまいですが)
も違ってくることは当然ありうると思います。
ひとつには、大人も含めて昔(をいつ頃にとるのかも問題ですが)とは
「人間関係の変化」「身近な家族の関係」や「コミュニケーションの質の変化」などが考えられ
これらが、大きな要因になっているのではないでしょうか?
Q5 いじめが原因で、子どもが学校に行かないことを、あなたはどう思いますか?
2)学校には行かなくても良いと思う
モチロン「いじめのない環境」を整えることが
第一になされるべきことでしょう。
けれど、それができない場合は、いじめのある「学校に行かない」という
ひとつの選択肢があっても良いと思います。
いま「学校に行く意味」も同時に、問われていると思いますので。
Q6 いじめをした子どもを出席停止にするなど、
いじめた側により厳しく対処するべきだという意見がある一方で
「子どもの教育を受ける権利の侵害だ」という反対意見もあります。
いじめた側により厳しく対処することを、あなたはどう思いますか?
いじめは、してはならない行為だと思います。
ただ、それをしている子どもの持っている背景や、
その根本的な理由などに対処するという視点が大切だと考えています。
ただ、単に「出席停止にする」「厳しく対処する」ということだけでは、
ほんとうの意味での、いじめをなくすことには、
つながらないのではないかと考えています。
「いじめられている子どもの安全と保護」は、第一になされるべきことですが
「いじめている子ども」に対する対応は、単に厳しくするというのではない
もっと、根本的なその子自身の自己肯定感を高めていくなどによる対応が
同じくらいに重要なことだと思います。
さらに、その立場が逆転することもありうることなので、
単純には割り切れないと思います。
Q7 「教員評価制度」を導入したり、教師への懲戒処分を強化したりすることが
いじめ問題の解決に繋がると思いますか?
2)思わない
いまも、先生方も出来るだけのことをなさっていらっしゃるんだと思います。
「できていることを評価する」という肯定的な取り組みならば、
方向性としては良いかもしれませんが
できていないからといって、それを処分するというのは、
逆効果だと思います。
Q8 深刻ないじめをなくすために、何が必要だと思いますか?
重要だと思うものを、いくつでも選んでください。
教師が子どもにより厳しく接する 家庭でのコミュニケーションやしつけの強化
教師の権威を向上させる *教師の能力を向上させる
教育委員会の見直し 国の政策の見直し
*保護者の意識の改善 *地域社会の協力
学校と警察の連携 *いじめに対処する第三者機関の設置
その他
(こういう設問は、答えにくいと思うんですけれど…これはひとり言デス)
社会全体の「人間関係」や「生きていくうえでの価値観」の見直しが
必要な気がしています。
「子どもたちの中のいじめ」は、私たち「大人の社会の持つ問題点」を
映す鏡のような働きをしていると考えられます。
Q9 いじめ問題について、ご自由にお書きください。
保護者・教師・学校その他の教育機関や地域社会など、
それぞれの持てる力を集めて
これからの未来を生きる子どもたちに、
私たちが、大人として「問題解決をしていく姿」を
良い意味でのお手本(モデル)にしてもらえるように
多くの方々と「お話し合い」を重ねながら、より良い方向性を模索して
解決策を見いだしていけるよう望んでおります。
またそのように、自らも努力していきたいと考えています。
「NHKでは、いじめや教育について考える番組を集中して放送いたします。」とのことで
これから、他にもいじめについて取り上げた国内外の番組が放送されるそうです。
いろいろな取り組みを知ることも、大切なことですね。
さて、ずいぶんと長くなってしまいました。
実は、おかげさまで
今日はブログをはじめてちょうど丸一年目でした。
はじめの頃は、ほんとうに言葉選びもおっかなびっくりで、短い文章が精一杯でした…
書くことの苦手感は、相変わらずつきまとっております。
思いついたことを、なるべくそのまま言葉にすること
そのことを伝えることに、できるだけの努力をしてみること
言葉をめぐっては、当分の間「学ぶことが山ほどある」ことを忘れないようにする
こと
などが、これからも私の課題だと思っています。
なるべく自然体を心がけて、
知らないこと、わからないことに対して素直に正直に向かっていきたいし
等身大の自分を見失わないようにしながら、
できるだけ、視野を広げていけるようにしていきたいと思っています。
もうひとつ…始めた頃にハルヤンネさんからいただいた言葉…
「継続することの方が、大切ですよ。
書けなくても気にしない…それが、コツです。
そして、居心地のよい言葉を ね。
そうすると、どこかへ、連れて行ってくれます。」(引用ここまで)
を思い出して、私の言葉は、どうかしら~?って振り返りながら
もう一度、この言葉を胸に刻んでおきたいと想っています。
そして、何よりも、この一年間の予想外の収穫というと…
こんなカタチでも書くことが、楽しくて…
書きたいことに、思いをめぐらせたり…
書くことに向かう時間をつくるためのアレコレが、うれしくて…
この点は、自分でもほんとうに驚いています。
身の回りのこと、kirikouのこと、家族のこと…
そして、モチロン自分自身のことも、いろいろなことがありますけれど
できることを、少しずつ一歩ずつ…というペースでやっていきたいと想っています。
よろしければ、皆様のお話もお聞かせいただけると、ほんとうにうれしいです。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします!!
討論番組が放送されるそうです。
これまでにも、さまざまなテーマを取り上げていて、私も
「人口減少社会」「医療安心できますか?」「ネット社会」などの放送を観ました。
番組の中で扱われる問題(課題)の難しさや複雑な事情もあると思います。
ただ、私自身のことを考えた場合
「お話し合い」や「討論」という形式が、どのような形で進んでいくものなのか?
きちんとした、ある一定の方向性を持って進めていくものなのか?
その方向性を、探したり、見つけていくためのものなのか?
ただ、いろんな意見を出し合っていくだけのものなのか?
そのお話し合いの進め方自体(ルールのようなもの)に、
まだはっきりとしないものがあったり…などなど
という場面を、身近で見聞きしたり、実際に体験することがあります。
ということで、番組に対する期待は大きいのですけれど
100点満点を望むのではなく、より良いものを作り出していくプロセスとして
とても、興味深く関心を持って観ることにしています。
先日のkirikouの授業参観では、グループ学習の授業で
「昔のくらし」について調べて、ひとつにまとめるという課題でした。
これから、学年が上がるにしたがって
その調べてまとめたものを使って、発表したり
さらに子どもたち同志で、意見を出して話し合っていくという課題に
発展していくことが予想されます。
保護者の目から見ても、これからの子どもたちには、得意不得意はあるにせよ
自分の意見や考えや気持ちなどを、みんなの前で発表していく機会もふえていくし
求められていくように思います。
小さい頃から、普段の生活の中で、そんなやり取りを意識していくことも大切かしら~
と思います。
とはいえ、お子さま一人ひとりの様子を観ながら、無理強いはよくないと思います。
kirikouの場合も、少しずつ、楽しく何かを伝えていけるようにできたらいいなぁと思っています。
もうひとつ、発信することも大切でしょうが
意外に難しいのが「人のお話を聞くこと」「耳を傾けること」であるということを
私自身も、つよく感じています。
kirikouの話も、こちらに話しかけてくるときは、忙しかったり
何かをしながらだったりで、真正面を向いてきちんと聞けていないこともあります。
ついついこちらの思い込みで、さきさきに言葉を予想してしまったりして
肝心のkirikouの話を、充分に聞けていないことも…ありがちです。
自分自身の反省も含めて、
大村はま先生の「教室を生き生きと」のなかの
「話し合いを成功させるために」や「思いやりのある聞き手を育てる」についての
お話を、いつか皆さまにご紹介できるようにしたいと想っています。
ということで、お話を「日本の、これから いじめどうすればなくせますか?」に戻しますが
番組HPに
「いじめをなくすために何ができると思いますか?
あなたの考えを聞かせてください。」という【おとな向けアンケート】と
小・中・高生のみなさんへ
「いま身近にあるいじめのこと。先生に言いたいこと。
みなさんの声を聞かせてください。」という【こども向けページとアンケート】が掲載されていました。
だいぶ前に、私も「いじめ」に関連した記事を書きかけたままになっていて
実は、気になりながらも、続きがそのままになっていました。
まだ、まとまったことをお話できないままでおります。
その中間報告のつもりで、まだまだきちんとした意見というには程遠いものですが
このアンケートに書いたものを、こちらにメモ代わりに貼り付けておくことにしました。
もっと、考えたり、調べたりして、深めていかなければいけない事柄で
そもそも、難しいことが絡み合っていることが、見えてくるほどに
かえって、言葉を失くしそうになります。
今のところ、一保護者としての意見(のようなもの?)ですし
私もkirikouも、
自分たちの中で深刻ないじめと感じるような、いじめに遭っていないので
(些細な…これぐらいはガマンできる範囲…だと思っていることもあって)
いざ、自分がほんとうにつらくて耐えられないような酷いいじめに遭ったら…
また、考え方が変わるかもしれません。
きっと立場や置かれた状況によって、意見もずいぶんと変わってくると思います。
そのことを踏まえた上で、皆さまのご意見をいただけると、とてもありがたいです。
きっと、違うご意見をいただくことで、
またさらに考えをすすめていくきっかけになると想っております。
どうぞ、よろしくお願いいたします!!
(では、以下に設問と私の書いたものを貼り付けます…
アンケートっていうのも、設問次第でいろいろと変わるような気もしますけれど…)
Q1 あなたの身近にいる子ども(小・中・高校生)に、いじめはありますか?
3)わからない
実際に見ているわけではないので、答えにくいです。
また、なにをもって「いじめ」とするのか、
そのあたりを番組の中でも整理してからお話を進めていただきたいと
思っています。
何かをひとくくりにして、お話を進めていくやり方には疑問を感じますので。
Q2 いじめがあったときに、学校の教師は、適切に対処すると思いますか?
3)適切に対処する教師は少ない
個々の事例で、まったくケースバイケースなので、
この設問では答えにくいです…
印象としてお話しいたしますが、
教師から見えているケースと見えていないケースがあります。
また、適切に対処していただけることがモチロン望ましいけれど
教師の方のみのお力で解決する問題なら、
「いじめの問題」がこれほど深刻になるとは思えません。
よって、教師の方々だけに、対応を求めることは…
現状では無理だと感じています。
Q3 いじめがあったときに、子どもの保護者は、適切に対処すると思いますか?
2)ほとんどの保護者は適切に対処する
(注 と送信しましたが…チョッと違ったと、いまは感じています)
こちらも、同様に「保護者としては…そうありたいと考えている。」
という意味での 2)という回答です。
が、しかし保護者としてできることには、カナリ大きな制限や限界もあるので、
各関係者の方々のご協力は、不可欠だと思います。
Q4 「今のいじめは、昔のいじめと違う」という意見がありますが
あなたは、どう思いますか?
何がどのように違うのか、なぜ違っているのかなど
お考えを具体的にお書きください。
環境要因が、あまりにも変化しているので、比較は難しいとは思います。
現状に即した見方をした上で、言えることがあるとすれば…
環境からの影響は、多大であるので、
当然「いじめ」というもの(何をさすかがあいまいですが)
も違ってくることは当然ありうると思います。
ひとつには、大人も含めて昔(をいつ頃にとるのかも問題ですが)とは
「人間関係の変化」「身近な家族の関係」や「コミュニケーションの質の変化」などが考えられ
これらが、大きな要因になっているのではないでしょうか?
Q5 いじめが原因で、子どもが学校に行かないことを、あなたはどう思いますか?
2)学校には行かなくても良いと思う
モチロン「いじめのない環境」を整えることが
第一になされるべきことでしょう。
けれど、それができない場合は、いじめのある「学校に行かない」という
ひとつの選択肢があっても良いと思います。
いま「学校に行く意味」も同時に、問われていると思いますので。
Q6 いじめをした子どもを出席停止にするなど、
いじめた側により厳しく対処するべきだという意見がある一方で
「子どもの教育を受ける権利の侵害だ」という反対意見もあります。
いじめた側により厳しく対処することを、あなたはどう思いますか?
いじめは、してはならない行為だと思います。
ただ、それをしている子どもの持っている背景や、
その根本的な理由などに対処するという視点が大切だと考えています。
ただ、単に「出席停止にする」「厳しく対処する」ということだけでは、
ほんとうの意味での、いじめをなくすことには、
つながらないのではないかと考えています。
「いじめられている子どもの安全と保護」は、第一になされるべきことですが
「いじめている子ども」に対する対応は、単に厳しくするというのではない
もっと、根本的なその子自身の自己肯定感を高めていくなどによる対応が
同じくらいに重要なことだと思います。
さらに、その立場が逆転することもありうることなので、
単純には割り切れないと思います。
Q7 「教員評価制度」を導入したり、教師への懲戒処分を強化したりすることが
いじめ問題の解決に繋がると思いますか?
2)思わない
いまも、先生方も出来るだけのことをなさっていらっしゃるんだと思います。
「できていることを評価する」という肯定的な取り組みならば、
方向性としては良いかもしれませんが
できていないからといって、それを処分するというのは、
逆効果だと思います。
Q8 深刻ないじめをなくすために、何が必要だと思いますか?
重要だと思うものを、いくつでも選んでください。
教師が子どもにより厳しく接する 家庭でのコミュニケーションやしつけの強化
教師の権威を向上させる *教師の能力を向上させる
教育委員会の見直し 国の政策の見直し
*保護者の意識の改善 *地域社会の協力
学校と警察の連携 *いじめに対処する第三者機関の設置
その他
(こういう設問は、答えにくいと思うんですけれど…これはひとり言デス)
社会全体の「人間関係」や「生きていくうえでの価値観」の見直しが
必要な気がしています。
「子どもたちの中のいじめ」は、私たち「大人の社会の持つ問題点」を
映す鏡のような働きをしていると考えられます。
Q9 いじめ問題について、ご自由にお書きください。
保護者・教師・学校その他の教育機関や地域社会など、
それぞれの持てる力を集めて
これからの未来を生きる子どもたちに、
私たちが、大人として「問題解決をしていく姿」を
良い意味でのお手本(モデル)にしてもらえるように
多くの方々と「お話し合い」を重ねながら、より良い方向性を模索して
解決策を見いだしていけるよう望んでおります。
またそのように、自らも努力していきたいと考えています。
「NHKでは、いじめや教育について考える番組を集中して放送いたします。」とのことで
これから、他にもいじめについて取り上げた国内外の番組が放送されるそうです。
いろいろな取り組みを知ることも、大切なことですね。
さて、ずいぶんと長くなってしまいました。
実は、おかげさまで
今日はブログをはじめてちょうど丸一年目でした。
はじめの頃は、ほんとうに言葉選びもおっかなびっくりで、短い文章が精一杯でした…
書くことの苦手感は、相変わらずつきまとっております。
思いついたことを、なるべくそのまま言葉にすること
そのことを伝えることに、できるだけの努力をしてみること
言葉をめぐっては、当分の間「学ぶことが山ほどある」ことを忘れないようにする
こと
などが、これからも私の課題だと思っています。
なるべく自然体を心がけて、
知らないこと、わからないことに対して素直に正直に向かっていきたいし
等身大の自分を見失わないようにしながら、
できるだけ、視野を広げていけるようにしていきたいと思っています。
もうひとつ…始めた頃にハルヤンネさんからいただいた言葉…
「継続することの方が、大切ですよ。
書けなくても気にしない…それが、コツです。
そして、居心地のよい言葉を ね。
そうすると、どこかへ、連れて行ってくれます。」(引用ここまで)
を思い出して、私の言葉は、どうかしら~?って振り返りながら
もう一度、この言葉を胸に刻んでおきたいと想っています。
そして、何よりも、この一年間の予想外の収穫というと…
こんなカタチでも書くことが、楽しくて…
書きたいことに、思いをめぐらせたり…
書くことに向かう時間をつくるためのアレコレが、うれしくて…
この点は、自分でもほんとうに驚いています。
身の回りのこと、kirikouのこと、家族のこと…
そして、モチロン自分自身のことも、いろいろなことがありますけれど
できることを、少しずつ一歩ずつ…というペースでやっていきたいと想っています。
よろしければ、皆様のお話もお聞かせいただけると、ほんとうにうれしいです。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします!!
http://www.lograr.net
いじめ・・・小4の時がひどかったですね。毎朝私も一緒に登校し、朝の会になっても出てこない担任の替わりに指導?していました(>_<)
先生方はよそのクラスのことまで介入しないし、どちらかと言うと知らん顔でしたね。
ですから、まず問題が起きているクラスの担任を学年全体で支えていくことが大切だろうと思います。
このところ、記憶の回線がややこんがらかってまいりましたので・・・
以前お越しくださったっていたか失念しているようで…
失礼かとは、存じましたが、お尋ねいたしました。
できるだけ、コメントにはお返事するように心がけておりますので・・・
いまのところ、ウチの子が塾に行く予定はありませんが・・・
塾も含めて、子どもたちのサポーターになっていただける方が
kirikouより年齢の上の方で、いずれ必要になってくるように思っています。
そんな仲間作りにまでは、まだまだ手が届かないんですけれど・・・
また、何かありましたら教えてください!!
ありがとうございました。
いじめが頻発するクラスの担任を、他のクラスの先生達も支えていくことが必要かと思います。
小学校は学級王国で困りましたが、中学は学年の先生方が常時連携してくださって助かりました。
文体などということには、まったく無頓着なんですけれど
自分でも、よくここまで続けられたなぁと思っています。
RAMさまがコメントくださることが、ほんとうに励みになっているんですよ~。
ほんとうにありがとうございます!!
さて、いじめについては・・・
今回は、なるべくさらっと扱ってみようと想って、書いてみましたが
実際には・・・どうしていいのやら、途方にくれてしまうことも
たくさんあると思います。
居心地のよさや安定の度合い=子どもの持っているもの×環境要因
かしら~?って思っているんですけれど
環境要因の部分は、かなり影響が大きいよね~って、
先日も、はは友だちとお話しました。
特に小学校3~4年生って、
どうも年齢的にも、個々の子どもの成長の差が、出てくる時期なのか
もともと、成長段階で、ひとつの変わり目にあるのか
子ども自身にしても、子ども同士の関係にしても
難しくなることの多い時期のようですね~
まだこの先にもいろいろあるのでしょうけれど・・・。
それにしても、毎朝、一緒に登校なさったんですか~?
先生には、なるべく「エールをおくること」・・・以外のことは
しない方針でアプローチしていこうと、私としては思っております・・・
教師の方も、このブログにいらしてくださっていると思いますので
何か良い手立てがあったら、共有していきたいと思っています。
信頼関係を前提に、よりよき方向性を見つけることを
目的にしていきたいと思っておりますので
どうぞよろしくお願いいたします!!
そうなんですよね~
シロウトの目線で、外から観ているからそう感じるのか
すこし身近でお話を伺う機会があるから、そう感じるのか
先生方としては、中からは、発信しにくいということを聞きましたので・・・
「連携」というのは、つまり「横のつながり」ということで
もっと、いろいろなことをオープンにできる体質みたいなものが
あったら良いのでしょうか?
そんな相談やお話しをする余裕すら
職員室になかなかないらしいというお話は、
ホントウなのでしょうか?
保護者として・・・一般人として、できることって何なのか?
ついつい考えてしまうところですね~!!
我が家には中3の長女がいます。
個性的(というか女の子の場読みができないマイペース派)ゆえ、小学校時代にグループには属せませんでした。(親友はいましたがクラスが別)
そんななか我が子を何か集団に属する必要があるとき必ず入れてくれていた優しい真面目なお子さんがいました。
長女は個性にあった私立中に行き、そのお子さんは地元中に行きました。その彼女はいじめをかばったために、自分が壮絶な虐めにあい、中2から現在まで不登校です。
親御さんは早い時期から、原因となった部活に顧問にも担任にも相談したにも関わらず「過保護」の一言で済まされたそうです。結局、加害者にはお咎めなしで彼女だけが傷つきました。
優秀なお子さんでしたが、内申が付かないためいわゆる「サポート校に進むそうです。同じ学校の制服をみるだけで恐怖感に襲われるそうです。わが子は地元中とは無関係なので、立ち話などもできているのですが・・。
他にも娘の同級生は4人ほど不登校になっているようです。
その多くは何故ってお子さんです。
クラスに2-3人は不登校が平均いると聞きました。
でも、この学校「長期欠席は0名」と小学校役員に説明しています。「フリースクール」を進めているからです。不登校者用会議室もあるそうです(養護室は満員だそうで)。
どうしたら防げたとは簡単ではない、実例を知っているだけに本当にそう思います。そのお母さんはこういいました。
「転校も考えたけど、兄弟が在籍中だったので難しかった。
学校なんか傷つくくらいなら行かなくて良い。元気で生きていれば道はまたあると思うから・・。でも、学校に対する考えや人生観は本当に良い意味でもわるい意味でも180度変わったわ」
「お姉ちゃん、楽しいそうでうらやましいわ。これからも付き合ってやってね」とも。
誰にいつどこにという原因がはっきりできない限り
微妙な問題であり、責任追及は実際には難しい。
普通の子であるがゆえに難しい部分もあるのだと再確認した春でした。
やはり、年齢が上がってくると、
とても深刻な事態になってしまうことが多いのでしょうか~?
どこかで親や先生が気づいたとしても・・・
解決できないことがあるというのが、残念で仕方がありません。
いろいろなルートがないわけではないのでしょうし・・・
どこから、どんな風に手をつければいいのでしょうか?
それぞれの良さや違いを認めること・・・
人と比べるのではなくて、良いところを学んだり
苦手なところも、支えたり助け合っていける・・・
ようにしていけたらいいのになぁ・・・って思います。
モチロンこれからいろいろなことを学んでいく途上の子どもたちだから
できないことも含めて、一人ひとりの良さを受け止めていけば
弱いものや、逆にできることのある人に対して
攻撃的になったりすることもなくなるような気がするんですけれど。
まだまだ、私は甘いのかもしれませんけれど
子どもは、大人や親や先生の姿を、よく観ているような気がします。
大人もですけれど、子どもたち自身が何とかしようって思えるように
していくための、何かが見つかるといいのかもしれませんね・・・
「こども」を中心に
「子供の立場で、子供の声に耳を傾け」
「今目の前のこどもに、大人が何をしてあげられるか」
虐めの当事者のお子さん達が大人の論議を前に
敢然と発言されていました。
この1年間の子供に関する支援をお願いした経過の中でも
これらの内容がとても大事だったと思います。
親や教師は建前、一般論、将来像等々からの論議をしがちです。将来の展望をどうするかからの視点ばかりだった気がします。
その中で弟の担任がいった言葉に私は衝撃を受けました。
「将来のこと、近い中学の事すら私は責任を持って語ることはできません。でも、今の彼をずっと見てきてこの2年間で一度でも普通級以外での指導を考えたことはありません。今の彼なら普通級で大丈夫。」
そう、今の目の前の子供の思いや状態を見なければ・・。
子供が今が幸せといい続ける限り数値が幾つだろうとテストが何点だろうと、彼が「自己肯定」と「自信」を持てている限り、彼の声を一番に考えようと。
それからは、いろんな意味で親も子供の安定し、先生達も子供の変化に目をみあはり、とても上手く進んだ気がします。
「こども」の声を一生懸命聞くこと・・。
教育の根本は同じなんですね。
私も、子どもたちがほんとうにしっかりと自分たちの思いや考えていることを
話していることに、とても感心しました。
その部分を、親も先生もきちんと見極めて
大人としてできること・・・
それぞれの持てるものをフル活動させて、前向きに話し合って
行動していきたいですね!
それにしてもイロイロな意見が出てきていましたね~~
どれが良い悪いではなく、いろんな意見を聞いて
では、今目の前の子どもたちに対して
私のできることは何か?考えながら、やってみようと思います。
この番組が、皆さまとイロイロとお話しするきっかけになると
良いですね!!
コメントいただいて、ほんとうにありがとうございました。