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Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

『神奈川県立近代美術館』別館へ…

2009-08-31 11:44:58 | 鎌倉散歩
急に思いたって訪れた「神奈川県立近代美術館」でしたけれど

今回取り上げている坂倉準三氏は、この美術館の建物をはじめとして、
様々な建築をなさった方だったんですね!


私自身が、たまたま近くの小中学校に通っていたこともあり
その頃から、何度か絵を見に来ておりましたけれど…

つい最近までは、建物を設計した方のことに想いを寄せることなど
ほとんどありませんでした。

近頃は、劇場や美術館や大きなホールなどだけでなく、普通のお家にいたるまで
街や都市のいたるところに建てられている建物にも、
多くのヒトの想いが詰まっている事を知りました。

時おり、何気なく歩いて通っていた「新宿」の街並みにも
こんな変遷があったんだなぁと、ビックリいたしました。

その方も、ル・コルビジェに師事してのち、
ご自分の世界を築いていらしたのでしょう。 


建物と周りの環境との調和を目指した建築家の視線が身近に感じられて

源平池に浮かぶハスの花の白が、いつにもまして鮮やかに際立って観えました。


サテ…入場券には、「神奈川県立近代美術館別館」の観覧券(当日限り)がついています。

裏八幡の通りを渡って、建長寺のある方向へ一時向かうと別館があります。

雨も降ったりやんだり、時には青空も覗いたりしていますけれど
せっかくなので、別館も観に行きました。

                

現在、「美術館はぼくらの宝箱」を開催中です!!


                

「美術館はぼくらの宝箱-子どもと楽しむためのガイドブック-」を、頂きました。


あまり時間の余裕がなくて、ゆっくりと小学生や高校生の子どもたちの

美術館での取り組みの様子を、見せていただくことはできませんでしたけれど

『蓮池通信(子ども×神奈川県立近代美術館)』で、いろいろな取り組みの様子が

ウェブ上に、公開されています!


美術館も、きっと「こうしなくっちゃ」とかいう堅苦しい世界ではなくって

伸び伸びとした想像力や豊かな感性を、はばたかせる空間と時間の交差するところ…

なのでしょうね!!!

さらに、小学校高学年から中学生にかけての変化のさなかの子どもたちが

自分の心の中を表す言葉を探したり、自分の姿を映す鏡を見つめるように

「美術館で、作品を前に佇んでいる」様子が目に浮かびました。


そんな、静かだけれど愉しいひと時を、

充分に大人と言われる歳になってしまった私でも

思う存分、過ごすことができました。



それから、何やらいつもと違う雰囲気の漂う八幡様の境内を歩きながら

どうやら、音楽イベントの行なわれるリハーサル中だったらしく…)

段葛の方に向かいました。



                



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