Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

アオスジアゲハ、飛ぶ・・・

2008-08-08 09:03:27 | 教育・福祉・医療のネットワーク等
学校のある東側からの朝の陽射しも、すでに眩しく

山鳩やいくつかの鳥の声とセミの鳴き声に混じって、
出勤する方々の足音が近づいては、また遠のいていきます。


『寝る子は育つ』とは、よく聞きますけれど…

kirikouは、一体どの辺りが成長しているのでしょうか?

今朝も、まぁほんとうに、よ~く寝ております。


立秋も過ぎて、『夏休みも、あと半分』

ちょうど一昨日には、kirikouのイネも穂が出てきて
白い小さな花(おしべの部分?)が開花しました!!

昨日の関東地方は、このところの不安定なお天気とはうって変わって

この夏、一番の暑さではないかしら?と感じるような

ほんとうに夏らしい…めまいを起こしそうな青空が広がっていましたね。


実家の母が来てくれるというので、アレコレと算段して
土日のお出かけと二日間のスクーリングと
昨日は、朝8時前には家を出て、人間ドックの受診をしてまいりました。


(帰りがけに図書館に寄ってから)家に帰って、また母を横浜駅まで送ってきました。

「歳を重ねていく中で、その時その時を一生けんめいに生きていくんだなぁ」と

エレベーターに乗る母の姿を改札口のところから眺めながら、しみじみ思いました。

おかげさまで、kirikouもマイペースに過ごしながら、お留守番ができたようですね。


私にしても、kirikouにしても…

いろいろな経験や得た知識や情報を、どんな風に蓄えていくのか?

さらにどんな風にして、それらを関連付けて実際に活用していくのか?


まだまだわからないことは、山ほどありますけれど…

そんな理屈っぽいことを抜きにしても
毎日の暮らしを「ひとは、それなりに工夫をして生きていますもの。」


ただ、その辺りのことを
いろいろな視点から整理したり、わかりやすく解説をしていただくと

興味関心の幅が広がったり、その面白さや思いもよらないことに気がついたり…
することがあるのかもしれません。


ということで…

まずは「第11回自閉症療育者のためのトレーニングセミナー」と同時に開催された
公開セミナーの一日目について、少しだけお話いたします。

内山登紀夫先生から

「TEACCHプログラムの解説と紹介」「自閉症の特性」「評価について」

諏訪利明先生より「構造化された指導」について伺いました。


ちょうど「自閉症の子どもの評価 生活スキル編」という4巻セットのDVDが
出来上がったとのことで

そちらの映像を観ながら、わかりやすく「評価」から実際の自立課題へとつながる
支援方法を解説していただきました。

(メモ書き程度ですが…)

「評価の重要性」は、何をどのように教えるかを明らかにすることができる。

「個別化」のポイント

①興味や得意 ②「芽生えのスキル」=学習の準備

③本人にとって意味があるか=理解しているかどうか、目標の設定が適切かどうか

④学習スタイル(課題の組織化)適した活動の設定


そして、「子どもの行動や反応の様子」を、よく観ながら

「できる面や好きな面」を見守りつつ
「可能性を見つけ、できることを増やしていく」ことが
「自立につながる」とのことです。

(「親と教師のための自閉症の子どもの自立課題」という3巻セットも
出ているそうです。

詳しくは、朝日新聞厚生文化事業団 を参照してください。

http://www.asahi-welfare.or.jp/index.html)

個人的には…ゲーリー・メジホフ先生のお話の映像を観ることができて
とてもヨカッタです。


そのメジホフ先生も講演をなさる

『自閉症カンファレンスNIPPON TEACCHモデルに学ぶ実践研究会』も

8月23・24日に開催されます。

モチロン、佐々木正美先生の講演もあります!!


それから…海老名市立わかば学園園長の諏訪利明先生のお話も

実際の現場で、お子さんと関わっていらっしゃるからこそ見えてくる
大切な視点を教えてくださいました。

「観察と評価」によって、その子どもの「認知の特性にあわせた支援=具体的な関わりの方法」を考えて

その子の「見方・感じ方・考え方」を想像して

『わかりやすく伝えていく』こと、『わかりやすい世界を提供すること』が
重要なんですね。


私自身も、頭ではわかっていても…実際には、できていないことだらけですが
日々の暮らしの中から、少しずつ工夫をしていきたいと思いました。


さて、1年ぶりの大学のスクーリングの方は、個人的な興味もある

(何年先になるのかも見えませんが、
福祉課目を履修して卒業資格を取ろうかと思いついて、その準備もあって)

「地球生命の進化」という講義を受けました。


学生さんも多種多様なところが、おそらく星槎大学の特徴ですので

その意味でも(講師の先生のご苦労も想像できますが)

私にとっては、同じような主婦で学んでいるお仲間との再会もあって
とても、楽しいスクーリングになりました。

グループに分かれてテキストの読み合わせをして、その要約を発表したり

映像資料として、NHKスペシャルで放映された「生命 40億年はるかな旅」の「1 海からの創世」
「7 昆虫たちの情報戦略」「6 奇跡のシステム“性”」の3本と
(もう一本は、確か別のシリーズの番組だったと思います)を観ました。

10年以上前の作品で、(そういえば観た記憶がありましたが)
CG映像などが駆使されていて、とてもわかりやすく解説されていました。


参考文献として、2007年のニュートンの別冊

『「生命」とは何かいかに進化してきたのか?最初の生命から哺乳類まで 』を
ご紹介いただきました。

(ニュートンは、今まで買って読んだことがないんですけれど
子どもも含めて一般の人に解りやすい科学書や雑誌って…
どのようなものがあるのでしょうか?)

コチラは…ぜひ、kirikouと一緒に観たいと思っています。


森川先生も、私のことを覚えていてくださったようで

改めて、大好きな「生物」の授業を受けて
(忘れていたこと、よくわかっていなかったことも多々あって)

ほんとうに楽しくって、ワクワクする時間を過ごすことができました。

(なるべく、きちんとテキストにも眼を通して…
早めにレポートに取り掛かろう!!と、今のところは、想っております!)


そういえば…映像の中で、いくつも興味深い生きものが出てまいりました。

例のフランス・ドゥ・ヴァール博士のお話とボノボも出てきましたし

ニホンミツバチやハキリアリや美しいチョウたち…

「シロオビアゲハ」や様々な文様や色の多様な「アグリアス」も
ほんとうにオドロキデス!!

そして…私自身は、捕ることはしませんが

身近で、飛んでいるのを観ることができる大好きなチョウといったら

やはり「アオスジアゲハ」かもしれません。


家への帰り道…


ほんとうに偶然に、それも突然のようにして眼前に飛び込んでくる…

あの黒い羽に浮き上がる「ちょっと緑がかったキレイな水色のすじ」に
思わず見とれてしまいます。

そして、また…あっという間に、どこかへ飛んでいってしまいます。


そんな気まぐれな出会いも、案外気に入っているところかもしれません…



ようやく…kirikouが起き出してきました。


8月8日…今日も暑くなりそうですね。


皆様も、お心もかろやかなお健やかな一日をお迎えくださいネ!!


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