Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

クリスマスカラー・・・

2008-11-22 11:14:09 | お気に入り
今朝も快晴、富士山もくっきりと見えています!

朝日を浴びた銀杏の葉っぱも、葉先から黄色味がかってきています。


調べてみると…

「いきものみっけ」では、もう「冬のいきものしらべ」が始まっているそうです。

「いきものみっけ」のサイトでは、それぞれの生き物についての解説や
「みっけニュース」の中で、面白いコラムもありました!

「理科年表オフィシャルサイト」にも「イチョウの黄葉日」が載っていますね。


地球上で、これほど鮮明に四季を感じられる土地柄というのは…
ある一定の区域に限られていると思いますので

その大切な自然の恵みに、気づくことのできる感性を授かったことは
私としては、ほんとうにうれしいことだと思っています。


世界のアチコチを旅する経験をお持ちの方々は、その国々の人々とふれあい
その土地の空気を吸って、その土地の食べ物を食べて…

その土地ならではの景色や風土を感じておいででしょうから

イザ日本にお帰りになって、改めて日本をご覧になると…

ホトホトがっかりしたり、まさに「井の中の蛙」を観る思いがなさるのでしょうか…

その「渦中に身を置いていると…」

なかなか「己の姿に思いが至らないモノ」なのかも知れず…

ではでは、「いかがすれば、良いのやら?」と言っても

私などの想像の域を、はるかに越えておりますし

「おいそれとは、答えの出ない問い」を、ツラツラと転がすことになりがちです。


まぁ、そんなことをウダウダと言っていても埒が明きませんので

昨日のことやら気になることなど、お話させていただきましょう!


傾聴ボランティアグループの集まりでは、今年度の入門講座を受講した方が

私たちの活動の(というほどの事をしているわけでもないのですけれど)
見学ということで、数名参加してくださいました。

いつもの情報交換など、いろいろなお話し合いが出来ました。

(一旦帰って、kirikouがスイミングに出かけるのと一緒に家を出て…
主婦?母?としては、少々の後ろめたさを引きずりつつ…)


朝日カルチャーセンターで開かれた

対談『最強の’恋’をするのだ。- 愛と情熱の脳科学 椎名誠×茂木健一郎』
を聴きに伺いました。


会場に着くと、まだ始まってじきだったようで

そろそろ、椎名誠さんのエンジンがかかるかどうか…
皆さん、固唾を呑んで待っている…ところのようでした。

そこは、流石に聞き上手の茂木先生のことですから

お話の流れを上手に作りながら、
椎名さんとの掛け合いやら、間合いも絶妙かつ微妙に?取りつつ
お二人から、ほんとうに興味深いお話をたくさん伺うことができました。


ライブでお話を伺うのは、3月の養老先生のとの対談以来?だったように思いますので
とても愉しい時間を過ごすことが出来ました。


ただし…お話の面白さや愉しさとは、ウラハラに、おっしゃっていた内容は

時に、耳が痛いような…キビシさを伴っていましたし…

けれど、奥底に日本や日本の人たちに対する期待や愛情があってこそ
だと思いたいのですけれど。

伺いながら、ふと思ったことは

何かを、恋う…願う…期待する…ということの根底には

何かが、足りない…叶えられていない…欠乏や喪失感…が
あるということなのでしょうか?


大のビール好きで「ビールを飲まない日はない…」とおっしゃる椎名さんが

ビールを待っている「からだの細胞」が、
ビールと出会う瞬間に感ずるであろう「よろこび」を語っていらっしゃる表情には

ほんとうに生き生きとした実感がこもっていらっしゃったように見えました!

(私の邪推かもしれませんけれど…元々、かなりの硬派でいらして

本当は、女性のことも気になるけれど、とってもシャイなので

「口になんて出して、言えるもんか!」と、内心思っておいでなのではないでしょうか…

(恋愛は)…『生きる希望を与えてくれるもの』というコトバが、とっても印象的でした。)


サテ…実は私は、椎名さんがSF作家でいらしたということを知りませんでしたが

SFの新刊「ひとつ目女」が出るそうです。

そうそう、椎名さんがお書きになるのは、思いきっリ「虚構を書ける」分野か

「ホントウのことを書く私小説」(書き方としては、90%くらいの事実?)の

ドチラかで、その間は自分には書けない…とのこと。

アタマの中に映像で浮かんだものを、お書きになっているそうで
そのあたりも、大変に興味深く感じました。

終了後、サイン会が開かれていましたが
私は、知り合いの方とおしゃべりをしてから会場を後にしました。

それから、茂木先生の対談シリーズ(?)も続々と企画されているようです!

ご関心のある方は、ぜひどうぞ!!


ビル群の谷間で、きれいなイルミネーションを施されたキラキラ光る木の間を抜けてから
帰りがけに…どうしても寄りたかったのが

新しく出来た新宿「ブック1st」にある「三冊屋」のコーナーです!

1フロアーを見ただけですが、売り場全体も広くって
売れ筋(?)の本や雑誌のレイアウトも、とっても贅沢な雰囲気です。

(私のような…どちらかというと、掘り出し物が好きな方には…)

松岡正剛さんのISIS編集学校の企画の「三冊屋」は、オススメだと思いますので
よろしかったら、覗いてみてください!(以下引用)

『第1弾(11/6~11/27)は三冊屋人気ラインアップのなかから
ブックファースト新宿店の柴田さんが選んだ約100セット。』とのこと。

いろいろな方のチョイスが並んでいて、
どれも気になる組み合わせばかりでしたけれど…(お財布とも相談して)

#40 「海外から見た日本文化」 選者:石黒壮明 デザイナー

1.アーサービナード著『出世ミミズ』
2.アレックス・カー著『美しき日本の残像』
3・ドナルド・キーン著『果てしなく美しい日本』  

の文庫本3冊を購入いたしました。


世界の中にあって、マサカ鎖国をしていくつもりではないのならば

いろいろな国々から、様々なことを学びつつ、それらを上手に取り入れたり

日本の良さも見つけながら、新しいものを作っていけたら良いですね…


こんなことを想うのは、私だけかもしれませんけれど…

母親って、出来の良い子には、ついつい過度の期待をかけてしまいがちですけれど

出来があんまりよくなかったりすると、
かえってカワイクッテ仕方が無い…ってことはありませんか?

考えてみたら、できることできないことも、人それぞれの千差万別ですもの。

例えば、お勉強の方はイマイチでも
何か他にキラッと光るものを、持っているハズです。


そんないいところを探して、見つけながら(出来ていないことを、嘆かずに…)

『いいところ応援隊』の精神で、もう少し諦めずに出来ることをやってみませんか?


(などと、大きなことを言ってしまい…気がついてみたら)

どうやら、自分に対して自分でハッパをかけていたようです。


まだまだ、お話したいこともあるような、ないような…

このあたりで、一旦おしゃべりを終えましょう。



陽射しもことのほか暖かくって、吹く風も穏やかです。


皆様も、お心も晴れやかなお健やかな佳き一日をお迎えくださいネ!!


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2 コメント

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風待人さまにおかれましては (やまぼうし)
2008-11-22 17:20:02
おかわりなく、旧友に会えたような嬉しさを感じました。

新しくできた本屋さん、私も行きがけに外から眺めましたが
なかなかおしゃれなレイアウトのようで、次に通った時には
立ち寄りたいなと思っています。

きのうは代わりにと言ってはなんですが、
BIG ISSUE 107号を買いました。
茂木さんが表紙の号です。

ホームレスの販売員さんが「しおりに使ってください。」と
紅く染まった葉に虫がくっついてるみたいなイメージの
折り紙をつけてくださいました。
なんだかほっこり
こころが暖まる夜なのでした。
返信する
お会いできて、とっても嬉しかったです!! (風待人)
2008-11-22 17:42:37
やまぼうしさま

ようこそ、お越しくださってありがとうございました!!

やっぱり、ライブで伺うお話は、躍動感があって
ほんとうに素晴らしいデスね!!

やまぼうしさまとお話できて、ほんとうに懐かしさや
実家に帰った時のような安心感がありました。

それから、ビッグイシューの情報ありがとうございます!!

http://www.bigissue.jp

横浜でも販売している方がいると想うのですけれど
なかなか行き当たらなくって・・・

折り紙のしおり・・・心遣いがほんとうに素敵ですね。

きっと、心やさしき人なんでしょうね・・・

今度の読売ウィ--クリーも茂木先生の特集とのこと。
必ず、購入しようと想っております。

また、お目にかかって、いろいろとおしゃべりをいたしましょうね!!

楽しみにしております!お元気でお過しくださいね!!
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