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Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

12月最初の朝・・・

2007-12-01 11:48:16 | Weblog
カレンダーをめくると…いよいよ今年最後の1ページになりましたね~!

朝から白い雲がゆったり流れる気持のよい水色の冬空が広がって
それだけで心浮き立って、どうにもうれしくなってしまう私です…


昨日から実家の母が来ているので…

気になるところへお出かけしたことや、書きかけのお話をさせていただきたい気もいたしますが

ゆっくり書いている時間がなさそうです…

お出かけリストと、今持ち歩いて読んでいるオモシロそうな本のことなど
とりあえず、メモ書きしておきますネ。

まず…サントリー美術館での「鳥獣戯画がやってきた!」に向かいましたが…

なんといっても、東京ミッドタウンという最先端スポット(?)にありますので

(当然のことながら、私にはチンプンカンプン…
「ココは、一体全体日本なの~??」状態で、案内表示を頼りにしつつも
何度も迷いながらどうにかこうにかたどり着きました。

まず目に留まったのは…
高層ビル群を背景に黄葉の美しい風景をバックにして
広く開けたガラス越しに見える、ブルーを基調にした「ガラスのクリスマスツリー」です…

なんとも不思議な光景でした…)

「鳥獣戯画」については…いうまでもなく…ほんとうに線画が生き生きしていて…

表情もオモシロく…日本人のまなざしのユニークさを感じずにはいられませんでした。

それ以上のことを、申し上げるコトバを私は持ち合わせておりませんので…このくらいにして。

六本木駅から(路線検索して行ったにも拘らず…乗換えをまちがえながら…)

外苑前まで、何とかとたどり着き

ワタリウム美術館でに「クマグスの森」展を、時間を掛けてじっくり観ました。

4階から3階2階と降りながら…

昨年の国立博物館での展示より、実物の資料をしっかりと細かいところまで
観ることができました。

植物標本やスケッチのかび臭いような匂いまでもが、
クマグスその人の生きていた雰囲気を醸し出していました。

天井の高いところまで、美術系の本のたくさん並んでいる本屋さんを横目で見ながら
カフェで「きのことポテトサラダのサンドイッチ」をいただいて…

池澤夏樹さんの『熊楠と粘菌の宇宙論』のお話を、3階のスクリーンで伺いました。

いろいろな方がいろいろな視点から「南方熊楠」に迫るべく
興味深い考察をなさっているので、
それを伺うコチラもまた新たな気付きをいただいたり、
違った見方ができる…オモシロさがあります。


さて、今日は以前ご紹介した人間学アカデミーの第7期の講座があります。

講師の菅野仁さんの「ジンメル・つながりの哲学」を

このところ、持ち歩いて一夜漬け状態で読んでいる最中ですけれど…

今までよくわかっていなかった…考えてみたこともなかったような…

「社会について」少しずつ学び始めている私にとって
とてもわかりやすい語り口で、取り掛かりやすい「切り口」から
お話をしていただけるような気がしています。

その後…途中で抜けて…(行くつもりで)

半蔵門駅から大江戸線の都庁前駅まで行って

朝日カルチャーセンターで、茂木先生と日高敏隆先生の対談に参加します。

(日高先生の「動物と人間の世界認識 イリュージョンなしに世界は見えない」も

ほんとうにオモシロい視点から語られている本です。

動物の目…昆虫の目…そして人間の目から見えるものを、深く考えさせられます…)

遅れていくのは、失礼なこととは想いましたが…

どちらも捨てがたく…どちらも直接お話を伺ってみたくって…

最短距離を探しながら…迷子にならないように落ち着いて…

出かけていこうと想っています!!


さて…お昼ごはんを、みんなで食べて…いざ、出発です~~!!


(お留守番をしてくれるkirikouとおばあちゃんと夫に向けて…


   「いつもほんとうに、ありがとう~!!」

        心を込めて感謝のコトバを送ります!!

  
          アワテンボーでオッチョコチョイで、超マイペースな母より…)


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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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はじめまして。 (うみ)
2007-12-01 22:58:06
風待人さん、お邪魔しま~す。

驚きました。なんて活動的な方なのだろうと!

いろんな事に興味をお持ちで、いろんな本もお読みになってるのですね。教育の事も熱心で、同じ親として、頭が下がります。

「クマグスの森」展での池澤夏樹さんの公演は、どうでしたか?どんなお話だったのでしょう?
池澤さんと言えば、「スティル・ライフ」や「母なる自然のおっぱい」を読んだことがあります。最近では「星の王子様」の新訳を出版されましたね。即購入しました。
なんだか、熊楠氏よりも池澤さんに興味があるみたいですが、
熊楠氏の本の紹介を、作家の川上弘美さんが新聞で紹介していまして、「優しさとは強さ」のような事が書かれていました。
この方の描いた絵を見ると、しっかりと対象を愛するように見て繊細に表現する方だなと感じました。

茂木さんは今日、TV番組の世界一受けたい授業に出演されてましたね。それを見て、あ~私って、頭ガチガチだな・・・とへこみました。
脳も体もしなやかで柔らかになりたいものです。

長々と失礼いたしました。またお伺いします。
返信する
The Leaping Penguinsで (コロン)
2007-12-02 07:17:00
書かれていたとおり、ワタリウム美術館とサントリー美術館に行かれたみたいですね・・・。

また昨日は、renrenさんから話は聞きましたが…やまぼうしさん、Mさんともお会いになり、飲み会にも参加されていたとのこと。

充実した週末となりましたね…。

私も是非みなさんとご一緒に茂木先生の話を傾聴したいものです。

その機会が巡ってくるのを楽しみにしております…。

返信する
素敵なお名前の響きですね・・・ (風待人)
2007-12-02 13:29:58
うみ さま

お越しくださって、ありがとうございます!!

本を読むのがお好きなんですね~!

池澤夏樹さんは・・・落ち着いた・・・大人の雰囲気のある方に感じました。
(詳しいことを、事細かに書くのは苦手なんですけれど
私なりに感じたところ、大まかにつかんだことなど・・・
そのうち、お話できたらいいですね・・・

私は池澤さんの小説は読んでいませんが
「ジョンレノン ラストインタビュウー」の翻訳者として、認知していました。

私の読んだことのない小説やまだまだ知らない作家さんが
山ほどいらっしゃるような気がして、
残りの人生でどこまでいけるものやら~???デス。

アハ!体験は録画し忘れました・・・

朝カルのお話も、日高先生の素晴らしいお人柄もうかがえて
とてもオモシロかったですよ~!

コロンさま

おかげさまで、新しい出会いもあって
とても楽しい時間を過ごすことができました。

(renrenさんの携帯で・・・
お会いする前に素敵なお姿を拝見させていただきました・・・

フ~ム、いつも伺っている落ち着いた語り口から想像するより
ズ~~ッとお若くていらっっしゃるんだなぁ・・・と想いました。

ぜひ、いつかきっと直接お話させてくださいね!)

3月22日(土)の朝カルで、待望の養老先生との対談も企画されています!!

春休み中かもしれませんけれど・・・
できれば・・・ぜひ参加したいと思っています!
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