Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

体験学習へ出発!!

2008-07-06 10:24:08 | 表現すること
今朝は、「4時頃に、鳥の声で目が覚めちゃって、よく眠れなかったよ~。
ご飯、早く作って~!」と言いながら、6時過ぎにkirikouが私を起こしにきました。

大きなリュックを重そうに背負って、kirikouがいつもの階段を登っていくのを見送って
しばらくしてから、私も学校へ行くと…


子どもたちが校庭に集まって、先生のお話を聞いています。

バスに乗りこむ子どもたちや先生方に声をかけて
他のお母さんたちと一緒に見送る私に、kirikouも窓際で手を振りながら…

7時50分頃に、無事に出発して行きました。

曇り空を見上げては、「夜まで、お天気が持ちますように~!」
と、お祈りしています。


さて…普段は、何やかやとうるさく感じるkirikouの声がしないとなると
やはり、どこかにポッカリと穴が開いたような気もいたしますが

それとて、ほんの一瞬のこと。

「どうも、落ち着きのない…じっとしているよりは、動いている方が気が楽…」
というような状態の私ですので

今日の午後も、かねてよりお話しておりました
平田オリザ作・演出の青年団第56回公演「眠れない夜なんてない」を観に出かけます。「遊んでばっかりいるしょうがない母親だなぁ…」というお叱りの声も聴こえつつも
私なりの言い訳をアレコレと唱えながら、
家を一歩出てしまえば「まっしぐら~!」になりそうです。


人との関わりについて知ることを、もう少し追求してみようと想うと
どうしてもいろいろな形での「人の営み」と言うものを
もっとよく観てみたいなぁ…という気持が湧いてきて
できる範囲の中で、ついついイロイロなところに足を運ぶことになってしまいます。

だからと言って、何かに結びつくと言う確証もまったくありませんが
なんと言っても、「趣味と実益を求めて、楽しく学ぶ」ことは
なかなか、すぐには止められそうにありません。


出かけるまでのスキマの時間を使って、いくつか気になることなど書いておきましょう。


水曜日の夜のフジテレビの「ベストハウス123」で
サヴァン症候群の方のお話を取上げていましたね。

我が家では、脳関係の番組として…kirikouも一緒に観ていました。

まだ解明されていない様々な脳の機能があって、
そこには「障害=生きていくうえでの困難さ」を伴うこともありますが
その方のユニークな才能の開花を見守ることができることは、本当に素晴らしいことだと思いました。

さらには、障害のあるなしに拘わらず
「100人いれば100通りの生き方とその人なりの才能の開花がある」ことを
私としては、信じていきたいと強く思いました。


飛んで…金曜日は、午前中に通級指導教室の親の会の集まりで
現在中学校にお子さんがいらしている先輩お母様お二人のお話を伺いました。

(少し遅れて参加しましたが)

①通級に通うようになったきっかけ②学校での困りごと
③お子さんに、なぜ通級に通っているのか、きちんとお話しましたか?
④⑤進学にあったってのアレコレや私立中学や公立中学の情報や学校との連携について
⑥思春期について、親子のコミュニケーション、性の問題についてなどなど

参加者の方も熱心に質問をなさって、お話に聞き入っている様子がとても印象的でした。

私からも「就労を意識して、子育ての中で行っていることは何かありますか?

情報収集など、親の会などにつながっていますか?」という趣旨の
ご質問をいたしました。


会の終了後、久ぶりにお会いした同じグループ指導を受けていたお母様や
先輩のお母様と一緒に、アレコレと小一時間ほどおしゃべりしてから
今度は、鎌倉に住んでいる妹の家に向かいました。


空はスッカリ夏空で、ウラ駅の時計のある広場では
遠足か修学旅行でしょうか、小学生の子どもたちがグループ毎に集まってきて
ワイワイガヤガヤと、大変な騒ぎでした。

妹は、(必要に迫られて…ということもあって)介護関連の情報に詳しいので
一人暮らしをしている夫の叔母のことで教えてもらおうと想って
イロイロと資料を見せてもらいました。

この年になると…どうしても親の介護等が実際問題として、身近になってくるようですね。

それも、誰でもが迎えることですし
避けては通れないことですから、覚悟をしつつ淡々と…

できるだけのことを探しながら、ひとつずつやるだけの事をしていくしかありませんね。


それから、鎌倉文学館まで歩いていって
私一人で企画展「田村隆一 ~詩人の航海日誌~」を観てきました


そうです!

武満徹さんの作曲した「マイウェイオブライフ」の詩の作者の方でした。

詩人の人生の軌跡を辿るとともに、
その生活を髣髴とさせる品々の展示もあって
その人となりの何がしかに触れることができました。

帰りがけに、自選の詩集「腐敗性物質」の文庫本を買いました。

(会期は今日までですが、お庭のバラも、まだ咲いていますし
遠くに海を見わたすことのできる洋館も素敵です。)

ゾロリの特集のチラシをいただいて、kirikouの興味はどうかしら?なんて思いつつ
ゆったりとしたひとときを過ごすことができました。


さて…先ほどの新日曜美術館の「最古の守護神 現る~法隆寺国宝・四天王像~]
時おり覗きながら、ブログを書いておりました。

私は、仏像も良くワカリマセンが

その四天王像の「まなざしの柔らかさ」が印象的で、
その時代にお手本にした文化の違いや受け容れる側の様相など

仏像ひとつとっても、その背景がイロイロと映し出されていることを知りました。

そういえば、横浜のそごう美術館で「生誕290年木喰展ー庶民の信仰・微笑仏ー」を、
7月24日(木)まで開催しています。


できることならば…ほんのひとときでも…

木喰さんの彫るほとけ様のような笑顔で、暮らしていけたら良いデスね…


それから、もうひとつ大きくお話が飛んで…

明日は、横浜自閉症親の会の主催の勉強会があります。(以下転載)

7月の例会*公開勉強会*    「自閉症の人の就労について Ⅱ」

大妻女子大学教授・横浜やまびこの里・ワークアシスト仲町台小川 浩 先生

    
 日 時 : 7月7日(月) 10時30分 ~ 12時30分
 場 所 : 横浜ラポール 2階 大会議室A・B
     (JR・地下鉄)新横浜駅下車 徒歩15分(駅より送迎バスあり)

*会員・賛助会員・一般どなたでも参加できます。(会員でない方は資料代500円)

当日、直接会場へお越しください。    (引用ここまで)
   

小川先生は、横浜市発達障害検討委員会の座長をなさっていたので
私も、ぜひ参加したいと想っております。


まずは、学齢期をいかに安心して過ごすことができるかもとても大切ですが

その先の就労や生活の自立等は、もっと長いライフステージを見通していく必要がありますので

いまから、少しずつでも、本人の得意なことややりたいこと・できることを探しながら
彼らを取り巻く社会環境の整備にも、目を向けていきたいと想っております。


ここで、追加情報です!!

『2008年 星槎教育研究所セミナー』のお知らせが届きました!
今年度は、『 明日からできる子どもの発達を支える理解と支援

より実践的な支援方法に関するセミナーを開催いたします。』とのこと。

教育、医療、福祉や就労などの分野の専門の先生方のお話が伺えます!

関心のある方は、是非チェックしてみてください!!



今日も暑くなりそうですね…


kirikouは、坐禅コースと登山コースの選択で
体力的には、かなりきつそうな登山を選びましたので

今頃、えっちらおっちらと…
ヘロヘロになりながらも、元気に歩いているのでしょうか?


私も、そろそろお出かけの時間になりました。


皆様も、こころ涼しげなお健やかな佳き一日をお迎えくださいネ!!



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