Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

花の香り・・・

2008-07-08 09:02:07 | 表現すること
今朝は、降っているのか?いないのか?

スッカリ梅雨空が戻ってきたようですね。

お出かけまでの小一時間、「小さなおはなし」でもいたしましょう…


まずは…kirikouも(小さなアレコレは、あったようですが)

おかげさまで、一泊の宿泊学習を終えて「無事に」帰宅しました。

帰る早々、ゴロンと横になって
ナント!!そのまま今朝の4時頃まで「爆睡」していました。

(一度だけ学校の先生からのお電話で声かけをしましたが
ほとんどウツロなまま、はっきりとした受け答えもありませんでした。

4時過ぎに起きた際に、一応の様子は話してくれましたが…

話したことで、安心したのか?すぐにまた眠ってしまいました。


kirikouのいない間に、私のほうは相変わらずの「超マイペース」で

平田オリザさん作演出のお芝居「眠れない夜はない」を観てきました。

(ひと言では申し上げられないほど…)

淡々としているのに、笑いがあって、最後にはズズ~ンと大きく揺さぶられて…

本当に、いろいろなことを感じたり考えさせられて…

感動?(あまりにありきたりすぎるし…)感服?(言葉が違うかしら?)いたしました。


アンケートを記入して、一階のフロアに出ると
平田オリザさんが立っていらっしゃいましたので

行きがけに読んでいた「ニッポンには対話がない」にサインをして頂きました!


シアターの外には、出演者の方々もいらして観に来てくださった知人の方々と
お話をしたりなさっていました。

ちょうど、お芝居の中で若いお嬢さんの役をしていた方がいらしたので
「とても素晴らしかったですね~!」などとお声をかけて駅の方に向かうと

かなりご高齢の女性の方がご家族と歩いていました。

御髪もきれいに結い上げて、凛とした風情の方なので
思わず「お芝居がお好きなんですか?」と伺ってみると

「孫が出ているので、できるだけ観に来るんです。」とのこと。

お話を伺っていくと、先ほど声をおかけした方のおばあ様で、もう90歳くらいのようでした。

世代をつないでいくことの、なんともいえない温かさを、ふと感じました。

今回は、私一人で観ましたが

このお芝居は、現代を生きている私たちのそれぞれの年代の姿をさりげなく映し出しながら
その奥にイロイロなテーマが浮き彫りになっていましたね。

(おそらく、NHKテレビでの劇場中継もあると思いますので
ご興味のある方は、是非ご覧になってみてください!)

その後、バスで武蔵野市立図書館まで行って

(結局、まだ定期購読していなかった)ジブリ出版の雑誌「熱風」をコピーして
今度は新宿経由で家に向かいました。

前回も感じましたが、この図書館は(休日ということもあるのでしょうか)
子どもからオトナまで、本当に「たくさんの方々が利用している」という印象がありました。


さて…昨日は、皆様にもお知らせしましたとおり

自閉症親の会の勉強会で小川浩先生のお話を伺ってまいりました。

とてもわかりやすくって、大切なお話が盛りだくさんでした。

(内容については、また改めてお話しする機会を作ろうと思っておりますが)

kirikouが一年生の冬、梅永先生のお話をきっかけに
「就労がタイヘンだ~!」と想ってから、かれこれ約4年が経ちました。

社会の変化や状況は、進んでいるのか?それとも、もっとキビシクなっているのか?

一概には言えませんが、情報を受け取る側の私自身の考え方や見通しや覚悟(?)の方に
おそらく大きな変化がありましたので、それはそれとして…

できないことは、相変わらず山ほどありますが

「今できることを、ひとつずつ積み上げながら」淡々とけれど着実に…

時には右往左往したり、試行錯誤を繰り返しながら
ナントカカントカ、日々の暮らしを送ることができたら良いですね~!! 


そして、今日はkirikouは代休ですが…

(先日、kirikouの体調不良で延期してしまった)知人とのお約束の予定が午前中あって
その後、通級指導教室の個人面談に出かけます。

(留守中のことは…ご心配なく、ある事情のお陰で「ダイジョウブ~!」ナンデス。)



窓の外は、濃いめのグレーの雲が広がってきていますね…


どうも、この後も不安定なお天気になるのでしょうか?



そうそう「花の香り」のお話をしていませんでしたね…


今朝のニュースで聞いた「銀香木」という良い香りのするお花にまつわるお話です。

大きな地震の被害のあった成都では、このジャスミンに似た香りのお花を
多くの方が楽しんでいるとのこと。

毎年、街角でこのお花を売っているおばあさんは
地震の後の一時は、お花を売りに行く元気も出ませんでしたが

被害にあって同居している息子さんたち家族のために、また花売りを始めたそうです。

街の方々も、このお花の香りを待っていらしたのでしょう。

Tシャツの胸や車のミラーのところに付けられた一輪のお花の香りが
中国の人々の優しい気持を、私のもとにも届けてくれました。


さてと…

これから、ゆっくりめの朝ごはんをいただいて

私も、そろそろ散る間際の「くちなしの花の香り」を探しながら

今日一日を、はじめましょう…


皆様も、雨の日も…

お心かろやかに、お健やかにお過ごしくださいね…



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
わざわざ ありがとう (h7a2n3a7h2a3na)
2008-07-09 17:19:36
銀香木をご覧戴き、コメントまでわざわざありがとうございます。あのブログは古い方でして、只今は上記URL(「いとしきものたち-2」)を継続しております。気の向かれた暇な折りにまたお越し下さい。
しかし、どうして私の記事に辿り着かれたのか不思議です。検索で早いうちから表示されるようにも思えないもので……。
お芝居 お好きなようですね。私はたまには行くのですがしばらく見ていません。
お仕事、大変いそがしそうです。ご自愛を……。
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こちらこそ、お越しくださって本当にありがとうございます! (風待人)
2008-07-09 17:49:59
h7a2n3a7h2a3naさま 

ようこそ~!

「銀香木」でググッたところ、3番目に載っていました。

お花の名前も素敵ですし、お写真を見せていただいて
そのイメージが、くっきりと像を結ぶことができました。

いつか・・・その香りに親しんでみたいなぁと想いました。

最近になって、イロイロなところへお出かけすることが増えましたので
お芝居などを観ている回数は、 あまり多くはありません。

少しずつでもイロイロな分野のモノコトに触れる機会が取れると良いのですけれど。

これからも、よろしかったらまたお邪魔させてください。

どうぞ、よろしくお願いいたします!!
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