Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

郷に入れば、郷に従え・・・?

2008-09-29 10:38:26 | 表現すること
kirikouたちが登校する頃から雨も降り出して
何やら肌寒く感じられる月曜の朝。

そろそろ夏物をしまって、もう一枚の重ね着をしたくなりますね。

こころに浮かぶ言葉を掬い上げながら、
ゆるりゆるりとお話をさせていただきましょう…


まずは…

(時おり、コチラでもお話しておりますkirikouの従姉が
昨日の文化祭で、中学3年生としてブラスバンド部最後の演奏をしたそうです。

「○○○サン、司会をやったり、
ドラムの演奏も、ほんとうに弾けていたよ~!!」と

観にいった実家の母が、先ほど電話で様子を話してくれました。

その母も、今日のお昼過ぎには新潟に帰りますので
私も横浜で待ち合わせをして、お土産などをことづける予定です。


ということで、お出かけまでの時間を見計らいつつ…

明日で、6回目の集まりになる「はじめのい~っぽ!」と
来週の月曜日に予定されている『きょうだい児の支援』についての学習会に
関連した連絡のメールなどを送ってから…)


茂木先生の「クオリア日記」を、覗きに伺ったところ

先生のご著書『生きて死ぬ私』(ちくま文庫)の中でも
特に印象的だった「母と仏壇」についてのお話をなさっていました。

私が2年ほど前に読ませていただいたのは、
長らく絶版になっていたものを、復刊した文庫本の方でしたけれど
それから、また少しの時間がたって、今読みかえしてみると…

その時に印象深く感じたところとは、違うところに目がいって
また違うことを感じるにつけ、

「文章を読むこと」の奥深さに、改めて気づかされます。


ふと思い浮かんだのが「郷に入れば郷に従え」という諺で
PCとは、まことに便利なもので、早速検索をしてみると…

出典は「実語教」に並んで、鎌倉時代に書かれた「童子教」という

『中世から近代明治までの数百年間 わが国の初等教育書』とされた本にあるとのこと。

(あくまで、ネット上にあった情報の伝聞ですけれど)

家にある古い広辞苑を引っ張り出してきて、調べてみると…

【郷】①律令時代の地方行政区画の末端の単位。→郷里制。②…③さと。いなか。と続いて

-に入っては郷に従え 人は住んでいる土地の風俗・習慣に従うのが処世の法である。(童子教による。)

なるほど~!!処世の法ですか?

ところで、律令時代って…いつ頃でしたっけ?などなどと、
あとからあとから、苦手だった歴史の世界の言葉が浮かんできます。


そして、私の意識に浮かんだのは…


昨日参加してまいりました「日本学術会議 自然人類学分科会」主催の

『公開シンポジウム 戦争と人類学』
の中で伺った、とても興味深いお話のアレコレだったり

昨日の大河ドラマ『篤姫』の中でのワンシーンだったりして。


結局、お話のまとまりもその行方も、まったく見えないままに…

そろそろ、時間になってしまいました。



まるで秋の気配を連れてきたかのような、冷たい雨の降るなか

皆様も、お気持は晴れやかに、お健やかな佳き一日をお過ごしくださいネ!!


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