
朝のドラマ「花子とアン」も昭和13年・・・
戦争の時代の色合いが、どんどん濃くなりはじめて
なんとも重苦しい雰囲気が漂ってきました。
私にできるのは・・・
昭和初期に生まれた実家の父や母、夫の母の話を聴いたり
本を読んだり、映像を観ることから想像するくらいですけれど。


そういえば、いま読んでいる「守り人」シリーズを書いておいでの上橋菜穂子さんが
若いころ、夢中になって読んでいらしたという
「運命の騎士」 ローズマリ・サトクリフ 作 猪熊 葉子 訳 は
中世のイギリスのお話で、歴史を踏まえたうえで
「戦い」に向かう騎士たちやその周りに暮らす人々
ひとりの少年が、数奇な運命をたどって、
「騎士」になってゆく姿を描いています。
「守り人」シリーズの第7巻「蒼路の旅人」を読んで、

上橋さんも 「戦争をするヒト」というもの
「戦争をしてきたヒトの歴史」を、
きちんと描き出そうとなさっておいでなんだなぁと感じました。
そして、いま・・・私にできること
言葉にできること・・・って、
何なのだろう、と考えあぐねています。