若かりし頃、こう思いながら路上で唄っていたのを思い出す。
...あの雑踏の中で、どれだけ自分たちが通用するのか?
...道行く人を立ち止まらせることができるか?
路上は、ある意味はっきりした世界で。
唄がうまい、演奏がうまい、とか
こんな小手先のことじゃぁダメなわけで。
...魂で唄っているか?
...自分の全てで表現しているか?
が、街ゆくひとの心をとらえられるような気がする。
わたしの、唄の原点はこの場所であり、こういうことなのだ。
今、目の前にいる人の心に語りかけ、
一体化したときに感動を生むことができる。
最近のわたしにそれができているか?
小手先だけの表現になっていないか?
常に、自分に問いかけ
常に、感動を生む表現者でありたい。
リエ
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