3ヶ月を経過して、今考えること。
6月10日、作家の村上春樹氏がカタルーニャ国際賞受賞のスピーチで
今回の東日本大震災、それとそれに伴う原発事故について言及しました。
毎日新聞web
スピーチ全文(上) http://mainichi.jp/enta/art/news/20110611k0000m040017000c.html
スピーチ全文(下) http://mainichi.jp/enta/art/news/20110611k0000m040019000c.html
めったにカメラの前に姿を現さない村上氏、
さらに日本語でのスピーチも珍しく、ちょっと感動した。
しかし、それだけではなく、私は好きな作家の言葉を通じて
今回のスピーチの内容について考えなければならない。
「我々日本人は核に対する「ノー」を叫び続けるべきだった」
という発言に対し、賛否両論が起こっています。
「今言うな」という批判があるのもわかります。
私自身は、今回の事故が起きるまで原発について何の疑問も持っていなかった。
でも考えてみれば、世界で唯一核の被害に遭っている国が
原子力発電を導入して、その恩恵を受けているのはなんとなくおかしい。
でもその決断を下したのは日本人自身。
今回の地震で原発の事故を起こした原因はなんなのか。
東電の事故後の対応が悪かったとか、政府の対応が・・・とか
いろいろ言われているけど、
そもそも原子力発電所が日本になければ、少なくとも加害者にはならずにすんだ。
でも事故は起こってしまった。
日本は世界に放射能汚染を撒き散らす加害者になってしまった。
これからどうすればいい?
福島第一原発の状況が収束して、その後日本はどんな選択をするの?
それって、他人事じゃないよね。
日本の発電から原子力を排除してもやっていけるのか?
自分の頭で考えて結論を出さなければ。
受け入れてしまった責任が全員にあるとしても、
だから今後も受け入れ続けなければいけないってことにはならないから。
6月10日、作家の村上春樹氏がカタルーニャ国際賞受賞のスピーチで
今回の東日本大震災、それとそれに伴う原発事故について言及しました。
毎日新聞web
スピーチ全文(上) http://mainichi.jp/enta/art/news/20110611k0000m040017000c.html
スピーチ全文(下) http://mainichi.jp/enta/art/news/20110611k0000m040019000c.html
めったにカメラの前に姿を現さない村上氏、
さらに日本語でのスピーチも珍しく、ちょっと感動した。
しかし、それだけではなく、私は好きな作家の言葉を通じて
今回のスピーチの内容について考えなければならない。
「我々日本人は核に対する「ノー」を叫び続けるべきだった」
という発言に対し、賛否両論が起こっています。
「今言うな」という批判があるのもわかります。
私自身は、今回の事故が起きるまで原発について何の疑問も持っていなかった。
でも考えてみれば、世界で唯一核の被害に遭っている国が
原子力発電を導入して、その恩恵を受けているのはなんとなくおかしい。
でもその決断を下したのは日本人自身。
今回の地震で原発の事故を起こした原因はなんなのか。
東電の事故後の対応が悪かったとか、政府の対応が・・・とか
いろいろ言われているけど、
そもそも原子力発電所が日本になければ、少なくとも加害者にはならずにすんだ。
でも事故は起こってしまった。
日本は世界に放射能汚染を撒き散らす加害者になってしまった。
これからどうすればいい?
福島第一原発の状況が収束して、その後日本はどんな選択をするの?
それって、他人事じゃないよね。
日本の発電から原子力を排除してもやっていけるのか?
自分の頭で考えて結論を出さなければ。
受け入れてしまった責任が全員にあるとしても、
だから今後も受け入れ続けなければいけないってことにはならないから。