サイクリングと居合道そして都心散歩

中央区界隈を中心に散歩で見つけたお店やスポットを紹介。そのほかに、趣味の無外流居合とサイクリングに関して綴ります。

無外流豊洲場所オープン

2009年08月17日 | 無外流居合
土曜日午前中を中心にして無外流の豊洲場所を開設しました。
まだ不慣れで予約取りで力を発揮しませんが、来年より、
定常的に開催できるようがんばります。

稽古内容は、無外流居合と無外流剣法、『剣術形組太刀』『居合型組太刀(太刀)』『居合型組太刀(小太刀)』を中心に稽古する場所になります。

場所は、広く20人くらいは稽古できそうです。
オプションでミラーボールも回ります。
稽古後は、ららぽーとで昼食です。


豊洲地区に住んでおられる方、是非入会してください。
http://rikenkai.org/index.html

高級ミニオーディオ完成!

2009年08月02日 | 散歩
長かった。
あれから3ヶ月、毎日設計&製作の日々であった。
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そしてついに完成。小型エンクロージャーにアンプとサブウーファー回路を付け、
しかもMDプレーヤーとI-PODの再生が可能なスーパーミニオーディオだ。
ここにその苦難の製作ドキュメンタリーを記す。

オーディオの名前は「水月」
「うつるとも 月も思わず うつすとも 水も思わぬ 猿澤の池」
という無外流の教えを読む百足伝の中の一首。
ライブではない間接的な媒体を通して楽しむ音楽も、この一首に通じる。

5月の連休に基本設計を行い、修正を重ねて、6月に材料を買い込み
板をカットして組み立て始める。

概観が完成した。


どんな音が出るか、ユニットをつなげて視聴してみる。
この瞬間がうれしい、楽しい。
やや、薄っぺらな音だが、徐々に調整だ。


7月に入り、色塗りだ。
今回は高級路線なのでやはり漆でしょう。
合成黒漆を5回塗っては、水で研ぎまた塗ってを繰り返した。

漆塗りがきりがない。満足いくまで塗ってたらあと5年はかかるので、
適当なところで妥協して、これで完成。
どうです、この艶! 鏡みたい。

ここに、蒔絵細工を施して、「月と雁&水月とめだか」を表現するのだが、
これは秋までかかりそうだ。

昔買ったI-PODのプレーヤーをばらして、ノコギリで切って、大きさを調整して
「水月」の部品として組み込んでいく。
(おぉ、ピッタリだ!)

FOSTEXのFE83Eのスピーカーユニット3発を組み込む。
正面を向いているのはバスレフのスピーカー。
高音から中・低音域までカバーするが、箱の大きさの関係上、低音が欠ける。
これをカバーするのが、上部についているサブウーファー用スピーカーだ。
このサブウーファーもバスレフ構造になっており、無指向性の低音が響くのだ。

ここで、ミス発覚。
MDプレーヤーを内臓する予定だったが、電源ジャックと出力ジャックの端子の
寸法を考慮しておらず、内蔵できない。
MD聴くときは、このようにかっこ悪い状態で聴かなくてはならない。
気力があれば、もうちょっと加工して解決しようと思う。


どうです。この姿。何故美しく感じるかというと、
全ての設計には1:1.6の黄金律を取り入れているのだ。

部屋のインテリアにもばっちりだ。


肝心の音はというと、うーんいまいちです。
ユニット自体、もうちょっとエージングしなくちゃいけないのと吸音材を調整して
BOSEのWAVE RADIO を上回りたい。
これで製作費用は、1万円くらいだ。
商品化できるか。