「世直し太郎」の政局斜め読み

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「自民VS非自民」ではなく「超自民」こそ国会議員は語れ!

2013年07月27日 | 衆参ねじれ国会問題
おそらく既存の国会議員に最も欠けているのは、旧態依然とした「自民VS非自民」という対立軸以外を提言できていない構想力の欠如にあると思います。

今回の参院選も結果的に有権者に説得力を持って「自民党を超える次の日本政治の姿」を描ける既存政党がなかった事に起因していると言わざるを得ません。

では、「超自民」とは何かと言えば、自民党内の親中リベラル派ときっぱり縁を切る主権国家としての「真正保守政党」という姿でしょう。

よく真正保守というキーワードを使った瞬間に、「ああそれは、『立ち上がれ日本』のことですね」と短絡的に考える国会議員がいますが、残念ですが、日本維新の会に取り込まれてしまった以上、すでに日本に正真正銘の真正保守政党はどこにもありません。中国に媚を売る大阪維新の会と合流した以上、その真正保守の看板は下ろしたと判断できます。

さりとて、他の保守層の大同団結が出来ていると言えば、それすらできていません。なぜなら歴史教科書問題がそうですが、左翼政党以上に保守層の中の意見が合わないからです。バラバラです。

与党が衆参両院で安定多数を占めたいま、本来は最も活躍すべきなのが真正保守系の国会議員なはずなのです。そうでなければなりません。ところが現状はそうではない。

ここに今後の日本政治の深刻な問題点があります。

やはり戦後70年近く、主権国家としての正当な立場を主張する事を忘れてしまっている国家の悲哀があります。

憲法改正など当たり前の政策課題です。躊躇している暇などまったくありません。自主憲法制定と国防強化、待ったなしです。

今後3年間、国政選挙日程がないわけですから、しっかりと「超自民」を語れる勢力の登場を待ちたいと思います。

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