猫と旅と花々

猫の気ままさに惚れ、旅行を趣味とし、四季花に癒されながら生きることに感謝しているおばさまのブログです。

二号の最後、リスペクト!

2019年12月27日 | 動物
二号を見送ってから日にちが経ちましたが、まだまだこんなにも涙がこぼれるものかと自分でも不思議なくらいです。
私はどちらかというと悲しいテレビをみても泣かず、感動の涙も出ず、主人からいつもおまえは強いなあーといわれているのです。
別に自分は強い人間とは思わないのですが、悲しくても感動していても涙は不思議と出ません。
どうしてなのかは分りませんが・・・・・。

それが動物の事となるとどうやら違うようです。

今まで仕事が終わり、
「ただいまー」と玄関を入ると一号がドアの前でお出迎え、ワンテンポ遅くれて二号が框の上でお出迎え。
二匹ともいい子でお留守番していたからとおなかをみせてなでなでしてくれとの催促があり、しばらく二匹のおなかをさするのが毎日の日課でした。
それが・・・・
二号の余命宣言があった後も、日に日に弱ってきて歩くのもままならないのに、ヨタヨタしながら玄関に迎えに来てくれる姿は・・・・・ウルウル涙、涙、涙・・・。

二号の本当の気持ちは分らないけれど、私なりに慮るのですが・・・。
二号は残された命のつきるまで一日一日を大切に生きるために生きた。
と、いうのが私の感想。
自分の体力が徐々になくなっているのを感じ、じっとしてエネルギーの消耗を少なくし、水を飲み、ご飯はなめるほどしか食べられないのに頑張って食べている感じでした。
一番感心したのは、トイレ。
最後まで粗相せず、ヨロヨロしながらもトイレまでいってました。
気がつけばトイレで寝ているときもありました。
ベットのすぐそばにトイレを置いてあげたのですが、疲れすぎて一休みしないとベットに戻れなかったんでしょうね。
そんな状況でも絶対に粗相しないんです。
人間なら紙おむつでしょうか?トイレって叫ぶでしょうか?

本当に二号は偉い!

亡くなる前日。
夜は私の布団のそばに二号のベットをおいて休んでいるのですが、その晩は私の布団の中に入りたいとやってきて一晩中一緒に寝ていました。
以前もよく布団の中にはいってきましたが、すぐに出て行き、自分のベットに戻るのが常でした。
一緒に寝ていると暑くなると思って、その晩も二号をそっとベットに戻してあげたのですが、またヨロヨロと私の布団の中に。
二号の気持ちを察したので、頭だけ布団から出して私の腕枕で一晩を過ごしました。
背中をそっとなでなでしてあげながら・・・・。
二号も別れを悟って寂しがる私といてくれたのでしょうか?
お互いありがとうの感謝を伝える時間を作ってくれたのでしょうか?
不思議な出来事でした。

次の日の朝、昼休みには仕事から戻ってくるからそれまで待っててねと声をかけて出かけました。
嫌な予感・・・・・・
昼休みに戻った時には間に合いませんでした。
私はその瞬間はどうして待ってくれなかったのと号泣しました。
でも、あとで冷静に考えてみると,
猫は特に最後の姿を見せないと聞いています。
きっと私には見せたくなかったのでしょうね。


本当に最後まであっぱれな二号です。

二号よ、向こうには17歳で逝ったパグのアイちゃんも待っているから、私がそっちの世界に行くまで仲良く待っててね。
この世では二号によってたくさんの癒やしをいただきました。
本当にありがとう!
感謝!
合掌。





二号の若いときの写真。



アイちゃんの若いときの写真。





仲良く、待っててね!



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする