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イタリアの万年筆メーカー・デルタ社が廃業…(っω<`)

2018-03-18 19:55:17 | 雑談
南イタリアで創設された高級筆記具メーカー・DELTA(デルタ)が2018年2月で廃業しました。


……というのをつい最近知りました…(っω<`)


海外の筆記具メーカー、特に万年筆と言われると有名なのはドイツ発祥で現在本社はスイスにある“ペリカン”や、アメリカ発祥だけど現在はフランスでその名を轟かせる“ウォーターマン”、イギリス発祥で現在はアメリカ企業の傘下にある“パーカー”などが挙げられると思います。
これらの筆記具メーカーは老舗と言われるだけあって創業も古いわけです。

そんな中、冒頭に書いたデルタは、実は創設が1982年と現時点で35~6年ぐらいしか経っていない、高級筆記具メーカーとしてはかなり後進の部類に入ります。

しかし、現在では先に挙げた老舗メーカーに並ぶ知名度を誇るメーカーになっていました。

理由は色々とあるんだろうけど、個人的には鮮やかな色合いとユニークなデザインの品揃えのインパクトが大きいのではないかと思ってます。
…というか、私がそれに惹かれたクチでしたので(-ω-)

有名なアイテムで言えばやはりあの鮮やかなオレンジ色のドルチェビータではないでしょうか。
例えば会議とかで使っている人がいれば一発でわかるぐらいには、あの色合いは特徴的すぎますねw

そんな私が所持しているデルタのペンはこちらの2本。


上の黒いやつが“ロミオ&ジュリエット フォーエバー”のボールペン。
下の青いやつが“ヴィンテージコレクション”のボールペン。

どちらもデザイン・色合いで衝動買いに近い感じで買ったわけですが、後悔はありません(`・ω・´)

なお、万年筆じゃなくてボールペンなのは普段使いしやすいというのと…金銭的なアレです(´・ω・`)
例えば“ロミオ&ジュリエット フォーエバー”はボールペンだと3万5千円程度ですが、万年筆になると8万円ぐらいするので…
大体、万年筆はボールペンの値段の倍以上になるイメージですね。

ちなみに、デルタの製品で一番特徴的なものと言えばやはり“INDIGENOUS PEOPLE(先住民)”シリーズでしょう。
マオリやブリブリ、インディオ、マヤといった世界の先住民族をそれぞれイメージしたデザインで作られており、使うというよりコレクションする楽しみが多いアイテムです。
ここら辺のラインナップが他の万年筆メーカーにはない独自性の強さが見えますね。
例え買わずとも、次はどんな民族をモチーフにしてくるのか、というのが毎回楽しみでした。


しかし、そんなデルタが廃業…
もうそんな新作も見れない…どころか、おそらく日本では店舗で出回っているのが最後のやつになるのでは…
しばらく長期休業とはなっていたけど、まさか…
ともあれ、今デルタのペンを持っている方は大切にした方がいいですね。破損させたら程度によっては修理もままならないでしょうからね…


以下、余談ですが、また性懲りもなくお高いペンを買ってしまいました。



パーカーが第5世代と銘打って発売した、ボールペンでもなければ万年筆でもない“インジェニュイティ”
もう発売して2年程度経っているので今更、という感じではありますが、書き心地いいですね。
万年筆っぽいペン先がいい感じです。
ちなみに、替え芯は1本1000円とその辺にホームセンターで売ってるボールペンより遥かに高いです。

ペン本体が高級なら替え芯も高級なのであった(-ω-)

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