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[短鎖脂肪酸]食生活について語ろう

2022年07月20日 | 美容ダイエット

・短鎖脂肪酸Short-chain fatty acid たんさしぼうさん

 短鎖脂肪酸(C2~6)は、腸内で糖質の発酵により乳酸菌からも生成し、酪酸、プロピオン酸、酢酸、乳酸など低分子のモノカルボン酸Mono carbxylic acid(一塩基酸)で有機酸でもある。
分子の鎖が小さく、また消化経路が異なるため分解されやすい。含まれる食品がやバターなど、大量摂取する事が難しい食品であり体内で生産するほうが有用といわれる。
水溶性食物繊維を腸内細菌に発酵させて作ってもらうのがよい。これらは腸内のphを下げてより酸性の状態にし、菌の活動や増殖を抑制し大腸の細胞や粘膜を強化させるためのエネルギーとなり、その機能を良好に保つ。
短鎖の脂肪酸は揮発性があるため揮発性脂肪酸(Volatile fattiy acids: VFA)とも呼ぶ。この短鎖脂肪酸の量を左右するのが善玉菌、乳酸菌のエサとなる食物繊維で大腸に行きつく栄養素となることから食物繊維が腸内細菌によって発酵し、短鎖脂肪酸がつくられる。短鎖脂肪酸の多くは腸内細菌の発酵によっても産生する。
短鎖脂肪酸は実験的に腸管上皮細胞(L細胞)からのGLP-1およびpeptideYYという食欲抑制ホルモンの分泌を促進させることが示されている。しかしながら、ヒトにおいては水溶性食物線維摂取によるこれらの食欲抑制ペプチド分泌の増加は必ずしも示されていない。
マウスにおいて水溶性食物線維のイヌリンの投与により腸管内で酢酸を産生、この酢酸が視床下部に直接作用し、食欲を低下させることを示唆する研究の報告(2014年5月)がある。

 

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