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[乳酸菌] 食生活について語ろう

2021年01月16日 | 美容ダイエット

・乳酸菌Lactic acid bacteria にゅうさんきん

テレビのコマーシャルで植物性乳酸菌という言葉がよくきかれました。
乳酸菌は菌で細菌です。きのこ、カビ類は以前は植物に分類されていましたが、近年、よく調べてみると菌類は動物に近いのではないかといわれています。そして新たに菌類という分類の仕方が考えられています。

生物を五界説(動物界・植物界・菌界・原生生物界・モネラ界「細菌」)での部類が使われていますが今後さらに新しい分類の方法が考えられるようです。

動物界:セキツイ動物・原索動物・キョクヒ動物・節足動物・軟体動物・環形動物・輪形動物・線形動物・扁形動物・腔腸動物・海綿動物

植物界:種子植物・シダ植物・コケ植物
                                                                  
菌界:カビ・キノコ類

原生生物界:原生動物(アメーバ、ミドリムシ)・ラン藻以外の藻など

モネラ界(細胞核を持たない原核生物):真正細菌界(発酵細菌、スピロヘータ、ラン藻・バクテリア) 古細菌界(高度好塩菌、好熱菌、メタン菌)


  本題に戻して、植物性乳酸菌ラブレ菌(ラクトバチルス ブレビス)は、京都の漬物(すぐき漬け)から発見しています。
 菌類は、以前は、植物として分類されていましたが、最近では、動物でも植物でもない真正細菌の発酵細菌に分類するのが一般的です。植物性、動物性という言い方は、発見された食品よりつけられたに過ぎないようです。チーズ、ヨーグルトに存在するのが動物性といわれているようです。

動物、植物というわけ方から生物五界説に発展し、さらに研究が進むにつれ分類方法が細かくなっているようです。
生育する環境によって乳酸菌の性質も多少異なって、動物性の乳酸菌に比べ、植物性は酸や塩分に強く胃液や腸液に耐え腸まで届き生き抜く力が強い特徴を持つといわれていますが、植物性、動物性乳酸菌という言い方はCMによって作られたものと思われます。
また今後、動物でもない植物でもない発酵細菌が発見された食品により、動物性、植物性という言い方が定着するかもしれません。



        *乳酸菌Lactic acid bacteria  にゅうさんきん
  糖類(牛乳、脱脂粉乳、穀類等)を分解、発酵させて乳酸に変える菌をいい種類は多いが有用菌としてビヒィズス菌、アシドフィルス菌が知られている。
乳酸菌の多くは、嫌気性だが微好気性のもあり栄養とする養分を選ぶので寒天培地での腐敗細菌のような集落、塊(コロニー)を作りにくい。特殊に、嫌気培養、牛乳より有用乳酸菌を純粋培養して、乳酸菌飲料、チーズ、ヨーグルト、バター、酒、漬物、味噌、乳酸菌製剤の製造、アミノ酸、ビタミンの微生物定量(成分の量測定)に利用する。

人体では腸管、口腔内に分布する。乳酸のほか酢酸などの有機酸を生成、腸内でphの低下させ栄養素の吸収、ぜん動運動を亢進する。胃液、胆汁によってほとんど死滅してしまうが食後で、胃液のphを調節する。カプセルにして消化液に強い乳酸菌にして少しでも腸まで届くように工夫されているのもある。

乳酸菌が腸内の腐敗菌を抑制、殺菌、整腸作用、カルシウム、鉄、ビタミンB群を作りだすことが認められ胃潰瘍の原因とされるピロリ菌を減少させ、感染症の予防、花粉症や通年性アレルギー性鼻炎の症状を緩和させ、アトピー性皮膚炎に役立っている。
植物性乳酸菌(漬物)としラブレ菌が酸や塩分に強く胃液や腸液 に耐え腸まで届き生き抜く力が強い特徴を持つといわれる。

 

ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。

 

 

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