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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[濡れない水] 食生活について語ろう

2021年04月23日 | 美容ダイエット

・濡れない水Wet not water  ぬれないみず

フッ素系液体ノベック「Novec1230:HFE ハイドロフルオロエーテル」、濡れない金属が凄い!ケタ違いの揮発性と撥水性の水で安全性にすぐれ、環境にもよいという高機能性液体製品を、「3M」が業務用で製造販売しています。

一番の特長は、素早く乾燥し、手が濡れない為、コンピュータなどの洗浄に使用しているといいます。普通は水をモノにかけたり浸したら濡れてしまうのは当然のことで布に水をかければ濡れるし、パソコンにかければショートして壊れてしまうのが当たり前です。
しかし、その常識を覆(くつがえ)す「濡れない水」といわれています。常温で液相・エーテル結合を持ち、熱的・化学的安定性に優れ適度な溶解力を持つ無臭の液体です。 オゾン破壊係数がゼロで、フロン 代替製品(HFC・PFC)に比べ地球温暖化係数が大幅に低く引火点がなく不燃性ですので安全性に優れています。
医療品・医療器具・食品・薬品・化粧品や、それに関連した用途には使用できません。本品は工業用途に使用するもので、一般・個人でのご購入はできませんとのことです。 主な用途として電子デバイス等の電子部品の洗浄・半導体製造装置等の温度管理ブライン・フッ素オイル等の溶剤として用いられます。ノベック 7100 高機能性液体(AXEL) 販売価格も掲載し 1kgで1万7千円前後です。
ケタ違いの揮発性と撥水性ノベックの用途は洗浄剤・温度制御・消火剤など様々な目的で使用しています。その長所は人に無害で環境性能に優れ、高い電気絶縁性を持つため電子機器にかけても壊したりすることがないという点です。すばやく気化し沸点は49.2度・凝固点が-108℃です。常温では液体ですが、ちょっとした加熱で気化するフッ素系化合物です。そのため、事務所やコンピューター室で火災が発生した場合「ノベック1230」であれば機械を壊さず書類を濡らさず消火が出来るのです。
透明な液体で水という思い込みからわかりやすく「濡れない水」と言われますが、実際には溶剤であって水でありません。ノベックは揮発性が水の50倍なので、シミが残ることのない水切れが良い洗浄剤としても活躍します。この液体に、紙を浸けても紙はヨレヨレになりません。テレビや携帯を沈めても、濡れず壊れる事がないといわれます。実際には消火剤で活躍中で消火の際に水濡れによるダメージを与えることがありません。浸透性が低く、紙の繊維をほぐさず、絶縁性が高くなっています。ノベックは、消火の際に、貴重な文献や書類などが濡れてふやふやになってしまうのを防いだり、貴重なデータが残っているコンピューターを壊すことなく消火が出来るという優れた液体として活躍します。
水とノベックを半々で混ぜると二層に別れ上が水下の層がノベックに分離します。環境面では、オゾン破壊係数はゼロ、地球温暖化係数はCO2と同じ1で、ハロン系消火薬剤の中では最も低く、また、大気寿命も5日と極めて短いなど環境負荷も小さいとしています。
さらに、逆に普通の水をかけても「濡れない金属」というのも発明しています。濡れないパーカーが以前に少し話題になりましたが、水を弾きまくる水を完璧に弾く「濡れない金属」というものも存在します。紙や布と違って金属は元から水が浸透しませんが、表面は濡れることから防水加工やガラスコーティングをしていましたが、この濡れない金属はメッキ済み鋼板上に樹脂やクロム化合物などで美麗表面を作る技術などの表面処理のレーザー技術を用いて作られています。表面にレーザー加工をしているため、コーティングと違い剥げ落ちて効果がなくなることがありません。撥水加工技術「Super-hydrophobic」はバウンドして滑り落ちる水滴は、埃や汚れもすべてもち去る開発に成功しています。飛行機や車のボディ、家の屋根・壁などに応用出来るようになることを期待されています。

最近の自動車のボデーが汚れにくくなっていると思いませんか。自然界を見渡し ハス・里芋類の葉は水をはじく撥水構造が施され、その葉の表面にはとても小さい突起が無数にあり、空気を抱え込むので、水が乗っても転がるように落ちていきます。ハスは英語でロータスLotusといい、このハスの葉の撥水のしくみを「ロータス効果」として、微細構造と表面の化学的特性により、決して濡れることがないのです。葉の表面についた水は表面張力によって水銀のように丸まって水滴となり、泥や、小さい昆虫や、その他の異物を絡め取りながら転がり落ちていきます。その構造に似せることを「ロータス加工」といいます。ハスの葉を研究したドイツの植物学者ヴィルヘルム・バルトロット(Wilhelm Barthlott:1946年6月22日~)により、1982年に天然の自浄機構が備わっていることが発見しています。現在では外壁用塗料や車の外装やサイドミラーや温室のガラスコーティング剤、便器や洗面台、繊維そのものなど、さまざまな物に応用しています。
雨上がりに、ハスの葉の上では水滴がスルリとすべり、気持ちいいほど水をはじいているのを見ることができることでしょう。

 

 

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