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[クロレラ] 食生活について語ろう

2021年01月30日 | 美容ダイエット

・クロレラChlorella  くろれら

  オオシスティス科、湖沼(こしょう)、池、湿地の淡水に生息する単細胞緑藻で光合成(二酸化炭素、水、太陽の光エネルギーより有機物合成)で繁殖力が強く陸上の高等植物に比べ100倍にも達するという。1890年、オランダのバイリンによって発見。クロロス(緑色chlor:ギリシャ語)とエラ(小さいellaラテン語)に由来し大きさはミクロ単位球形、長円形でそのものの栄養的価値は評価しているが、しかしそのままでは消化できにくいので細胞壁を粉砕、エキスとしたものが栄養剤とし、クロレラに含む特殊成分乳酸菌増殖促進物質などを利用したものなどが出回る。

増殖、細胞分裂しながら人体に有用な成分を作りだし乾燥物100g中(1回の可食量5~10g)たん白質50g、脂肪15g、炭水化物15g、灰分(ミネラルを含む)10g、ビタミン類でとくにビタミンKを多く含んでいる。葉緑素を含むことからビタミンAとしての作用をもつ。財団法人日本乳業技術協会による粉末サン・クロレラAの分析値から100g当りでエネルギー 375kcal、水分4.9g、タンパク質58.0g、脂質8.9g、糖質9.8g、灰分6.8g、カリウム1,000mg、ナトリウム39mg、カルシウム620mg、マグネシウム370mg、リン1,600mg、鉄130mg、亜鉛1.5mg、銅0.24mg、カロテン17,400μg(ビタミンA効力:2,900μg)、ビタミンD794μg、ビタミンE3.7mg、ビタミンK1980μg、ビタミンB1:1.55mg、ビタミンB2:4.73mg、ビタミンB6:1.58mg、ビタミンB12:310μg、ナイアシン40.2mg、パントテン酸3.04mg、葉酸1,200μg、ビオチン213μg、イノシトール274mg、ビタミンC8mg、葉緑素2,200mg、食物繊維11.6gを含む。

過剰摂取で皮膚障害を起こし、その原因物質としクロロフィル(葉緑素)分解物のフェオホルバイドPheophorbide等が見出され昭和50年代頃に健康食品として錠剤で販売し光過敏症の健康被害多発して問題となった。フェオホルバイド量の基準が100mg/100g以下と定められている。青海苔、挽き茶に似た風味といい人工培養がおこなわれ収量が大豆の30倍、米の8倍といわれる。免疫力の向上、新陳代謝促進し保湿性を高め細菌、ウイルスに対する抵抗力を強める。

 

 

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