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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[油脂類の摂取量] 食生活について語ろう

2021年01月31日 | 美容ダイエット

・油脂類の摂取量  ゆしるいのせっしゅりょう
 年末年始にかけて、ご馳走が多かったことと思います。脂身が霜降りで入った魚肉、畜鶏肉類は、美味しさを増しています。油の取りすぎには注意しましょうと言うことで、天ぷら、炒め物のように実際に自分で加える油には、魚肉、畜鶏肉類に比べ気を使いがちになります。

しかし、食材そのものの含まれる油の量は、なかなか知ることができません。

天ぷら、炒め物のように実際に自分で加える油、見える油ともいわれます。国民健康・栄養調査では、実際に家庭で使われる一日に摂取している油脂類の量は、10g程度ですが、栄養素の脂質量は、55g(供給量の66.6%)にもなっています。
平成24年(2012年)食料需給表より一人当たりの脂質の供給量が77.4gです。
http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/zyukyu/index.html

油脂類37.2g:48.1%
肉類11.8g:15.2%
牛乳・乳製品8.6g(バター1.3g):11.1%
鶏卵4.7g:6.1%
魚介類4.1g:5.3%
穀類3.4g:4.4%
芋類0.1g:0.1%
でんぷん0.3g:0.4%
豆類4.4g:5.7%
野菜0.5g:0.6%
果物1.1g:1.4%
海藻類0.1g:0.1%
味噌0.6g:0.8%
その他の食料0.8g:1.0%

 上の表から、家庭で使われる油脂類は、10g程度に対し供給量が37gにもなることは、加工品に27gもの油脂類が使われていることが考えられます。
後は、肉類11.8g:15.2%、牛乳・乳製品8.6g(バター1.3g):11.1%、魚介類4.1g:5.3%、鶏卵4.7g:6.1%、豆類4.4g:5.7%、穀類3.4g:4.4%、果物1.1g:1.4%と続きます。食料需給表では油脂類37.2g(1人当り)になり実際に摂取量はもっと少なくなります。
国民健康・栄養調査(平成23年)では、実際に摂取された栄養素の脂質量は、54g(油脂類10.1gを除くとおよそ44g)です。
10g以上加工品で摂取していることが考えられます。

 加工品で油の使ってあるものの代表は、菓子類のケーキ、スナック菓子、ドーナツ、フライ類などです。市販品の美味しさは、油を使うことによって、引き出され消費者は、便利さとともに、購入につながっていると考えられます。

できるだけ、加工品を避けることが、単に肉類を減らす、油類を取らないということだけでなく、脂質、エネルギーの摂取量を減らすことにつながるのでは、ないでしょうか。
2005年(平成17年)では、
一人当たりの脂質の供給量が82.6gです。
油脂類39.9g:48.3%
肉類11.2g:13.6%
牛乳・乳製品8.8g(バター1.5g):10.7%
鶏卵4.7g:5.7%
魚介類6.1g:7.4%
穀類3.5g:4.2%
芋類0.1g:0.1%
でんぷん0.3g:0.4%
豆類5.0g:6.1%
野菜0.5g:0.6%
果物1.0g:1.2%
海藻類0.1g:0.1%
味噌0.6g:0.7%
その他の食料0.8g:1.0%
で、魚介類が減って肉類が若干増えていることが分かります。魚介類の摂取が健康によいことは分かっていても骨の多い魚では、高齢者が増え安全面からの現象ではないでしょうか。
食べやすい魚の提供が望まれます。





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