中国研修生活 

会社の研修で、鎮江市を拠点に中国で1ヶ月間滞在することになりました。

11/30 (1)帰国

2011年11月30日 | 西安
ふだん土日のどちらかは、家でのんびりしてることが多い。

しかし、11月は何もしてない日は1日もなかった。常にどこかに行き、暇な時が全くなかった。
時間がもったいないと思いながら、1ヶ月を過ごした。

とても充実した濃い1ヶ月だったと思う。


中国にいる間、色んな出会いがあり、色んな人に助けてもらった。


1ヶ月かけて2週間は江蘇大学で中国語の授業を受け、残りの2週間は成都、大連、西安、昆明、桂林をまわった。
観光地にもたくさん行き、綺麗な景色もたくさん見た。
あらためて中国は広い国だと思ったし、歴史のある国だと感じた。


その中でも私が1番感銘を受けたのが、日本語学科の生徒達のやさしさだ。

みんな友達思いで、相手を尊重し、深い絆で結ばれていて素晴らしいと思う。
正直うらやましいと思って見ていた。
みんなの純粋さは、どの景色より綺麗だと思った。

11/22 (1)西安3日目

2011年11月22日 | 西安
朝、鐘楼駅から地下鉄に乗り「大雁塔」に行った。
地下鉄は出来たばかりだと思う。駅もきれいだったし、切符はタッチパネルで購入できる。

 

 


「大雁塔」は中に入って登ることもできるが、昨日の自転車の疲れがたまってたので、外から見るだけにした。

周りの広場は噴水もあり、きっと夜はライトアップされて結構綺麗なんだろうと思った。
広場で、何かの撮影をしていて太極拳をやっていた。

 


「大雁塔」から歩いて「せん西歴史博物館」に行った。

西安は、長安と呼ばれ紀元前11世紀から紀元後10世紀までの2000年間、秦、漢、随、唐など中国歴代王朝の都として反映してきた
歴史ある都市だけに、見所満載でボリュームのある博物館だった。

展示物が歴史順に見て回れるので勉強になった。
だけど、写真はバラバラに取ったので、後から見ると何がどれだか分からない・・。


 

   

 

 

   



次は「小雁塔」まで行ったが、あいにく今日は休館日だったので、柵の外から写真を撮ってホテルに帰った。



11/21 (3)西安2日目

2011年11月21日 | 西安
ズボンがびちょびちょなまま、夕食をとるため「西安ごう鴨店」に行った。
(※突然、中国語が文字化けするみたい?「ごう」は火へんに考)
このお店は、ローストダッグ(北京ダック)で有名だと「地球の歩き方」で紹介されていた。


しかし、ハンパじゃないくらいマズかった。
肉は油っぽく、皮は粉っぽく、間に挟む野菜もしなびれていて、3拍子揃って最悪だった。

店内もタバコの吸い殻やゴミが床に落ちたままで、「地球の歩き方」に載ってるからといって無闇に信用してはいけないと思った。


西安の市街地の中心にある「鐘楼」は夜になるとライトアップされてキレイらしいが、あいにく工事中だった。

疲れたし、洋服はぬれてるので、早く帰ってせっかくのデラックススイートの部屋を満喫することにした。



「鐘楼」(工事中)




他の夜景

 

 

11/21 (2)西安2日目

2011年11月21日 | 西安
次は、西安の市街地に戻り「明代城壁」の西門(安定門)に行った。
西安市はレンガで作られた明代の城壁に囲まれている。この城壁は周囲が14m、高さ12mあり、城壁の上に登ることができる。


私も西門から城壁に登り、自転車を借りてサインクリングすることにした。
レンタル料は20元なのに、デポジットが200元もした。
それなのに、自転車はどこかに捨ててあったようなオンボロだった。


久しぶりに自転車に乗って気持ちが良かったが、パラパラと小雨が降ってきた。
西門から北門まで行ったころには、雨足が次第に強くなり、小雨からすっかり本降りになっていた。

本当は城壁を1周しようかと思ったけれど、結局引き返すことにした。


どしゃ降りの中、折りたたみ傘を片手にびしょびしょになりながら、元の西門に帰った。
手がかじかむくらい寒く、もやで前方の視界も悪いなか、ボコボコの石畳の上をポンコツの自転車で走ってるときは
「俺、こんなところで何やってるんだろう?」って思ってしまった。
何かの罰ゲームみたいだった。


西門(安定門)

 


城壁の上

 

 

11/21 (1)西安2日目

2011年11月21日 | 西安
朝早く起きて、まずは「兵馬俑」に行った。

西安駅まで行きバスで行くことにした。

西安駅




成都ではポンコツのワゴン車に乗せられ嫌な思いをしたので、何度も何度も確認して目的のバスに乗った。
バスに乗ってからも運転手、隣の人、後ろの人、車内で切符を売る人・・みんなに「このバスでいいの?」って聞きまくった。
隣のおばさんとは電子辞書片手に色々話しができて、楽しかった。

直通の観光バスではなく市バスだったので、普通にバス停に停まるため1時間半くらいかかった。
だけど、費用は7元。かなり安い。



「兵馬俑」は、秦の始皇帝の陵墓を守るために制作された兵士や軍馬の等身大の素焼き陶器だ。
1974年に井戸を掘っていた農民が偶然発見したらしい。

銅像は小さいのかと思っていたが、170cmくらいの身長があり、かなりの数があるので圧倒された。


 

 

 

 

 

 



同じ敷地内に「秦始皇兵馬俑博物館」があり、結構見どころがある。




  

  


午後は「華清池」に行った。
この「華清池」は、玄宗皇帝と楊貴妃のロマンスで有名らしく、楊貴妃はここの温泉を利用していたらしい。
温泉は今でも出ていて、直接お湯に触れる所がある。
歴史を感じる場所だった。