中国研修生活 

会社の研修で、鎮江市を拠点に中国で1ヶ月間滞在することになりました。

11/29 鎮江観光2日目

2011年11月29日 | 鎮江
約1ヶ月間滞在していた鎮江のホテルは今日で最後だ。

午前中は、記念にホテルの部屋や良く歩いたホテル近辺の写真を撮って歩き回った。


 

 




12時に江蘇大学の正門前でしょうきさんと銀歌さんと待ち合わせをし、私がおいしいと絶賛していた学食の餃子を一緒に食べた。
何度食べても、もちもちした皮がおいしい。
しかも、この餃子とスープを2人がご馳走してくれた。


昼食後はバスに乗って「焦山公園」に行った。
「焦山公園」は、長江の中にある島の中にあり、敷地全体が自然公園のようになっている。
小雨が降ったりやんだりの天気だったが、園内の風景がとても綺麗だった。


 

 

  


下の写真は、門の枠の中が絵みたいに見えるように造られている。とてもよく出来てる。

 


昨日もそうだったが、2人は中国人ツアーガイドを見つけると、すぐ近くにかけ寄り熱心にガイドの話を聞き、
その内容を私に日本語に訳して聞かせてくれる。やさしい。
おかげで1人で観光してる時に比べ詳しく見れる。

中国でもジャンケンのルールは同じらしい。「焦山」へ登る階段で、3人でジャンケンしながら登った。
中国では勝った人が5段上がるらしい。童心に返れて懐かしかった。


帰りの電車まで時間に余裕があったので、私が泊まっていたホテルの1階ラウンジでケーキを食べ、その後、よく通った火鍋屋に行った。


 


時間はあっという間に過ぎていった。



11/28 (2)送別会

2011年11月28日 | 鎮江
一旦ホテルに戻った後、再び江蘇大学の正門前に2人と17時半に待ち合わせをした。
大学の裏門にある中華料理のお店に行った。

今日は最後なので、山本先生、槇山さん、日本語学科の生徒のみんなと食事をした。
お店は謝君が予約してくれた。


日本語学科の生徒のみんなは本当に仲が良い。見ていて羨ましく思った。


1ヶ月間携帯電話を貸してくれたアンナさんに初めて会った。
直接会ってお礼が言いたかったので、会えて良かった。


劉淑から、文化祭のときにあげたお茶漬けのお礼にと言って、灰太朗とその子供のキーフォルダーをいただいた。
丁寧に江蘇大学の絵葉書にお礼の文章が日本語で書かれていて、とてもジーンときた。


孫権君は「アルコールアレルギーですから・・」と言いながら、周囲に合わせてビールを飲んでいた。
文化祭の時に、トイレが会場から遠くにあり、トイレの場所まで案内してくれた間、ずっと日本語と中国語の違いについて
優しく教えてくれたのを思い出した。


謝君には、いつか日本に行ったら案内してくださいと頼まれたが、連絡くれれば都内、千葉であればいつでも案内してあげたいと思う。


中華料理を食べた後は、みんなで牛ない店に行きお茶した。
トランプのババ抜きをしたが、中国でもルールは同じだった。負けた時には、1曲アカペラで歌う罰ゲーム付きだ。
学生時代に戻れた感じがして楽しかった。


3軒目は数人残り、同じ裏門の「右左バー」というバーで飲んだ。


とても充実した1日だった。


みんなありがとう。


 

11/28 (1)鎮江観光1日目

2011年11月28日 | 鎮江
久しぶりに鎮江のホテルで朝食をとった。
なんか懐かしい。

鎮江にいる間、大学の授業があってどこにも行けず、最後に鎮江の観光スポット巡りをしたいと思っていた。

今日と明日は、しょうきさんと銀歌さんに鎮江を案内してもらえることになっている。

しょうきさんは私が授業についていけないので勉強を教えてくれ、銀歌さんはしょうきさんのルームメイトで、
2人とは日本料理の「名古屋」で山本先生と一緒に食事している。

10時に江蘇大学の1号楼前で待ち合わせをしたが、私は30分遅れてしまった。
それなのに、2人は明日の帰りの高速鉄道の切符を買っておいてくれた。とても親切だ。


まずは、江蘇大学の正門からバスで「古西津渡」に行った。
「古西津渡」は、1000年前の民間建築物が残っていて雰囲気があって良かった。


 

  

 

 




その後は、すぐ近くにある「鎮江博物館」に歩いて行ったが、あいにく定休日だった。
同じ敷地にはレンガ造りの旧イギリス領事館もあり、いつも見ていた鎮江とはだいぶ違っていた。

昼食は「古西津渡」内にあるレストランで、鎮江蓋面(ちんこうがいめん)という麺を食べた。
鎮江蓋面は鎮江でしか食べれないから、どこかで食べたいと思っていた。
だが、ホテルの朝食バイキングでメニューにあり、毎日にのように食べていた麺が、まさに鎮江蓋面だった。


鎮江蓋面は、麺を茹でる鍋の中に小さい蓋(ふた)を入れて料理する。
昔、ある偉い人がお店で麺を食べた時に、とてもおいしかたので、料理人にどうやって作ってるのかと厨房に聞きに行ったら、
偶然、小さい木の蓋が麺を茹でる鍋に入ってしまっていた。
それから蓋が入っているとおいしい麺が作れるという言い伝えが残り、現在に受けつがれている。
もちろん、蓋が入ってるからといって味が変わるわけではない。


長江のほとりを少し歩いた後、バスで「金山」に行った。
「金山」では山頂に六重の塔があり、一番上まで登ってみたが、景色がとても素晴らしかった。
六重の塔のてっぺんで、銀歌さんは「早くカレシがほしい」と叫んだり、母親に電話したりして楽しかった。


 

 

 


11/2 鎮江到着

2011年11月02日 | 鎮江
上海虹橋駅10:06発の高速鉄道で鎮江駅へ向かった。
上海から鎮江まで1時間半くらいかかる。距離は約200km。



高速鉄道の乗り心地は悪くない。
というより、むしろ快適だ!!

車内で日本人に不好意思(ブーハオイース:すみませんの意味)って話しかけられた。
中国人に見えるのかなぁ。


鎮江に着き、まずはホテルへ行きチェックインの手続きを済ませ、その後すぐにタクシーで江蘇大学に向かった。


タクシーがかなりボロイ。なぜか運転手が大声でよくしゃべりかけてくる。

「学生?先生?」
「何を勉強するんだ?」
「日本語も中国語も同じ漢字を使ってるから簡単だよ。」
「痩せてるけど、ちゃんとゴハン食べてるか?」

もちろん運転手は中国語で話すから、2割くらいしか聞き取れないけど、頑張って20分くらい会話した。

日本のお金を見てみたいというから、100円玉と10円玉をあげたら「俺たちは友達だ」と言ってとても喜んでた。
私が正門前で待ち合わせをすると言うと、「俺も一緒に待っててやる」みたいなことまで言われた。
鎮江は、治安が良く、優しく温和な人が多いと聞いたが本当にそうなのかもしれない。


江蘇大学は4万人の学生を有する国立のマンモス大学だ。
学生のほとんどがキャンパス内の学生寮で生活しているため、キャンパスはかなり広い。

さんざん迷って、ようやく留学生の受付にたどり着いた。
この間、2人の学生に道を尋ねたが、2人とも流暢な英語で道案内された。すごい大学だ。






日本語学科の山本先生にお会いし、そのまま先生の寮に案内された。
今日会ったばかりなのに、いきなり寮の部屋におじゃまし、昼食とコーヒーをご馳走になり、
3時間以上話し込んでしまった。


夜は、山本先生と日本語学科の謝君と3人で鎮江にある日本料理屋「名古屋」で食事をした。
「名古屋」は鎮江で1番日本料理がおいしいらしい。
謝君は、日本料理を食べるのが初めてだと言っていた。
おいしいと思ってくれたかな?