褥瘡(床ずれ)とは寝たきりなどによって、体重が圧迫されている場所の血流が悪くなったり滞ることで皮膚の一部が赤い色味を帯びたり、ただれたり、傷が出来てしまうこと。
褥瘡の治療として①保存的治療(塗り薬やドレッシング材を用いた処置)②物理療法③外科的治療(手術療法)があり、最も適切であると判断される治療を実施しています。
貴施設でも使用しているディオアクティブ処置の紹介を簡単にしたいと思います。使用目的・効果について、真皮までの創傷に対する「創の保護」、「湿潤環境の維持」、「治癒の促進」、「疼痛の軽減」を目的とします。
片面が粘着面となっている透明なフィルムで水蒸気や酸素が透過でき、中が蒸れないようになっています。出血を伴う創面、浅い褥瘡(発赤のみ)、あるいは水疱等の保護に使用されます。
外側の防水層により外気から遮断される為、特に仙骨部褥瘡では尿便失禁等から創面を保護することができ、早期治癒を目指します。
臀部等に創が出来れば痛いと思います。
痛いのに痛いと訴えることできない利用者様の為にも早期発見、早期治癒を目指し、繰り返さないように状態観察、職員間の連携を行っていかなければいけないと思います。
そして、私自身褥瘡についてもっと学ぶべきだと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます