育脳に目覚めた絵本おばさんが0~6歳向けの絵本を紹介するブログ

息子(3歳)の育脳目的で「毎日1冊読み聞かせる事」を目標にしていたら絵本選びが面白くなった絵本おばさんです。

【絵本】ちいさなたまねぎさん【0歳児向け】

2019-08-19 13:28:28 | 0歳児向け
育脳に興味をお持ちの全国のみなさまこんにちは、絵本おばさんです。
子供ってなぜか台所が好きですよね。ちょっと目を離したすきに「引き出しを開けて中身をばら撒かれた」なんて経験をされた方もすくなくないと思います。
今日は台所という身近な場所が舞台のお話です。

本日ご紹介する絵本はこちら


▲ちいさなたまねぎさん

せな けいこ/作・絵
金の星社


<絵本おばさんの感想>
ある日、じゃがいもさんがネズミにかじられてしまいました。
「大切なお友達に酷い事を!二度とかじらせないぞ!」と台所の仲間たちは一丸となってネズミと闘います。しかしネズミは身軽にかわし再びじゃがいもさんの前に現れます。
その時、ちいさなたまねぎさんが勇敢に立ち向かうというお話です。

スプーンやお皿、にんじん、じゃがいもなど離乳食の時期に赤ちゃんが触れる食器や野菜が登場します。
キャベツの葉を「包帯に」といって差し出すシーンはやさしさが表現された素敵な文章と絵です。
一変して、ネズミが登場するシーンでは文章がない絵のみのページです。
しかしそこには時間の移り変わりとネズミの意地悪な雰囲気が見事に表現されており、絵本おばさんは大人ながらに恐怖を感じました。
みなさまにも是非ご覧いただきたい一ページです。

擬音語も含まれているので0歳からでも楽しむことができます。
また、離乳食を始めた赤ちゃんへは食事時間の少し前に読み聞かせてあげると食事中の話題ができます。
1歳からは野菜や食器、道具の名称などを一つづつ言いながら読んであげましょう。
2歳からは痛みや思いやりなどを関連づけながら読んであげるとお友達との関わりに活かせます。


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