湯めぐりシリーズNo.85
平成20年7月20日(日)~21日(海の日)
美人の湯 十勝川温泉 笹井ホテル 音更町十勝川温泉北15丁目1 0155-46-2211
泉 質 ナトリウム-塩化物-炭酸水素塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
泉 温 53℃
湧 出 量 840L/min 動力揚湯
p H 値 8.0
適 応 症 神経痛、筋肉痛、五十肩など
宿泊料金 ¥9,100 夕・朝食ともバイキング
十勝川温泉郷の特質はモール温泉である。
モールとは、ドイツ語に由来し「植物性」のことを意味している。
太古の原生林が地中に堆積し、炭化していく過程でできる亜炭、泥炭層、その植物性繊維の層を
通じて湧き出たお湯で、ミネラルや有機物を含んだ「フミン物質」が溶け込んでおり、「お肌すべすべ、
化粧水のような温泉水」と例えられる。ここ笹井ホテルは十勝川でも老舗の温泉だ。
ホテルの規模は、南館、東館とも6階建て、さらに2階建ての別館がある。
浴槽は結構な広さだが、夕食時のバイキング会場での宿泊者の数をみてびっくりした。
…というより、うんざりした。
この数が全員入浴したらと思うと、とても気持ち悪い。お互い、ひと汗かいて、その汗をつける…。
温泉場では出浴時かぶらない上がり湯をしっかりかけて出た。折角のモール温泉湯も、他の温泉場
ならばツルツル感がたまらなくて、そのまま出浴するが、ここではヌルヌルしたようで嫌気がさす。
バイキング会場は夕食、朝食とも相変わらず中国、韓国、台湾からの団体客が多い。
料理も客筋に合わせ、キムチや中華が多く中央部に配膳してある。
日本食コーナーの刺身や麺類は端のほうに配置してあり、主役は第三国人向けだ。
団体で来ている中国人は、朝食時に並んだバイキングの食料のなかから、好みの食品をタッパーに
詰め、お茶やコーヒーはポットに入れて持ち帰る。
どこにいても会話は大声で話し、マナーに関しては最低だ。
われわれも、早朝出発し中札内の森の美術館を訪ねたが、時間前(10時開館)、田中義剛の
花畑牧場へと廻ったが、すでに長蛇の列で2ケ所の観光地を飛ばし、豊似の中川一郎記念館に
立ち寄ってから天馬街道へと向かう。
峠は霧が立ち込め、視界が悪くて景色など堪能する余裕はない。
昼食は、新ひだか町三石の海浜公園ですませ、苫小牧東病院に入院の爺ちゃん、婆ちゃんを見舞い
帰宅。2日間の総走行距離2,005キロ。
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