健康には菜耕! 

北海道に生まれ育ち、四季折々大地の恵みと自然美豊かな充実の日々
道内をめぐり未知の世界を発見できることに、ただ感謝!

85 十勝川温泉 笹井ホテル

2013-03-04 | 温泉めぐり

 湯めぐりシリーズNo.85               

平成20年7月20日(日)~21日(海の日)

美人の湯 十勝川温泉  笹井ホテル            音更町十勝川温泉北15丁目1  0155-46-2211

泉   質  ナトリウム-塩化物-炭酸水素塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)

泉   温  53

量  840L/min  動力揚湯

p H       8.0

症  神経痛、筋肉痛、五十肩など

宿泊料金  ¥9,100            夕・朝食ともバイキング

 

  十勝川温泉郷の特質はモール温泉である。

 モールとは、ドイツ語に由来し「植物性」のことを意味している。

 太古の原生林が地中に堆積し、炭化していく過程でできる亜炭、泥炭層、その植物性繊維の層を

通じて湧き出たお湯で、ミネラルや有機物を含んだ「フミン物質」が溶け込んでおり、「お肌すべすべ、

化粧水のような温泉水」と例えられる。ここ笹井ホテルは十勝川でも老舗の温泉だ。

 ホテルの規模は、南館、東館とも6階建て、さらに2階建ての別館がある。

 浴槽は結構な広さだが、夕食時のバイキング会場での宿泊者の数をみてびっくりした。

 …というより、うんざりした。

 この数が全員入浴したらと思うと、とても気持ち悪い。お互い、ひと汗かいて、その汗をつける…。

 温泉場では出浴時かぶらない上がり湯をしっかりかけて出た。折角のモール温泉湯も、他の温泉場

ならばツルツル感がたまらなくて、そのまま出浴するが、ここではヌルヌルしたようで嫌気がさす。

 バイキング会場は夕食、朝食とも相変わらず中国、韓国、台湾からの団体客が多い。

 料理も客筋に合わせ、キムチや中華が多く中央部に配膳してある。

 日本食コーナーの刺身や麺類は端のほうに配置してあり、主役は第三国人向けだ。

 団体で来ている中国人は、朝食時に並んだバイキングの食料のなかから、好みの食品をタッパーに

詰め、お茶やコーヒーはポットに入れて持ち帰る。

 どこにいても会話は大声で話し、マナーに関しては最低だ。

 われわれも、早朝出発し中札内の森の美術館を訪ねたが、時間前(10時開館)、田中義剛の

花畑牧場へと廻ったが、すでに長蛇の列で2ケ所の観光地を飛ばし、豊似の中川一郎記念館に

立ち寄ってから天馬街道へと向かう。

 峠は霧が立ち込め、視界が悪くて景色など堪能する余裕はない。

 昼食は、新ひだか町三石の海浜公園ですませ、苫小牧東病院に入院の爺ちゃん、婆ちゃんを見舞い

帰宅。2日間の総走行距離2,005キロ。


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