お陰様で、生かされている日々を、丁寧に過ごしています。ご縁に感謝します。

作家、看護師の岡本理香、肺がんの母を看取り、自身のリンパ性白血病ステージⅣ診断。活動休止、コツコツ療養しています。

体で知ると納得できる

2010年06月08日 | 
大阪府立の看護学校、もう25年前に卒業。
大学編入のための資料を取り寄せるために、調べると、閉校になっている。

二度とここには足を踏み入れないと思うほどの試練の3年間だったな。
実習中は、布団で寝たことがない、風呂に入る時間はない、パンを片手に机で日誌を書いていた・・・
恐怖の申し送り、計画発表・・・

教務に入る時は、白のブラウスと紺のスカートに着替えて、○○先生、今、お時間よろしいでしょうか?
と、2メートル離れて伺う。
先生にお尻を向けてはいけない、先生の陰を踏んではならない。

大学並みの単位を修得するために、テストテストの連続。
実習日誌は、山の如く積みあがる。

何故?その時間にそれをするの?目的は?と質問攻め。
勉強をしないとついていけない。

その時代も母は見ていてくれたんだな。
学院長賞をいただき、卒業。
母は無反応だったが、密かにほほ笑んでいたんだろうな。

就職先は、大反対だったが・・・

反対を押し切り。

その就職先で、私は摂食障害を発症し、主治医に出逢った。



そうこれなんだよ。
ね、ママ。

父とのこと。
これと同じなんだよね。

私を父から守ってくれていたんだ。


今は、それが分かる。

そして、体で知ったから、父のことは納得した。
引き離されると、心理、逢いたくなる、美化する。

そうこれなんだよ。
ね、ママ。

自分で、体で、知ること。
今は、これをしていますよ。

これが、また、スコブル宜しいのよ。

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