ロッカールーム

芸人・エディーのオフィシャルサイト『GOODJOB』の闘う日記、その名も「ロッカールーム」。14年秋からコチラに引越し。

携帯のマナー

2005-01-31 01:21:00 | 日記・エッセイ・コラム
 1月31日(月) 対戦相手:圏外
 有楽町線

 ザ・オーディションです。別に『ザ』は付けなくても良いのですが、10年程前、ボクがこの世界に入って初めての舞台の名前が『ザ・オーディション』だったので、なんとなく付けてしまいました。『ザ・テレビジョン』とか『ザ・ウルトラマン』とか、改めて考えると“ザ”がさほど意味を成してない物が多いですね。だから出だしの言葉にも意味は無いのです。

 で、何のオーディションかというと、舞浜にある某ホテルでのパフォーマンスのお仕事なのですが、合格し内容が固まったら詳しくお知らせいたします。合格しなかったら、たぶんこの事には一切触れませんよ。

 舞浜に向かう有楽町線の最前列車両。ひとりのおっさんが、急に大声で話し出しました。世間では梅も咲いたし、このおっさんの頭の中にも梅が咲いたのか?と思いましたが、耳にはイヤホン、そしてコードは手元の携帯電話に繋がっており、どうも電話をしていたようです。

 「…だから、買いなんだよ。で、FAX届いてるか確認してくれよ。聞こえないよ。FAX…もしもし?もしも~し。」

 駅に停車した時に掛けたようですが、電車が走り出して、どうも電話が切れてしまったようです。おっさんは次の駅ですかさずリダイヤルしたようで、

 「もしもし?だからFAX届いてんのか?って聞いてんだよ。確認するのに何分掛かってるんだよ?もしもし?もしも~し。」

 また切れました。解りやすいです。だって電車が加速していくと、おっさんの声も大きくなりますもん。電波と反比例して声が大きくなっていきます。

 おっさんはこの、駅に停車→電話→電車発進→大声で話す→電話切れる→次の駅直前でスタンバイを4回は繰り返しました。

 おっさん、アホやろ?

 電車降りて電波の良い状態で事態を収拾するか、電話掛けずに行き先に急ぐか、どっちかにしようよ。車両も空いてきて、おっさんはボクの隣に座り、またどこかに電話し出しました。さっきとは違ってちょっと弱気な声です。

 「ええ、ええ、すいません。今、向かっております。はい、今、有楽町でして…。」

 そこまで言いかけて電話をしまいました。謝りの電話も途中で切れたようです。学習能力ナッシング!おっさんは大きな紙袋をバッサバッサさせて車両後方に猛ダッシュしていきました。次で降りるのね。

 車内での通話、特に面白い通話はご遠慮ください。


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