6月2日(金) 対戦相手:偉い人
板橋・稽古場
今日も昼夜でステレンジャーの稽古です。昼の横浜チームの稽古はボクの指導もあってか早めに終了。余った分を江戸川チームの稽古&作り物に回します。
普段、あまり2チーム稼動というのが無いですから、衣装やヘルメットは何かあったときの予備として2セットあるのですが、小道具や怪人の衣装はオンリーワン。今までは現場が重なっても『ゴミ分別編』と『地球温暖化編』だったりして怪人に関してはバッティングしなかったんですよ。で、
急いで作ってます!
一から新しいのを作ろうかと思ったんですが、どうのも間に合わなくて、昨年の『愛・地球博』で作成した“アースデストロイヤー”というボス級の怪人がほこりを被っていたのを思い出して、急遽改造。でないと間に合わないんだもん。
ボディの部分は赤を足して何とかなります。問題は顔のパーツですよ。目の周りを隠すマスクは予備があったのでこれまた赤を貼って加工。でも頭に被るパーツだけはハンズにも良さげな物が無いし、どうしましょう??と思っていると、江戸川での怪人担当の成田山が
「いいアイデアあるから任しときーな。」
最初はシャンプーハットで作ろうと思ったらしいんですよ。ところが
「シャンプーハットやと、頭が入れへんねん。」
で、麦藁帽子を加工してはげたスキンヘッドの頭を剥き出しに、しかもマスクを付けずにメイクで何とかしようとしたみたいですが、ステレンジャーの総括であるボクが
NG
を出し、しぶしぶこのような形になりました。明日の本番ではメイクするようですが、今日の稽古では《おでこ》が寂しいという事でメイク道具を引っ張り出して何かワンポイントを加えます。別に明日やってくれればいいんですよ。今日やらなくてもいいんですよ。ただ、成田山はこういったムダな部分になると力が入るタイプで、何故か嬉しそう。眉ペンシルを持って何か文字を書こうとしているようです。
なかなか書けない事に郷を煮やし、メンバーに
「何か書いてえな。」
ただメンバーも、お仕事をくれる一番偉い人には遠慮がちで、誰一人として書き出そうとしません。そこで爆弾娘・咲子ちゃんがペンシルを持ち大役を任されました。ただ、何を書いていいかは迷っているようです。
「太陽の“太”って字、書いてみたら?」
咲子ちゃん、字ぃ間違ってるって。
エディーさんも衣装作成ご苦労様。早く腕の傷が治りますように☆
咲子ちゃん>>その大胆さが咲子ちゃんの魅力です。でも聞いたよ。『炎』って字書くのに『火』書いてから「どういう字でしたっけ?」発言。
ボクのいない現場で面白い事をされると損した気分になります。
PENGINさん>>腕の傷はもうすっかりくっ付きましたよ。
『炎』<<どうせならお客さん全員に解る様に書かなきゃですよねぇ。
なんか素敵ですwww
咲子ちゃんが”イヌ”をどのように書き
”不知火”をなんて読むのか
興味ありますヘ(゜∀゜ヘ)アヒャ
何て読むんでしょう?
『火を知らない』みたいだから
『ひのたま』?
『原始人』?
ごめんなさいm(__)m全くわかりません(;_;)
咲子ちゃん>>惜しいっ!「火を知らない」までは良かったのですが、それから行ってはいけない方向に行ってしまいました。
戻って来れないだろうなぁ。