「ミツバチ駆除せずよかった」の記事

朝日新聞　10月4日の7面「声」に投稿されていた記事に感動。

内容は、

野菜を作っている温室のガラスに小さな蜂が直径20センチくらいにびっしりと固まっていたので、驚いて、蜂駆除の業者に相談した。料金が高かったため、別の業者に電話してみた。

そこでは、話を詳しく聴いてくれた後、

「スズメバチではなく、それは多分ニホンミツバチではないかと思う。一時は絶滅の危機にあったようで貴重な存在です。
何かに襲われて逃げてきたのかもしれませんし、雨で寒いから少し休んでいるんじゃないかな。そっとしておけばすぐいなくなると思う。
大変でしょうが、軒先を、2，3日貸してあげてください」という。


投稿者はその話を聴いて胸がいっぱいになったそう。
翌日、いつの間にかハチは旅立っていたらしい。
あわてて駆除しないで本当によかった。さっそく業者の人にハチが移動していったことを報告し、電話での言葉が嬉しかったことを伝えたとのこと。

こんな心ある専門の業者さんがいることを本当によかったと思う。

この業者さんだけでなく、すべての業種の人たちが、ただもうけ主義だけに走らず、
専門家だからこそ、本質を見抜き、一番ふさわしい選択を提案してくれるようになったなら、
私たちは安心して、相談できるのに。

たとえば病院。
必要でない検査や薬、、、医者に行っても不安だらけ、
なので医者に行った後もネットで調べまくり、挙句余計に不安になる・・・の悪循環
(もちろん、神の手を持つ尊敬できる方もいっぱいいるらしいけど）


専門家だからこそ、自分の仕事に「愛」を持って、携わってほしい。