ソウル報告２

色彩のパワーあふれるソウル！マンウォッチィングもさることながら、町並みの色もとても興味あり。

古くて新しいスポットとして脚光を浴びている三清洞（サムチョンドン）の街へ繰り出す。ガイドブックには写真しか載っておらず、行き当たりばったりでいこうとしたのが間違いで途中案の定迷ってしまった。多分この路地を入ると見えてくるのでは～とただ直感と頼りに歩いていると、そうは問屋がおろさない（古い～表現！）迷路のど真ん中～

もう人に聞くしかない。たまたま通りかかった人のよさそうな男性にガイドブックにある写真を見せて「ここ、ここ」と日本語でたずねると、その人はどうせ韓国語は通じないだろう、ついてこいとばかりに無言で自分の行く方向とは逆の方へもくもくと歩き出す。

どんどん歩く・・・どんどん歩く・・・どこまでで行くの～？？？

途中、こんな遠くまで一緒に行ってもらって申し訳ないよ～でも韓国語わからない～状態で必死でついていく・・

細い道を次々と入り、絶対素人では見つけられないような場所にそれはあった。多分ガイドブックにも説明できないので案内は省略されていたと思われる。

本当にありがとう！身振り手振りでお礼を言って「ア～韓国語が話せたら！」とこのとき切に思う。。私の知っているのは「アニヨハセヨ」「カムサムミダ」「サランヘヨ」オンリー。もう二度とお目にはかかれないと思うけど、親切な人と出会いとても温かい気持ちになる。だって若いときならいざ知らずこんなおばさん二人を連れてってくれるなんて心底優しい人なんだよ～！男は顔じゃない、こういう男がいいんだな～。とおばさんになったからこそ思う。（欲を言えばヨンさまのような・・・バチあたり！！）

この街は今も瓦屋根と漆喰壁の伝統的な家屋が残り、いくつかは国家指定文化財として保存されているらしい。他にも修復中の家がたくさんあり、町の保存に力を入れているのがよくわかる。いいな～こういう、町並みを見直す気運！！！

個性的なレストランやブティック、伝統的カフェなどもあちこちにあり、とても素敵な町。今度来たときには絶対ここでゆっくりと時間を過ごしたいと思う。

ソウルは、近代的なビルとこのような郷愁をさそう町並みがうまく調和しながら混在している街となっていた。