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通訳サービス(ブログより)

2007年11月27日 |  テレビ電話について
待望のGally Lifeがスタート。「Good morning!」と笑顔で交わし、一日が始まる。

15日よりIIPオリエンテーションが始まるので、それにあわせて渡米したのに、20日に延期となった。それを前もって知らせてほしかったとIIP責任者に話したら、「sorry」と一言。
プラス思考に気を持ち直し、IIP(International Internship Program)で学生となったわけだから、今後米国で生活するに当たって、必要な手続きを一つ一つ済ませていくことにした。

かのスーツケースは行方不明のまま。
まず、無事に着いたかどうかを確認することにした。デルタ航空パッケージサービスセンターにコンタクトを取るため、米国の電話通訳サービスを利用することに。

ここで、米国の電話通訳サービスの実情を説明しよう。
米国はVP(Video Phone)つまり、インターネット通信を利用して、ビデオ電話で話すものが主流である。私が初めてそれを見たのは、アメリカを自転車横断した2002年。米国はすでに、そのVPを使って、リレー通訳サービスを開始していたおり、初めてみた私は、その便利さに唖然とした。それから4年。米国は更に発展させて、全米全ての人が使えるようになっていた。

ギャローデット大学はもちろん、カリフォルニア州立大学ノースリッジ校なども教授やろう者の職員がいる部屋には全てVPが設置されている。

日本では通訳サービスはないもの、テレBB(旧式100モデル)があり、日本にも広まりつつはある。石川県ろう協会にも設置してあり、私の知るところ、兵庫、
鹿児島、岡山のろう協会にもあり、所用をFAXや通訳を介しての電話ではなく、VPでダイレクトに済ませている。パソコンのビデオチャットのようなものだが、動きもかなりスムーズで、難なく済ませられることが利点である。

話しは戻って、私は今回、初めてVPの通訳サービスを使い、パッケージの行方を追った。電話番号を入力した後、ちゃんとデルタ航空へ繋がっているか反応を待っていたら、画面に登場した通訳者が「デルタ航空のパッケージサービスセンターです。所用は?」と音声英語からアメリカ手話へと通訳し、私に話しかけてきた。
「スーツケースが届かない」とアメリカ手話で答えたら、それを画面に映っている通訳者が音声で向こうに通訳してくれている。こういったやり取りを続けているうちに、翌日の14日朝、DCAにスーツケースが届いていたことが判明。「Thank you」と電話を切り、スーツケースが無事だったことに安堵しながら、電話をかけたいときにスムーズに済ませられる利便さに感動した。

日本では、電話をかけるためには、まず手話通訳者を探さなければならない。そして手話通訳者の都合を聞き、よければ、電話をお願いする。手話通訳者の都合次第で待つこともあり、かなり制限がかかるのが現状であろう。

米国のVP初使用のおかげで、やっとスーツケースと対面できた。
愛用のメガネに切り替えながら、米国の不便性、利便性の両極面をしみじみ感じた。

2007/08/21
http://karryasia.cocolog-nifty.com/myroad/2007/08/post_68c5.html

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