エコライフのパイオニア 太陽光発電システム見積専科

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太陽光発電システムの価格の考え方の概要

2009年02月28日 |  太陽光発電システム
「太陽光発電システムっていくらなの?」
「うちは月に12,000円くらい電気をつかってるけど、太陽光はいくらするの?」
「昨日、訪問販売さんと300万円で契約したけど、価格は妥当なの?」
という話が非常に多いんです。

電話で受ける分には、細かい事をお聞きできるのでまだ回答できるのですが、メールで一行だけだと答えに困ってしまうことがございます。

今回は、太陽光発電システムの価格の考え方の概要を書かせていただきます。
その後続きで細かい条件を書かせていただきます。

太陽光発電の価格はどのようにして決まるのか?

まず、各メーカーさんのカタログに希望小売価格として載っていますね。
①太陽電池モジュール(パネル)
②パワーコンディショナー・接続箱(メーカーによっては不要の場合あり)
③接続用ケーブル
④昇圧装置(設置条件により使用)
⑤発電モニター(標準装備のメーカーもあり)
メーカーカタログにはこの内①②③でシステムを組んで標準機器価格と書いてあるのが基本です。この標準機器も販売会社によってメーカーからの仕入れ価格は大きく違います。

これ以外に何が必要なのか?
⑥架台
⑦屋根工事費
⑧電気工事費
⑨売電用メーター
⑩申請費用(電力会社・補助金)
⑪運搬費
⑫諸経費(交通費など)
⑬販売会社の利益

ざっと並べただけでも13項目しかも、工事費の中には後で述べますが雑材料費や条件によりさまざまな追加項目が出てきます。

これだけ読んでいただければ、うちはいくらなの?と聞かれて困るのがわかっていただけるかと思います。それでは目安はないのかと言われれば、無いとはいえません。

住宅用の補助金を扱っている太陽光発電普及拡大センターでは、補助金申請の内容を公表していますが、kW単価はないですね。最高と最低も書いていないですが、推定すると約70万円近く違います。3kWとすれば210万円位違ってくるという事です。ただ、経験上から平均単価は当たらずも遠からずという事で、十分参考にはなるでしょう。

ここで言うkW単価ですが、基本として太陽光発電システムはkWでシステム容量を表します。例えば公称最大出力が200Wのモジュールが15枚で3,000W=3.0Kwシステムとなります。

そこで価格の話に戻りますが、①から⑤まではメーカーからいくらで仕入れているかで変わってきますが、所詮全ての項目の原価を積み上げそれに会社の利益を足したものが販売設置価格です。会社の利益設定はその会社によって経費のかけ方、利益の考え方によって左右されます。

⑥の架台についてお話します。
まず、架台は屋根の大きさと屋根材に大きく左右されます。
よくお電話で屋根材は何ですかとお聞きすると、「普通の屋根だよ」・「よくわからない」・「黒い屋根だよ」等答えられ絶句する事があります。しかし、これが当たり前かなと思いますよ。私もこの仕事に携わるまで屋根なんか気にして見た事は皆無だったと思います。

太陽電池モジュール(パネル)はメーカーによってさまざまな大きさがあります。しかし、ご自宅の屋根の大きさは決まっています。しかも、設置に際しては上下左右にどれだけのスペースをとるか決められています。(スペースを守らないとメーカーの保証が得られない場合がある)
さて、ここからがパズルです。いくつもの種類のパネルを縦に置いたり横に置いたり、メーカーによっては三角のモジュールもあったりと大変です。設置工法によりますが、同じモジュールを同じ枚数設置するのも縦置きと横置きでは架台の価格が違ってきます。何で?と皆さんお考えになると思います。
架台を縦を基本として組むのか横を基本として組むかによって、架台を構成する部材の量が違ってくるのです。当然、価格も違ってきます。厳密に言えば、部材の量が違えば手間がかかる方が工事費も影響がでてもおかしくありません。
又、同じモジュールを同じ枚数を3面に別々に設置するともっと違いがでてきます。

次に屋根材によって設置工法が違ってくるのです。例えば瓦屋根で支持瓦工法というものがあります。簡単に説明すると屋根と架台の支持点の瓦をアルミダイキャストの瓦もどきに変更します。当然他の工法と比べて明らかにそのアルミ製の瓦が増えるので高くなります。
もっと極端なのは平面の陸屋根と呼ばれる屋根に設置する場合は、角度をつけるため架台を三角に組みます。見ただけで材料費が高いと判断できるでしょう。

このように同じ3kWシステムを設置するとしても架台だけで15万円から20万円違いが出てもおかしくありません。例えば15万円違ったとして3kWの場合、kW当たり5万円違ってくるという結果になります。これに工事費も当然違ってくると考えて良いと思います。

又、屋根によっては特殊な金具を使用しないと設置不可能ということで、金具代だけで20万円という事もありました。

いかがでしょうか。13項目のうち架台だけをとってもこれだけの説明が必要であり、価格に大きな差が出るのです。何の条件も知らずにいくら?と聞かれた時の「困ったな~!」という気持ちがご理解いただけましたでしょうか?

九州新幹線 新大阪―鹿児島中央、直通新幹線は「さくら」

2009年02月27日 | Weblog
2011年春の九州新幹線全線開業時から九州・山陽区間を直通運転する新型列車の愛称が「さくら」に決定。応募総数16万8951通の中から「さくら」の応募は7927通と最多で、ほかには「はやぶさ」「はやと」「さつま」など。さくらは05年3月まで長崎―東京間の寝台特急の愛称だった。新幹線に植物の名前が採用されるのは初めて。九州区間ではさくらとつばめの2種、山陽区間ではさくらとのぞみ、ひかり、こだまの4種の新幹線が走ることになる。

 

さくらは1編成8両で、鹿児島中央―新大阪間約900キロを約4時間で結ぶ。1時間に1本の予定、JR九州が10編成、JR西日本が19編成。山あいの急な坂が多い九州区間を走るために全車両モーター、営業速度は最高時速300キロ。現在、博多―新山口間で試験走行中。

さくらの車体はJR西日本のN700系をベースに、JR九州の「つばめ」の内装デザインを採用。「和のもてなし」をコンセプトに、テーブルや手すりに古代桜や朱桜調の木材、外装は陶磁器を思わせる「白藍(しらあい)色」で薄い青みがかかり、金色のライン。運転席と連結部の近くに「KYUSHU」「WEST JAPAN」のロゴマーク。

石原社長は「日本の伝統文化が色濃く残る九州圏と関西圏を結ぶ新幹線にふさわしい愛称に決められた。九州でも愛着のある名前でうれしい。南から咲いていく桜前線のように、九州から関西へ走っていきます」と。2011年春としていた全線開業時期を「3月」と明言。

列車愛称の「さくら」 東京―下関間の特急に1929年、日本で初めての列車愛称が公募され、「櫻(さくら)」が「富士」とともに採用。51年4月には東京―大阪間の特急「つばめ」の臨時列車として「さくら」が運転。59年7月には東京―長崎間の寝台特急の愛称となり、05年3月に廃止されるまで九州と本州を結んでいた。

  


太陽光発電も省エネに省資源化へ

2009年02月26日 |  太陽光発電システム
太陽光発電:高効率・省資源の開発へ 2050年目指し「宇宙発電」も研究進む
 太陽光発電は現在、太陽エネルギーの一部しか活用できておらず、大量導入には多くの原材料が必要だ。このため、各メーカーや研究機関は薄い材料の実用化による省資源化や、集光して太陽光のすべての波長をフル活用し発電効率を上げる技術の開発に力を入れている。宇宙発電構想も進行中だ。【江口一】

 ◆厚さ1ミリ以下

 「我が国の太陽電池技術は世界一だ」。12日に開かれた民主党の勉強会で、東京工業大の小長井誠・太陽光発電システム研究センター長は日本の技術力の高さを強調した。「絶え間ない技術革新のおかげだ。薄膜などの強い分野を強化し、他国の追随を許さないことが日本の進むべき道だ」と意気込む。

 現在の太陽電池は、シリコン(ケイ素)の塊を使う「結晶シリコン」システムが一般的で、技術的には成熟してきた。しかし、太陽光から電力の変換効率が市販用では10%台とまだ低い。また、大規模に導入すると、シリコン不足が懸念されることから、政府は昨年7月、「新材料・新構造を利用し、30年以降に発電効率40%以上で1キロワット時あたりの発電コストが(原子力発電並みの)7円の太陽電池」を実現する方針を決めた。

 こうした状況の中、少ない材料で効率よく発電できる「薄膜型」太陽電池の開発に力が入れられている。その一つが銅、インジウム、ガリウム、セレンで構成する「CIGS薄膜」だ。文字通り、厚さ1ミリ以下の「薄い膜」で、シリコンを使わない太陽電池として有力視されている。

 CIGSは実用化してはいるが、市販用の効率は10%前後だ。産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の仁木栄・太陽光発電研究センター副センター長らは昨年、それを17・7%まで引き上げることに成功した。

 効率だけなら他に上回る成果があるが、仁木さんらは電池の基板を工夫して曲げられるようにし、平面でなくても設置可能にした。取り付け不可だった場所にも導入が進むことが期待される。仁木さんは「約20%の効率は現状ではかなり高効率といえる。早期に実用化したい」と話す。

 このほかシリコン自体や、別の材料による薄膜化も研究・開発が盛んだ。

 ◆光をフル活用

 豊田工業大の山口真史教授らは、太陽光をレンズで集光し、併せて可視光以外も発電に利用する「太陽光フル活用」システムの開発を目指す。

 太陽光の波長は200~1800ナノメートル(ナノは10億分の1)。山口教授によると、現在のシリコン型電池は可視光の領域(500~900ナノメートル)しか使っていない。紫外線や赤外線を活用できれば効率は上がるが、それには多くの材料による多層構造にする必要がある。

 これまでは波長900~1800ナノメートルの近赤外線を電力変換する材料がなく、フル活用が難しかった。最近、窒素系化合物半導体で有力な材料を発見し、実験段階では3~4割の効率が達成可能になった。

 一方、集光すれば電池の設置面積は小さくてよく、省資源、低コストになる。同じ発電量なら集光率500倍で理論上、面積は500分の1で済む。

 約400倍の集光率と太陽を自動追尾するシステムを併用し、多層構造の太陽電池で発電実験した結果、既存のシリコン型に比べて同じ面積での発電量が約1・7倍になった。山口教授は「集光率1000倍で効率40%の太陽電池なら、原発と同程度の費用で発電できる」と話す。

 ◆「夢ではない」

 国は50年までに宇宙太陽光発電の実現を目指すが、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の佐々木進・高度ミッション研究グループ長は「夢の技術ではなく、30年には実現できる」と強調する。

 JAXAの計画では、赤道上空約3万6000キロメートルの軌道上に設置、長径約3・5キロ、短径約2・5キロの楕円(だえん)形の大型反射鏡2基で太陽電池に集光して発電し、マイクロ波に変換して地上に送る。地上には直径約2キロの受電装置を設け、電力に再変換する。規模は原発1基分相当の100万キロワット。昼夜を問わず一年中、安定した発電が可能だという。

 宇宙発電は米国が1960年代に計画したが、80年代に中断した。90年代以降日本で研究が活発化し、米が開発を再開した。この経緯から佐々木さんは「日本が宇宙発電の最先端だ」と説明する。

 現在、地上でマイクロ波の送受信実験に着手している。10年代後半には、100キロワット級の小型装置を打ち上げ、実際に「ミニ宇宙発電」を試す予定だ。

日本でも太陽光発電の高値買い取り制度,経産省が2010年度に導入検討

2009年02月25日 |  太陽光発電システム
二階俊博経済産業省相は2009年2月24日の記者会見で,太陽光発電による電力を電気事業者が1kWh当たり50円弱という高値で買い取ることを義務付ける仕組みを検討していると発表。

同制度の詳細はこれから検討して決めるというが,電力会社の負担分は一般の電気料金への上乗せでカバーするという点で,欧州を中心に広がっている「Feed-in Tariffs(FIT)」制度と基本的に同じである。経産省は今国会中に法案を提出し2010年にも実施する方針で,さらに「(少なくとも)予算がついている2010年度末までは家庭向け太陽光発電システムの設置補助金制度と併用する」(経産省)としている。早くシステムを導入するほど大きいメリットを得られる格好だ。

当初の買い取り額は,現時点の電力料金の2倍程度,すなわち48円/kWh前後になる見込み。買い取りを義務付ける期間は約10年である。

償却期間は半減の約10年か
仮に最大出力が4kWの太陽光発電システムを設置した場合,1年間の発電量は約4200kWh(稼動率0.12で計算)。これをすべて電力会社が48円/kWhで買い取ると,買い取り額は約20万円/年となる。

設置補助金制度は,システムの購入時に最大出力1kW当たり7万円,つまりシステム価格の1割超を国が負担するものとなっている。この制度を利用すると,60万円/kWのシステム4kW分が210万円程で設置可能となる。

つまり,FITの電力買い取り制度と併せると,およそ10年で初期費用がほとんど償却できる計算で,従来20年超かかっていた時間を半減できる。実際には,FITの買い取り価格は年を追うごとに下がる可能性があり,しかも太陽光発電による電力の一定量は家庭内で利用するため,償却にかかる期間はこれより長くなる可能性がある。

ホンダ新型ハイブリッド車 インサイト快走

2009年02月24日 | Weblog
新聞をちらっと読んでいたら、景気悪化の中でホンダ新型ハイブリッド車が売れているとのこと。低燃費に加え、低価格が189万円と安い点が消費者に受け入れられ、好調な滑り出しになったと見られる。という記事。

ずっと前から環境対応のハイブリッド車がどうしても欲しかった。2月上旬に産業フェアで展示されていたのを見せていただいたとき、ハイブリッド車の進化にはすごく驚いた。デザインまで進んで、ガソリン車と違わないほど・・・。

ホンダ・インサイトについて、ちょっと調べてみました。


ホンダ・インサイト (INSIGHT) は本田技研工業が生産・販売しているハイブリッド自動車。2006年7月で一度生産・販売を終了していたが、2009年2月にコンセプトを変更の上、新型ハイブリッド戦略車として約2年7ヶ月ぶりに復活した。

車名は英語で「洞察力・見抜く力」を意味する「insight」に由来する。

受賞歴
初代 2000年のインターナショナル・エンジン・オブ・イヤー(en:International Engine of the Year)を受賞した。また、その後、2006年に生産中止になるまで1リッター未満のクラス(sub-1 liter)を7年連続で受賞し続けた。

生産 初代モデルはかつて、NSX専用の生産工場として建設されたホンダ栃木製作所高根沢工場で、既存のNSX、S2000とともに生産されていた。2004年4月にホンダの完成車一貫生産構想に基づき全3車種とも高根沢工場での生産を中止し、ホンダ鈴鹿製作所の少量車種専用ライン、TDラインへ生産を移管された。その後、2006年7月に生産を終了した。
2代目は鈴鹿製作所で生産される。

ホンダ・インサイト(2代目) ZE2型 米国仕様

製造期間 2009年~
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドア ハッチバックセダン
ハイブリッド Honda IMAシステム
エンジン LDA型:1.3L 直4 SOHC i-VTEC i-DSI
モーター MF6型 :薄型DCブラシレスモーター
最高出力 エンジン:65kW/5,800rpm モーター:10kW/1,500rpm
最大トルク エンジン:121N·m/4,500rpm モーター:78N·m/1,000rpm
変速機 ホンダマルチマチックS(CVT)(LSは7スピードモード付)
駆動方式 FF
サスペンション 前:マクファーソンストラット式 後:車軸式
全長 4,390mm 全幅 1,695mm 全高 1,425mm ホイールベース 2,550mm
車両重量 1,190 - 1.200kg
燃費 24.0 - 26.0km/L(JC08モード)

ホンダ・インサイト(初代)ZE1型

製造期間 1999年-2006年
乗車定員 2名
ボディタイプ 3ドアハッチバッククーペ
ハイブリッド Honda IMAシステム
エンジン ECA型:1.0L 直3 SOHC VTEC
モーター MF2型:薄型DCブラシレスモーター
最高出力 エンジン:66kW/5,700rpm モーター(MT):10kW/3,000rpm モーター(CVT):9.2kW/2,000rpm
最大トルク エンジン:92N·m/4,800rpm モーター:49N·m/1,000rpm
変速機 5速MT ホンダマルチマチックS(CVT)
駆動方式 FF
サスペンション 前:マクファーソンストラット 後:車軸式
全長 3,940mm 全幅 1,695mm 全高 1,355mm
ホイールベース 2,400mm
車両重量 MT:820kg CVT:850kg
燃費 MT:36.0km/L(10・15モード) CVT:32.0km/L(10・15モード)

藤崎台のクスノキ群

2009年02月23日 | Weblog
昨年は熊本城入場者数が日本一に輝いた。築城400年のイベントはとても
すばらしかった。市長はじめ市民の皆さんのおかげでしょうね。

藤崎台球場にそびえ立つクスノキ群では、私が小さいときによく遊んでいた
記憶があります。今も時々見ているほど、愛着があります。

大正13年に国が天然記念物に指定されています。藤崎台には明治10年まで
藤崎八旛宮が鎮座されていました。クスノキ群と言われる理由は、7本の
クスノキが群生しているためであり、全国でもとても珍しい。小さい樹齢で
400年、大きい樹で400年、高さが28メートル、樹齢1000年と。

熊本城が建つ前からあり、熊本城が建築される様子も、西南戦争をもここを
見守ってきた”歴史の生き証人”。熊本の街を見下ろしてきた「熊本の長老」
私たちはずっと守り続け、すばらしい子孫に残していかなければいけないですね。

今は、クローンを育成中だとか。

ボランティアガイドの橋本和彦さん(橋本醤油代表)が保護活動しているようです。

太陽光発電シェア世界1位を維持できるか? シャープ・大和ハウス・大日本印刷が住宅用蓄電池で提携

2009年02月22日 | Weblog
シャープは、大和ハウス工業、大日本印刷と提携し、太陽光発電で起こした電力を貯めておく「住宅用蓄電池」を共同開発することを発表。09年度にも共同で、リチウムイオン型の専用電池の量産を開始予定。

住宅用蓄電池普及は、家庭での太陽光発電の利用拡大とCO2排出削減につながります。太陽電池パネル生産量で世界トップのシャープと、国内住宅業界トップの大和ハウスなど異業種が手を組み、地球温暖化防止に向けた家庭のエネルギー転換に取り組む試みに期待が寄せられます。

太陽光発電の欠点を補う「住宅用蓄電池」
太陽電池パネルは、発電中にCO2を出さない半面、昼間しか発電できず、雨天や曇天で発電量が下がる欠点があります。 しかし現在、太陽電池パネルを導入した家庭では、1日の平均的な電力使用量(約12kW/ト時)のうち75%程度をまかなっています。住宅用蓄電池と併用することで、これを100%以上にもっていける可能性があります。

各国企業間で太陽電池パネル生産量競争が過熱
PVニュースによる06年の統計によると、世界の太陽電池パネル生産量の世界シェアは以下の通り。
第1位:シャープ(日本)・・・43万4000kW
第2位:Qセル(ドイツ)・・・25万3000kW
第3位:京セラ(日本)・・・18万0000kW
第4位:サンテック(中国)・・・15万8000kW
第5位:三洋電機(日本)・・・15万5000kW
第6位:三菱電機(日本)・・・11万1000kW
第7位:モーテック(台湾)・・・11万0000kW

2位のQセルは、ドイツ政府の「再生可能エネルギー法」による太陽光発電電力の最低買取価格設定などの優遇措置で、急成長してきた企業です。
ドイツは、国家戦略として再生可能エネルギーの普及に尽力。旧東ドイツ地域で、Qセルのほか、国内中小企業・外国企業に対しても、積極的に太陽電池パネルの誘致を呼びかけています。その結果、実は、06年統計の「国別・太陽光発電量」でドイツは、世界トップの55%を発電しています。

ちなみに、左の写真は、ドイツ・バイエルン地方に設置されているシャープの太陽電池パネル。壮観な光景ですが、右の写真のように日本にも太陽電池パネルを設置する余地はたくさんあります。

昨年7位から、一気に4位へと躍進してきた中国のサンテックは、06年8月に日本の太陽電池メーカーMSKを買収しています。
MSKは、年産20万kWの太陽電池パネルを生産できる設備と、「建材一体型太陽電池」に強い技術力を持った企業でした。しかし、世界的な太陽電池パネルの需要拡大で、太陽電池パネルの部品となる「セル」の仕入れ不足で困窮。そこに、01年からセル生産に乗り出していたサンテックが、設備と技術力、そして日本市場参入への足がかりとしてMSKに目をつけたことで起きた買収劇です。
サンテックは、既存の設備にプラスして20万kWの生産力を抱えた企業となったわけで、1、2年の内に世界第2位に躍り出る可能性があります。

日本政府は、あくまで「原発」推進
ドイツの太陽電池パネル事業の急成長は、間違いなく、ドイツ政府の優遇政策と誘致政策の成果です。
では、日本の太陽光発電政策はというとお寒い限りです。

日本のエネルギー政策を担う「資源・エネルギー庁」は、太陽光・風力・バイオマスといった新エネルギー技術の研究開発支援に132億円、新エネルギーの導入促進に452億円と計590億円を計上。蓄電システムの開発導入に83億円を上げていますが、これと合わせても予算は総額673億円にとどまります。

しかしその一方で、原子力発電については、「安全を大前提とした原子力の推進」との名目で、次世代型軽水炉や高速増殖炉の技術開発費、プルサーマルを含む核燃料サイクルの推進費として、1816億円を計上しています。これは、太陽光発電推進事業の3倍を超える規模です。
NUMOや関西電力など、積極的に原発のPRコマーシャルを流せる訳です。

太陽光発電で優勢なのは日本メーカーであって、日本ではない
今や、CO2排出ゼロの太陽光発電で世界シェアの55%を達成したドイツ。
メーカー別では日本企業が健闘していますが、政府の優遇措置で伸び続けるQセルをはじめとするドイツ企業、日本市場参入への足がかりを得た中国のサンテックと、競争の激化は必至です。

果たして、地震大国・日本において、政府による太陽光発電支援は原子力発電の3分の1で良いのでしょうか?

耳の日ふれあい’09 熊本市

2009年02月21日 | Weblog
耳の日ふれあい’09 熊本市 ★★テーマ★★ 「手話でつながる家族」

 午前の部 演題「家族の冒険記」
  講師:高島 良宏 氏
   NHK手話ニュースキャスター
   世田谷福祉専門学校専任教員

 午後の部
  (1)高島良宏氏と岡本恭典氏 トークショー
  (2)手話のワークショップ

   
     手話で全日本トライアスロン宮古島大会の思い出を語る(右から)高島良宏さん、息子の怜音くん、久美子さん家族=4月19日、宮古島東急リゾート
   
【日時】平成21年3月1日(日)10時から15時まで
【会場】崇城大学市民ホール(熊本市民会館大会議室)
     入場:無料

 主催 熊本市ろう者福祉協会&熊本市手話サークルわかぎ

住宅用太陽光発電システムの設置に対する国の補助金制度について

2009年02月20日 | Weblog
住宅用太陽光発電システムの設置に対する国の補助金制度について
 経済産業省では、太陽光発電協会を通じ、自ら居住する住宅に太陽光発電システムを設置する個人で、電灯契約をしている人を対象に補助金交付の募集を行っています。是非ご応募ください。

【補助の対象者】

 自ら居住する住宅に太陽光発電システムを設置する個人で、電灯契約をしている人

【対象システム】

 以下の要件を満たすことが条件となります。

太陽電池モジュールの変換効率が一定の数値を上回ること(太陽電池の種別毎に基準値を設定)。
一定の品質・性能が確保され、設置後のサポートなどがメーカーなどによって確保されていること(10年以上の出力長期保証)。
最大出力が10kW未満で、且つシステム価格が70万円(税抜)/kW以下であること。

【募集期限】 平成21年3月31日(火)

【補助金額】 対象システムを構成する太陽電池モジュールの公称最大出力1kW当たり7万円

【問い合わせ】 太陽光発電普及拡大センター
 (有限責任中間法人太陽光発電協会内)
 TEL 043-239-6200 FAX 043-239-6201
 URL http://www.j-pec.or.jp/

UD 屋外サインのデザイン案について

2009年02月19日 | Weblog
熊本県からいただいたUD(ユニバーサルデザイン)屋外サインのデザイン案についての資料をいただきました。写真が小さいため、細かいところは当日にならないと分からないですが、私としては前回の方が良かったかなという感じもするのですが、不特定多数がご利用されるためのUDなので、いろんな意見もあると思います。

前回検証した主なサイン
1.地図の色彩が暗い
2.地図の中の文字が小さい
3.緑の地色に白抜きの文字は見づらいなどの意見

今回検証予定
1.地図の色彩を明るくした
2.文字の大きさを大きくした
3.本体の色彩を東駅前広場全体の色彩に調和するようにした

とのことです。個人的には下記の理由で前回が良かったんだけど、皆さんの意見も大事ですね。
1.熊本城は全国的には珍しく、黒を基準とした色彩をしているため
2.白だったら、汚れが目立ってくるのでは?
3.熊本は森の都なので、緑をかならず使ってほしいな。
4.阿蘇はカンデラ、また、古墳も全国で一番多いので、赤もほしいな。